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新宿高島屋で開催中の大北海道展での目玉は北海道の海の幸を詰め込んだ豪華海鮮弁当。しかし今年は北海道を代表する2大寿司ネタに異変が。ウニの価格は5年前に比べると北海道産が約2割、輸入は7割以上もアップしている。北海道産のいくらも5年前と比べ6割以上も高値となっている。最近パック寿司からはイクラとウニが消えている。さかなや成吉ではウニは彩りのために時々、イクラは約2週間前まで入れていたが、価格高騰で1貫500円のウニを入れたら赤字。代わりになる安い魚を探し歩くため以前より仕入れに時間がかかりお昼の売り時を逃してしまうという。一方、ネタの代打作戦が成功したお店も。回転寿司チェーンの寿司活 ジョイナス横浜店では仕入れ値が高騰しているホタテをメニューからはずしてその代わりに高級魚のイメージがある国産ふぐに。ふぐは温暖化の影響などで多くの魚が不漁の中漁獲量が比較的安定しており、規制緩和で保健所への届け出が不要になり回転寿司でも提供が可能になったという。一方で人気のウニは今年5月から店内メニューから外すことになった。
