- 出演者
- 天野ひろゆき(キャイ~ン) 塚原愛
きょうは機内食に特別採用されたという「みかん」が主役となる。そのふるさとは静岡浜松市三ヶ日町でここのみかんは甘くておいしいと評判だが、おいしさの秘密は貯蔵にあった。数か月寝かせることで甘さが引き立ち、まろやかな味わいになるという。みかんをおいしく貯蔵するために使うのは謎のボックスであった。さらに日本最大級の選果場でおいしいみかんを選びだすのはAIであった。また地元で愛されるみかんの和菓子も紹介。
三ケ日のみかんは3か月寝かせることとなる。静岡でもみかんを貯蔵せずに出荷することはあるが主流は貯蔵みかんだという。貯蔵みかんが多く出回る1月から4月のみかんの出荷量は静岡県がここ数年1位とのことだった。そんな三ケ日みかんの秘密を探ってきた。
- キーワード
- 三ヶ日みかん
やって来たのは日本有数のみかんの産地・三ヶ日町である。生産者の高橋良旨さんは3代続くみかん農家である。この日は収穫最盛期でおよそ20人がかりでみかんを一気に摘み取っていく。武藤十夢も収穫を体験することとなった。2度切りと呼ばれる作業はみかんを傷つけないようにギリギリで切るのがとにかく難しいという。武藤十夢はベテランの皆さんに圧倒されながらも20個ほど収穫できていた。ここで「軸が太い・細い 甘いのはどっち?」のクイズ。正解は「軸が細いみかん」であった。軸が太いと水分を多く吸収し味が薄まるため軸が細いほうが水分が適度で甘くなりやすいという。高橋さんは収穫したみかんのうちおよそ3分の2を貯蔵していた。収穫した後木箱に入れて貯蔵するが、みかんは収穫後も呼吸を続けておりそのエネルギー源となるのが甘みの元となる糖と酸味の元となるクエン酸である。クエン酸は糖よりも早く消費されるため、貯蔵したほうが甘さが引き立ちまろやかな味わいになるという。また腐ったみかんが1個あるとほかのみかんも腐ってしまうため、原因となる傷などがないか見極めるのが大切となる。他にもみかんの鮮度を保つため貯蔵庫内では様々な工夫がされていた。適度な温度や湿度を保つために空調設備を整え、空気が常に循環するようにしていた。そして最もこだわっているのが「オゾン」でありみかんなどの植物から発生するエチレンガスは熟成を促す一方で腐敗の原因にもなるが、このエチレンガスを分解しみかんの鮮度を保ってくれるのが低濃度のオゾンだという。高橋さんはこのオゾンをいち早く取り入れ、今では三ヶ日町の他の農家さんも使っているそうである。コストが高くなり値段も高くなることが多いが、高橋さんには特別な思いがあった。「次も買ってこのみかんを食べたいと思うようなみかんをつくるのが大きな目標」とのことだった。また三ヶ日町の柑橘選果場は国内最大級で多いときには1日で500トンのみかんが運ばれてくるという。中でも最大の特徴が数万点の画像データを学習したAIが人の目ではわからない傷や病気をチェックすることである。その速さは1秒間に200個以上だという。出荷作業の自動化によって生産者の高齢化などの課題にも対応していた。
スタジオで高橋さんが育てて貯蔵した三ヶ日みかんを食べることとなった。三ヶ日みかんはビタミンCも豊富だが約1,000人を10年間調査したところ、みかんを多く食べている人たちは血液中のβ-クリプトキサンチンの濃度が高かったがそういう人たちは様々な病気の発症リスクが低いことがわかったという。β-クリプトキサンチンはみかんほど含まれている食品は他にはないとのことだった。
愛知県にある中部国際空港では三ヶ日みかんは国際線の機内食にも使われていた。中でも人気なのは「鶏の三ヶ日みかん鍋仕立て」であった。今回は家庭でもつくりやすい特別レシピを紹介してもらうこととなり「鶏の三ヶ日みかん鍋仕立て」のレシピを紹介していった。
続いては三ヶ日町で80年以上続く和菓子店から。みかんをつかったモナカやまんじゅうを作っているが、中でも人気なのが三ヶ日みかんを白あんと餅で包んだ「みかん大福」である。店主の伊藤さんは大福づくりの体験教室を開いており、普段料理rをしない齋藤湧希も大服づくりを体験することとなった。今後の目標は「三ヶ日の子どもに一度は全員につくってもらいたい。それで三ヶ日みかんと三ヶ日を好きになってほしい」とのことだった。
スタジオでも「鶏の三ヶ日みかん鍋仕立て」「みかん大福」を食べていった。みかん大福は一度凍らせてから半解凍の状態にするとシャリシャリとした食感になるとのこと。武藤十夢は「一言にみかんといっても貯蔵とかして手間暇かかってるんだなと思いました」と話し、天野ひろゆきは「こんなにみかん好きだがまだ1つも賞をもらったことがないので未完の帝王なんです」と話した。
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- みかん大福鶏の三ヶ日みかん鍋仕立て
エンディング映像が流れた。
