- 出演者
- 内村光良 大竹一樹(さまぁ~ず) 千原ジュニア 滝沢秀一(マシンガンズ) 村上純(しずる) 西堀亮(マシンガンズ) 雛形あきこ 伊集院光 王林 KAƵMA(しずる)
東京23区の北側、埼玉県との県境に位置する足立区。世間のイメージは治安が悪い、観光名所がないなどとよろしくない。しかし今はそうではないという。2006年以降には足立区に5つの大学が生まれ学士1万7千人の学びを支えている。インスタ映えするカフェも増えている。穴場だと思う街、東京都で最も注目されている街第1位。中央区に比べ足立区の家賃は半分以下。東京で新生活をする人たちを支える。また公園でよく見かけるタコの遊具は足立区生まれ。さらに駅にある売店の防犯用の横開きシャッターは足立区が作っている。足立区がないと生きれないすごいものを紹介していく。
ロイヤルホスト、サブウェイ、焼肉きんぐなど多くのファミリーチェーンなどを足立区が支えているという。パンの種類や野菜をカスタマイズできるサブウェイ。そのサンドイッチに使用される野菜は足立区で作っている。六町にあるデリカフーズでは全国の新鮮な野菜を400トン加工している。多くのファミレスや飲食チェーンに新鮮な野菜を届けている。焼肉きんぐの玉ねぎやロイヤルホストのケールなどは足立区で加工されたカット野菜。デリカフーズに頼む理由は鮮度を保つように常時5度の工場内で素早く野菜をカットしていく。真空パックでみずみずしさをキープ。とれたてかのような野菜を店舗で使える言葉最大のメリット。
また幹線道路沿いには車ですぐ入れる飲食店がある。幹線道路沿いの飲食店は足立区がなければ存在しなかった。くるまやラーメンは1970年に足立区で誕生した。足立区民なら知っているラーメンチェーン店。ニンニクがきいたシンプルな味噌ラーメンがとにかく美味しくもやしのみ。シャキシャキ感を残すために30秒さっと炒める。くるまやラーメンはロードサイドラーメン店を広めたという。その客層はトラック運転手や建設業などのガテン系男子。創業1970年当時から車移動の多いガテン系男性をターゲットに車でもらくらくに入れる広い駐車場を完備。この取り組みで日本の幹線道路沿いに店を建てまくった。すると後をおうように次々とラーメン店が続々とロードサイドに進出したという。
足立区鹿浜にやってきたが商店街を歩くと大行列を作っていた焼肉店のスタミナ苑があった。イチローや長澤まさみ。寺門ジモンなどがやってくるほどの店だが予約不可で並ぶしか食べられない。しかしスタミナ苑がなければ焼肉業界が成り立たないという。その理由はホルモンのおいしさを関東に広めたのがこの店。大阪が発祥と言われるホルモンだがかつては東京では食べられていなかった。1973年にスタミナ苑の豊島雅信さんが研究に研究を重ねてホルモンを提供した。一番人気のミックスホルモンにはコブクロ、ハツ、センマイ、ギアラ、マルチョウ5種。レバーは牛一頭をまるまる仕入れて中でも中央の最上の部分だけを切り分けていくと断面に穴が空いている。これは血管でレバーの中に走り回っている。これを避けるように切り分けていきレバーの表面が美しいまでにつるつるに。都心から遠く離れた足立区の交通の便とは言えない場所にあるがそれを誰が広めたのか?その人物はプロデューサーの秋元康。おニャン子クラブをヒットさせた1985年当時、評判を聞きつけた秋元康が来店するとそのホルモンの美味しさに驚愕し、グルメ雑誌のdancyuで特集された。するとホルモンブームが到来し、関東圏内にホルモンを出す焼肉店が増えた。
伊集院は足立区には全国的に賛否両論のおでんの具はちくわぶと答えたが実は発明したのは関西の人だという。関東大震災に京都の人が助けに来てくれボランティアで炊き出しを行ったという。その中に京都の煮物を作るときに京都は生麩があるが関東にはなく、なにか代用品のものがあるか探した所、オリジナルで作ったのがちくわぶだったという。
足立区民だけが知っている足立区の神ウマグルメを紹介。カレーボールは足立区の一部にだけにあるという。カレー粉をまぜた魚のすりみのことだというが、さらにタコボールはタコと紅生姜が入った魚のすり身のこと。また文化フライは縁日で出されるフライで一つの商店がやっている。中身は小麦粉だという。
足立区の独特な給食文化を紹介。2008年にはおいしくないとの理由で全小中学校あわせて381トンの給食の残飯がでていた時期があった。しかしある方法でそれらが減少したが250トン以上の給食の残飯がなくなった。その方法は各学校ごとに出汁を取った。足立区は日本一美味しい給食を掲げ区内の小中学校全てに栄養士を配置し、各学校の調理室で出汁を取りすべて食材から調理するようになった。PR方法はコンビニで給食を販売。その中のエビクリームライスはバターピラフの上にエビが入った優しい味わいのホワイトソースがかかっている。これが大好評だったという。
現在一年間で累計5632万人が熱狂している音楽ライブ。しかし足立区発のあるものがないと日本のライブがイマイチ盛り上がらない。それはバルーン。水樹奈々のコンサートのバルーンやGLAYのバルーンも足立区産。コンサートで使用される巨大バルーンはほぼ足立区産で、なだたるアーティストの注文を一手に引き受ける会社が足立区に。エアロテックの社長の大曽根さんは今まで手掛けたアーティストにサザンオールスターズ、福山雅治、宇多田ヒカルなどがいる。その会社内部ではまずグラフィックでバルーン全体の設計図を作成。凹凸のすくない形にするためにはバルーン内部をたくさんしきらなければいけない。そのために一つ一つのパーツを小さく型取り。その後各パーツをひたすらミシンで縫い合わせて少しずつ大きな布にしていく作業を行う。また膨らましたバルーンを光らせることができ、これをコンサートの演出としてオペレーションをする会社はない。こうしてバルーンでコンサートを盛り上げることがでいきる。また日本の音楽業界が大曽根さんに注目したのはあるビッグイベントがきっかけ。それは1993年のJリーグ開幕のセレモニーで使用された象徴的なバルーン。コレを作ったのが大曽根さんだった。
滝沢はコンサートでかならず出るごみがあるという。しかしそれをファンが必ず持って帰るようにした。それは銀のテープでそこにサインを書き、ファンはそれを持ち帰るようになったという。
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- 足立区(東京)
サバイバルゲームで使用されるアレが足立区で作られている。綾瀬にある東京マルイはエアガン市場で国内トップシェアに君臨。創業者が足立区出身で小さな玩具から大きなプラモデルを手掛けるようになった。東京マルイは1979年にトイガン市場に参入した。91年には業界初となる電動ガンを開発するなどエアガン専門の会社になり、400以上の銃を発売してきた。その東京マルイが支持されるのは本物感。電動で弾が発射されるだけでは本物感がでないとあえて別の振動を加えて本物感を再現。さらに東京マルイはクオリティがすごすぎるあまり日本のエンタメを支える重要な役割を果たしていた。映画やドラマの銃は東京マルイのもの。約500以上の作品に使用され、コンフィデンスマンJPやシン・ウルトラ マンなど相棒など数々の有名作品に銃を提供してきた。伊集院は東京マルイの中はハリウッドでも使用されていると答えた。例にバイオハザード2 アポカリプスなどがあり本物の銃があるアメリカにあるが、東京マルイは安く仕入れることができかつハイクオリティだと世界進出したという。スタジオには東京マルイが開発した次世代電動ガンの東京マルイが登場し大竹が構えてみせた。
北千住の千住ほんちょう商店街にある美容室の店主は吉田さん。ある社会現象を起こした影の張本人。ここはギャルの発祥地と言われているが90年代後半を席巻した渋谷ギャルの発祥地だという。ミルクティーカラーは吉田さんが発祥で少しすくんだ温かみのあるヘアカラー。その人気に火をつけたのは伝説のギャル雑誌egg。ミルクティーカラーが特集され、人気が爆発。吉田さんのもとに全国のギャルが集結したという。またアゲ盛りという髪型も吉田さんが作った。また誰もが知る歌姫のヘアメイクを担当していた。
またギャルに欠かせないHARUTAのローファー。学生にも必須アイテムで全国400校以上の指定靴として指定され年間60万足以上を出荷している。学生用ローファー業界のトップシェアを誇り、靴メーカーハルタがあるのは足立区。しかしHARUTAのローファーがこれほど多くの学校で利用されているのか?の質問に社長の春田さんはHARUTAだけがローファーを大量に安く作れたため。手縫いで職人が一つずつ作るのが一般的だった時代にハルタはいち早く大量生産をすることに成功した。その方法は本来手縫いでくっつける革靴のアッパー^とソールを位置を合わせて機会でプレスするだけでくっつく。セメンテッド製法という、強い圧力をかけて接着剤で靴の部品を接着させる製造方法。ローファーの時代が来ると予想した創業者がドイツから機械を輸入し手縫いから短時間でローファーを作ることが可能になり、ローファーといえばHARUTAというイメージを作ることに成功した。また意外な所で需要も増えている。外国人がお土産として買っていくというが、コスプレのためだという。
雛形あきこは足立区では小学校に大人気で近年急激に伸びてきたアレは足立区生産だと語る。それは土屋鞄のランドセル。中目黒にも店を構える土屋鞄だが、創業は足立区で今も工場が足立区に。そのランドセルは平均よりも高めで手作りで作られている。150以上のパーツにわかれ一つのランドセルを50人以上の職人が作っていく。しかしはじめから売れていたわけではないという。
土屋鞄は相場とはお高めだが、当初から売れていたわけではなかった。しかしあることをして売れるようになったがそれはランドセルのつや消し。すると見た目が大人っぽくなり、6年生などにこのランドセルが人気になった。
本日のMVPは?
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本日のMVPはミルクティーカラーは足立区からに決定した。
何を隠そう…ソレが!の次回予告。