- 出演者
- 大下容子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 中野信子
自民党総裁選の生中継。選挙管理委員会・逢沢一郎委員長が開会式を行い投票が行われる。投票の順番はまず50音順で衆議院からで参議院へ。その後は不在者投票。投票用紙は無記名。書き込みは舞台のブース上で行われる。スマートフォンは持ち込み禁止。
自民党総裁選の生中継。議員投票が続いている。後藤謙次は出馬すること自体が大きいこととした上で「加藤さんのように優秀だが地味だった人が、結果はどうであれ、全国区に名前と顔がみんなが知るようになったという点では大きい」などと話した。自民党派閥の政治とカネの問題を受け、今年の通常国会で政治資金規正法改正案が成立。ただ、企業団体献金の規制、政策活動費などの課題も残っている。さらに、裏金問題の実態解明へ向け再調査を求める声もある。9人の総裁候補のうち、いずれも再調査を実施する意向を示していない。裏金に関与した議員の票をごっそり手放してしまうということがあり、選挙期間中には言いづらいという背景がある。
自民党総裁選の生中継。議員投票が続いている。総裁選挙管理委員会はカネのかからない選挙を目指し、個別のリーフレットの送付やインターネット上の有料広告など8項目を禁止した。高市氏は全国の党員30万人強に対し、自身の政策リーフレットを送付。これに対して口頭注意を受けている。一旦事態は収束したが、ライバル陣営から批判が止まらず、高市氏は禁止される前だったため違反ではないと反発している。岸田文雄総理大臣は追加措置の検討を促すも、選挙管理委員会・逢沢一郎委員長の判断で追加処分は行われていない。後藤謙次は「この問題、決着がつかないまま、また尾を引くんじゃないですかね。とりわけ、僅差で石破さんだったり、小泉さんが圧倒的に少なくなってしまった場合、リーフレット効果は必ず党内で問題になる」などとコメント。今回の総裁選の争点の一つが、選択的夫婦別姓への対応。夫婦が望む場合に旧姓を選択できる制度で保守層を中心に反対論が根強い。石破氏は賛成(条件付き)、小泉氏は賛成(トーンダウン?)、高市氏は反対。
まもなく議員投票が終わろうとしている。後藤謙次は「職員からみた投票行動の傾向としては高市さんにしては、発言に対して刺さってる人が投票している。小泉さんは選挙に強いから入れたい。石破さんはなんとですね同情票だと。過去4回も挑戦して、でも頑張っている。このオヤジに入れてやろうじゃないかという気分が石破票の基礎になっている。私は今回の総裁選で政治部記者になって18回目。これほど結果が見えてこない総裁選は初めて」などと話した。
(中継)国会記者会館。自民党総裁選の開票が行われている。立憲民主党・野田佳彦代表は選挙は近いとみて準備に万全を期すを表明。共産党との関係について「共産党とは連立政権を組まない」と明言。共産党側は野党共闘の基盤が崩れたと反発。次期衆院選で小選挙区に対抗馬を相次いで立てるなど連携が困難な状況。「穏健な保守層を取りに行く」として日本維新の会を念頭に連携を模索。維新内では立憲民主党との連携を望む声も上がっているが日本維新の会・馬場伸幸代表は現時点で「選挙の協力はやらない」としている。国民民主党もエネルギー政策など基本政策の一致を協力の条件として調整するも進んでいない。
小泉氏の故郷である神奈川・横須賀市から中継。中継先では小泉氏に対して「声援を送り続けます」とメッセージなどが表示されており、地元の有志の方々が作成したという。
自民党総裁選の小泉氏についてトーク。まだ早いのではという声もあるが期待する声もある。ある議員によると総裁選挙はある意味高校野球に似ていて都道府県単位で盛り上がることがあるという。
(中継)自民党本部。自民党総裁選。現在投開票が行われている。9候補投票直前の情勢を紹介(高市早苗、小林鷹之、林芳正、小泉進次郎、上川陽子、加藤勝信、河野太郎、石破茂、茂木敏充)。トップは111票獲得の高市早苗経済安全保障担当大臣。安倍元総理の後任者を自任している。政治ジャーナリスト・後藤謙次は「驚きましたね。石破さんがどこまで上積みできるのか。小泉さんの票がどう動くか注目したい」、テレビプロデューサー・デーブスペクターは「投票は個人なので安倍さん大好きだった気持ちが伝わっている」、脳科学者・中野信子は「ざわついている雰囲気に見えるので、予想外のことがあったか気になる」などとスタジオコメント。
自民党総裁選。まもなく第1回投票結果が発表される。三つ巴といわれた石破さん、高市さん、小泉さんを中心とした戦いといわれているが、2人が突出して地方票を伸ばしていた。これに国会議員票がどう積み上がるのかということになる。政治ジャーナリスト・後藤謙次が「総裁選のあと、相当しこりが残った。つまり、好き嫌いで決まるという総裁選になってしまうのでかなり党がまとまっていくのは相当難しくなった」とスタジオで述べた。脳科学者・中野信子、テレビプロデューサー・デーブスペクターのスタジオコメント。(中継)自民党本部。
自民党総裁選。候補者(高市早苗氏、小林鷹之氏、林芳正氏、小泉進次郎氏、上川陽子氏、加藤勝信氏、河野太郎氏、石破茂氏、茂木敏充氏)の得票数を発表。1位:高市早苗氏(議員票72票、党員算定数108票、合計181票)、2位:石破茂氏(議員票46票、党員算定票108票、合計154票)。投票の結果、過半数を得た候補者はいなかった。高市早苗氏と石破茂氏による決選投票を行う。政治ジャーナリスト・後藤謙次が「ある程度まとまった票が動いた可能性がある」とスタジオで述べた。岸田総理に言及。(中継)自民党本部。
自民党総裁選決選投票。2位の石破茂氏から演説を行う。石破茂氏は「お正月の震災、そして先般の豪雨犠牲になられた方、傷付かれた方そういう皆様方に心から哀悼の誠を表しお見舞いを申し上げる。私は至らぬ者であり、議員生活38年になる。多くの足らざるところがあり、多くの方々の気持ちを傷付けたり色んな嫌な思いをされたりした方が多かったかと思う。自らの至らぬ点を心よりお詫び申し上げる。総裁選が終わった後は心を一つにして、日本国のために自由民主党のためにともに手を携え全身全霊を尽くしたいと思っている。日本を守りたい。国民を守りたい。地方を守りたい。そしてルールを守る自民党でありたい。私は、国民を信じて逃げることなく正面から語る自由民主党を作っていく」と演説した。政治ジャーナリスト・後藤謙次が「“ルールを守る”というところに高市氏のリーフレット問題をチクリと刺した」とスタジオで述べた。(中継)自民党本部。
自民党総裁選決選投票。1位の高市早苗氏が演説を行う。高市早苗氏は「女性である私が自由民主党総裁選挙の決選投票に進ませていただいた。これは私たちの自由民主党にとっても我が日本国にとっても歴史的な瞬間だと思っている。二重、三重の苦しみに耐えておられる能登半島の皆様。日本中あちらこちらで災害があって大変な思いをされている方々がいらっしゃいる。私たち自由民主党はみんなで力を合わせて支えていこうじゃないか。史上最多の9人でこの自民党総裁選挙を戦ってきた。一緒に戦った皆様みんな同志。私たちの国はこれから成長していかなければならない。小渕恵三元総裁の大変なご尽力によって自公連立政権ができてから来月の5日で25年になる。国でも地方でも選挙に勝ち続ける自民党を作ってまいりたい」と演説。岸田総裁、菅前総理、安倍元総理、コロナに言及。
自民党総裁選決選投票の票の動きを予想。麻生派、安倍派は高市早苗氏。茂木派は中間。旧岸田派、小泉進次郎さんの後ろ盾となっていた菅氏とその周辺は石破氏と予想。決選投票では都道府県連票は47票に圧縮される。現在、決選投票が行われている。政治ジャーナリスト・後藤謙次のスタジオコメント。
自民党総裁選は、高市早苗氏と石破茂氏の決選投票となった。現在投票が進んでいる。政治ジャーナリスト・後藤謙次は、高市さんが3年間党員票を集められた結果だと思う、などと解説した。藤川みな代は、当初の読みでは小林さんの41とい数字よりももう少し積みましているんじゃないかと見られていたが、そこが高市さんの方に流れていたんじゃないかと見られるとした。デーブスペクターは、被災地から見ると国政が全てじゃない、地方の政治も大事、好みというよりもリスク回避で選ぶと思う、自分のためでもあるし政党のためでもあるなどと説明した。中野信子は、基本的には政治をエンタメ化するのは反対だといい、政治は政治であって人気投票ではないはず、政策をきちっと見て遂行できる人が誰なのかを見極めて選ぶのが本筋、などと述べていた。大下容子は、若い人と話をすると強い言葉も大切だが、包容力というか分断ではなく、取り残されないように、希望を持てるような言葉を紡いでほしいというような声もあったと紹介した。
自民党総裁選。現在、高市早苗氏と石破茂氏の決選投票の集計が行われている。それぞれの政治家としての歩みを振り返る。地元鳥取県の神社で出馬を表明した石破茂元幹事長。総裁選は5回目の挑戦となる。今回、石破氏が掲げたスローガンは「日本の未来を守り抜く」。地方創生や防災省の設置の他、アジア版NATOの必要性などを訴えた。38年前に29歳で政界入りした石破氏。防衛大臣や幹事長など要職を歴任してきた。鉄道好きの一面や、過去にイベントで披露したアニメキャラクターのコスプレなども話題に。序盤の世論調査ではトップに立った。これまでの総裁選では民意に近い党員党友による地方票を多く集めた。しかし、議員票が伸び悩み4回の敗北を喫している。