- 出演者
- 水野真裕美 関口宏 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニングの映像。
オープニングトーク。関口さんが「バブルの高値を超えた」などとコメントした。
木曜日日経平均株価が34年間超えられなかった史上最高値を突破。歴史的な出来事に証券トップからは「バブル感が全くない企業の利益成長に基づいた株価だな」などの声があった。岸田総理も「心強く思うし力強さも感じている」などと話した。街からは今の株高への警戒感を示す声が多かった。1989年不動産バブルは加熱し地価は高騰し続けた。この年の暮れ株価最高値が飛び出した。翌年1990年から株価は下落し始めバブルは崩壊。その後景気は回復しない年を重ねた日本経済。木曜日、日本銀行の植田総裁は「雇用賃金が増加する中で物価も緩やかに上昇する好循環が強まっていく」などと話した。
日経平均株価の推移をみると34年ぶりに史上最高値を更新し過去最高の水準まで戻ったが、韓国は34年間で株価は約3倍。GDPで日本を抜いたドイツは約9倍。アメリカは14倍も株価が上昇している。22日日銀の植田総裁は「日本液剤はデフレではなくインフレの状態である」と踏み込んだ上で「先行きは雇用賃金が増加する中で物価も緩やかに上昇する」などと話した。今月6日に発表された2023年の実質賃金は前の年を2.5%下回り2年連続で減少している。寺島さんはアベノミクスによりこの10年間で集まったお金が株式市場に向かったことなどが原因。企業は内部留保を増やしており、本質的な意味で業績が上がっている訳では無い。個人株主の持っている株の3分の2は高齢者であり、若者には何のプラスにもならない。本質的な意味で日本の産業力などを高める議論に戻さないといけないなどと話した。みたらしさんは自殺の動機の2番目が経済などと話し、生活に実感が繋がるような政策を打ち出してほしいなどと話した。
日本は戦闘機を輸出すべきなのか。日本がイギリス、イタリアと戦闘機を開発する計画がある。殺傷能力の高い兵器だ。次期戦闘機などを第三国へ輸出すべきか、本格的な協議に入っている。日本からの武器輸出については平和主義に基づく武器輸出三原則で事実上禁止になっている。安倍政権で防衛装備移転三原則で徐々に緩和されてきた。公明党の山口那津男代表は、あらゆる武器について輸出できることにつながってしまうと言う。岸田総理は今月中の結論を求めるというが公明党は慎重な姿勢だ。公明党は福祉の党であると同時に、平和の党だ。殺傷能力の高い兵器を認めてしまえば、あらゆる兵器を輸出できることになる。こんなことを与党の中だけで、決めることではないと目加田さんがいう。戦後の安全保障を根底から覆す話になってしまう。そもそも共同開発はやるべきなのか。それを含めて公明党には自民党を説得してほしいと言う。
天皇陛下が64歳の誕生日を迎え、一般参賀が行われた。コロナ禍で中止が続き、制限なしに行われたtのは4年ぶりとなる。1万6000人が訪れた。天皇陛下は能登半島地震の被災者に哀悼の意を表した。
世界一の半導体メーカーのTSMCの熊本工場が開所した。日本側が1兆2000億円の補助金を出している。半導体は、スマホやAIの普及により需要が拡大している。世界中で争奪戦となっている。かつて日本は半導体のシェアを50パーセント以上持っていたが、2019年には10パーセントになった。サッカーワールドカップのVARは、AI技術を使い、これにも半導体は必要だ。ボールの中のセンサーには半導体が使われている。スマホのチップ1センチ四方の中に、数百億の半導体でできた回路が詰め込まれている。小さければ小さいほど高性能になる。10億ぶんの1m=1nmになる。世界では技術競争が行われている。10nm未満は、台湾、韓国、アメリカが独占している。最も小さいものが3nmだ。パソコンや電気自動車には、10-32nm。10nm-90nmを日本は製造しシェアが18パーセント。熊本第一工場では、12-28nmの量産となり、2027年にできる第2工場では、6-7nmを製造する。日本の半導体メーカーは競争についていけなかった。コロナの影響や、米中対立によって、半導体不足となり、2020年頃からは、ICカードや、車まで販売中止や品薄となった。日本政府は半導体産業に、総額4兆円の補助金を投入している。民間では日本企業8社が出資しラピダスを設立。北海道に工場を作り、今後、5兆円規模の投資をするl最先端3nmより小さい2nmを量産するという。半導体は産業のお米とも言われている。半導体はあくまでも部品であり、技術だ。これを使って何を作るかが問題だ。医療や防災産業に使っていくストーリーが大切だ。これから大切なのは国民生活のレジリエンス=耐久力だ。これを高める産業政策にならなければいけない。半導体ができれば問題が解決することではない。半導体は水を使う。北海道でも熊本でも水を使う。電力も使うことになる。このあとはスポーツだ。
連覇を目指す阪神・岡田監督を上原さんが取材。岡田監督は「去年優勝したことの自信が大きい」などとし、このキャンプでの手応えを口にした。連覇に向け気になるチームとして「巨人」を挙げ「2年連続Bクラスで監督も変わった。本気になっている」などと話した。
巨人・阿部新監督を上原さんが取材。古巣巨人のキャンプでは後輩たちからの挨拶を受けた後、岡田監督が警戒していたことを阿部さんに伝えると、阿部さんは「阪神と五分五分の試合ができれば優勝に一歩近づくと思う」などと話した。かつてのチームメイトとの再会を楽しんだ上原さんは、後輩からアドバイスを求められ指導。ボールの握りを教えた り、体の使い方を自ら実演したりした。初めて開幕投手に選ばれた戸郷には「開幕戦ですべてが決まるわけじゃない。プレッシャーをかけすぎない」などと上原さんなりの考え方を伝えた。そして一昨日の巨人対阪神のOP戦。戸郷は開幕戦でも当たる阪神打線に対しストレート主体のピッチングで開幕に向け手応えを掴んだ。試合は巨人が天敵の伊藤を攻略し快勝した。江川さんは巨人について「若手がいい。層が厚くなっている」などと話した。
プロ18年目の田中将大がフォームの変更に取り組んでいる。去年まではノーワインドアップだったが、今年は最近ではごく少数派となったワインドアップに変更予定。理由の1つは気持ちよく投げるためだという。昨日の中日とのOP戦でもワインドアップでのピッチング。先頭打者から連打を浴びるも4番の中田を打ち取り1回を無失点に抑えた。日米通算200勝まで後3勝だ。
ソフトバンクは台湾の楽天と練習試合。初の対外試合で4番に入った山川は決勝のHR。小久保監督の初陣を勝利で飾った。日本ハム新庄監督が見つめるのはドラフト1位ルーキー細野。監督はピッチングを終えた直後の細野に「グラブを構えたときに球種によって手首が見えてしまうことがある」などと直接アドバイスを送った。江川さんは「いま癖は全部わかってしまう」などとコメント。上原さんは「ベンチの中に癖を見抜くための人がいる。スプリットは癖が出やすい。僕はグローブを大きくして対策した」などとコメントした。
卓球の世界選手権団体戦で日本が中国と対決。第1試合を落とした日本は第2試合で早田ひなが東京オリンピック金メダルの陳夢と対戦。相手の懐を放つ強烈スマッシュで金メダリストを破り1対1となった。第3試合に登場したのは平野美宇で相手は世界ランキング2位の王芸迪と対戦。平野が世界ランキング2位を相手にストレート勝ちし日本が2勝し、世界一に王手をかけた。第4試合をエースの早田ひなが落とし、第5試合では15歳の張本美和が陳夢と対戦。30歳の陳夢を相手に互角で打ち合い大差で第1ゲームを奪っている。ここから陳夢に3ゲームを連取され逆転負けとなり日本は中国撃破の夢はパリオリンピックまで持ち越しとなった。男女共にベスト8入りした為、パリ五輪の団体とシングルスの出場権は獲得したという。
ジェネシス招待の最終日で松山英樹が首位と6打差で1番バーディーでチップインバーディーを獲得。3番もバーディーを取り10番もバーディーを取り11番のPar5と第3打までパーフェクトを取っている。バーディーパットと12番では6つ目のバーディーを取り16番のPar3ではショートサイドに落として8つ目のバーディーを獲得。17番のPar5もバーディーを取り18番では勝利を決めている。ノーボギーのベストスコア62を記録 した。松山選手はソニーオープンinハワイで2002年の1月に勝ったが2022年の3月からはケガを負っていた。2023年の8月には背中痛が出始め松山選手は「しっかり直して2024年のシーズンは全力で行きたい」などとコメントを残している。
松山選手のショット力について説明。15番ホールと16番ホールは通常だとピンが右のコーナーにあるが、バターの寄り過ぎに注意しながら打つと真ん中に行くという。松山選手の場合はショートサイドの狭い所を狙う為、高い弾道で転がらないカット系の球を打っていた。15番ホールの残り187ヤードを6番アイアンで打ち、16番では160ヤードを8番アイアンをカットで打っている。ジェネシスの試合は韓国の車メーカーでシグネチャーイベントと言われ、今年から8試合とメジャーに継ぐ格上げ試合で予選落ちは無かった。賞金も上がっており松山選手は優勝賞金として400万ドルと約6億円だった。今年からはポイントも500ポイントから700ポイントまで上がりメジャーは1000ポイントで57位から3位まで来た為、年間王者も狙えるという。メキシコ・オープンに出場している久常選手が今年のアメリカのツアーで松山選手と出場。昨年のDPワールドツアーのフランスオープンで優勝。マスターズの特別招待に国際的なプレイヤーで出場権を持っていない久常涼が選ばれたという。
Jリーグ開幕戦でサンフレッチェ広島と浦和レッズが対戦した。広島は前半終了間際に大橋祐紀選手がゴールを決め、後半にも追加点を決めて2-0で広島が勝利した。
パリオリンピック代表選考も兼ねた日本選手権 男子20km競歩が行われ、東京オリンピック銅メダリストの山西利和選手が両足が地面から同時に離れる違反を4回行ってしまい失格となった。優勝は東京オリンピック銀メダリストの池田向希選手で、パリオリンピック内定入りを果たした。一方女子は藤井菜々子選手が優勝し、パリオリンピック内定入りを果たした。
女子サッカー・パリオリンピックアジア最終予選で日本と北朝鮮がサウジアラビアで対戦した。試合は互いに攻撃をしのぎ、0-0の引き分けで終わった。28日に国立競技場で行われる第2戦に勝利することでパリオリンピック出場を決める。
「ベスコングルメ」、「坂上&指原のつぶれない店SP」、「日曜劇場 さよならマエストロ ~父と私のアパッシオナート~」、「日曜日の初耳学」の番組宣伝を行った。
ドジャースの大谷翔平が、手術後初めてとなる実戦形式の打撃練習を行った。ロバーツ監督も見つめる中の第3打席、打球はバックスクリーン横に飛び込む移籍後1本目のHR。大谷は28日のオープン戦出場が濃厚である。そして山本由伸はこのキャンプで2度目となる実戦形式の登板。打者10人に対し6奪三振でヒット級の当たりは0。開幕に向け順調に調整が進んでいることを示した。
メジャー2年目のキャンプを迎えたレッドソックスの吉田正尚。去年10月にアメリカで顎関節症の手術を受けていたが、今シーズンはメジャーの頂点を目指しバットを振り続ける。