- 出演者
- 宮根誠司 岸博幸 蓬莱大介 野村修也 平松修造 楠紗友里 澤口実歩 橋口秀一
きのうは関東の広い範囲で雪が降った。そしてきょう東京都心でも雪に警戒。数cmの積雪でも交通障害の可能性がある。2018年と2022年、積雪で都心は麻痺状態に陥った。これから東京にどれくらい雪が降るのか蓬莱さんが詳しく解説する。
オープニング映像が流れた。
きょう、最低気温が1.4℃となった東京・八王子。番組が向ったのは人気観光スポット・高尾山。さる園は2月は多いときで1日500人以上の観光客が来るとのことだが、きょうは寒さと雪の影響で誰もいない。しかしさる達は雪の中元気いっぱいに遊んでいた。また“サル団子”になり温め合っているさる達もいた。実はきのうも雪が降りしきるなか身を寄せ合い耐え忍んでいた。非常に冷え込んでいた事がわかる。一方、東京都心では夕方頃から雪が降り出し明日の朝にかけ積雪の恐れもある。交通障害や路面凍結に注意が必要だ。朝から気温が氷点下となっている神奈川県・箱根ではこのあと大雪となる見込みのなか「箱根海賊船」は桟橋凍結・荒天のため運航休止となった。きのう午後、関東各地では雪となった。隅田川からは湯気のようなものが立ち上っていた。水温より気温が低い時に発生する「気嵐」と見られる現象だ。都内では発生するのは珍しく、本来冬の訪れを告げる光景と言われれいる。きのうの都内は週末の春の陽気が一転し冬に戻った1日になった。あっという間に雪が積もったところもあった。おとといは22.1℃と5月上旬並の暖かさとなった東京都心だが、その後ぐんぐんと気温が下がり、きのうの午後4時には1.8℃となり気温差は20℃以上となった。景色も真冬へ逆戻り。急激な寒暖差は過去にもあった。2020年3月には満開の桜が咲く頃に都心で雪が降ったこともあった。この前日の最高気温は24.6℃だったが、わずか1日で20℃以上気温が下がった。きのう、雪は東京だけでなく関東各地で降った。茨城県・水戸市では梅の花と雪の共演が見られた。千葉県・我孫子市では大雪の雪が舞い、神奈川県・川崎市でも車に積もるほどの雪が降った。このあと夕方からあす朝にかけて東京23区内でも雪を予想。今後警戒すべき点は帰宅時の積雪と交通への影響だ。都心で23cmの積雪を記録した2018年には車の事故が相次ぎ、レインボーブリッジでは約300台の車が動けない事態になった。通行止めが発生するなど混乱も起きた。また2022年1月には都心で積雪10cmを観測。渋谷のハチ公にも雪が積もった。この雪の影響で首都高では立ち往生が発生。さらに日暮里・舎人ライナーが雪のため一時全線が運転を見合わせるなど夕方の帰宅ラッシュを直撃した。あす朝にかけて東京23区の降雪量は3cmの予想だが、数cm程度雪が積もっても大きな影響を及ぼす可能性がある。また関東の平地でも10～15cmの降雪量が予想されており、関東では“警報級大雪”のおそれ。このあとスタジオで詳しく説明する。
東京・八王子市「高尾山展望レストラン」から橋口リポーターが中継。天気が良ければ東京スカイツリーも見えるそうだが、きょうは霞んでいるため見えない。雪は細かい粒が降っている程度。山肌にはきのうの雪が残っている。現在の八王子市内の気温は3.8℃だが、高尾山では0.2℃。高尾山で雪が降ったのはきのうで今シーズン2度目。「高尾山さる園」は2月は多い日で500人ほど訪れるそうだが、きょうは数名程度だそうケーブルカーの運転に関してはきょうは平常運行、あすはどうなるか不明とのこと。高尾山ではこれから雪が強まる見込み。
東京・新宿「新宿駅南口」から楠リポーターが中継。風も強く、現在の気温は4.8℃。東京はこのあとさらに気温が下がり、雪が降る予報も出ている。鉄道は現時点では平常運行しているが、このあと降雪の予想もあり計画運休も発表されている所もある。JR東日本によると、東京－松本を結ぶ中央線・特急列車「あずさ」「かいじ」は午後3時以降運休、JR青梅線は午後4時ごろ～あす昼ごろまで運転取り止めを発表している。また、バスでは名古屋・静岡・大阪行きなど100本以上の運休が発表されている。このあとも運休が発表される鉄道が増える可能性もある。
神奈川・箱根町「芦ノ湖」から中山リポーターが中継。雪が強くなり、見通しが悪くなっている。気温は氷点下2℃だが、風も強いためさらに寒く感じる。遊覧船は桟橋が凍結するなどし、安全が確保できないため運休となっている。昼頃に一旦運転が再開されたが、今度は降雪により午後以降の運休も決まった。ロープウェイもロープに氷が付着しているため運休。芦ノ湖スカイラインや箱根ターンパイクなども凍結により通行止めとなっている。町役場の防災無線では道路の通行止め・公共交通機関の運休が予想されるなど注意を呼びかけている。
全国の気象情報を伝えた。静岡・河津町や大阪駅などの現在の映像を伝えた。東名高速などが予防的通行止めを行なっている。スタジオで蓬莱さんは「自分がスノータイヤでも周りがノーマルタイヤで事故に巻き込まれることもあるので、寄るの運転は控えた方が良いでしょう」などと話した。
国土交通省は、4日、首都圏を含め広域的な予防的通行止めを予想している。首都高速中央環状線は午後3時半から通行止めを開始する見込み。午後4時からは東名高速道路などが通行止め開始の見込み。
国土交通省は、4日、首都圏を含め広域的な予防的通行止めを予想している。首都高速中央環状線は午後3時半から通行止めを開始する見込み。スタジオで野村さんは「高速道路は途中で降りられないので、予防をしないといけないのでしょうね」などと話した。関東甲信地方の鉄道の影響予測を伝えた。
都心で23cmの積雪を記録した2018年、車の事故が相次ぎ、レインボーブリッジでは約300台の車が動けない事態となった。また、10cmの積雪があった2022年、首都高では立ち往生が発生し、日暮里・舎人ライナーが一時全線運転見合わせとなった。去年2月、大雪警報が発表され6cmの積雪があった際には、首都高などで夜を徹し除雪作業が行われた。明日朝までの東京23区の降雪量は3cmの予想だが、大きな影響を及ぼす可能性があるという。
アメリカ・トランプ大統領は、ウクライナへの全ての軍事支援の一時停止を指示した。ホワイトハウス当局者はNNNの取材に対し、「我々の援助が解決に貢献していると確認するためにウクライナ支援を一時停止する」と明らかにした。ブルームバーグによると、軍事支援の一時停止は現在ウクライナへ輸送中の兵器も対象で、支援停止の期間はウクライナ首脳らが和平に向け誠実に取り組んでいるとトランプ氏が判断するまでだとしている。バンス副大統領は、FOXニュースに出演し、「アメリカに経済的利益を与えることがウクライナの安全保障になる」と述べた。バンス氏は、先月28日の会談について、ウクライナ側に話し合いの意思が見られなかったため、「大統領らが『彼らを帰らせろ』と言った」と明かした。
トランプ大統領は、カナダとメキシコに対する25％の関税について、4日に発動すると明言。また、中国に更なる追加関税を課す大統領令に署名した。カナダとメキシコへの関税は先月4日に発動予定だったが、1か月延期されていた。トランプ氏は「カナダとメキシコには交渉の余地はない。4日から発動する」と述べた。トランプ氏は、3日現在10％の追加関税を課している中国に対し、さらに10％の関税を課す大統領令に署名した。トランプ氏は、SNSで米国国内の農家に対し「国内で販売する多くの農産物を生産する準備を整えて」と呼びかけ、来月2日から外国産の農産物にも関税を課す考えを示した。一方、トランプ氏は、日本や中国が通貨安を誘導していると批判。トランプ氏は「日本円であれ中国の人民元であれ、彼らが通貨を下げると我々に非常に不公平で不利な立場に置かれる」と強調し、「関税は簡単かつ手早く公正さをもたらす」と述べ、日本への関税を引き上げる可能性を示唆した。
フリマアプリを運営する「メルカリ」は、きょうからモバイル事業に参入すると発表。「メルカリモバイル」は、NTTドコモの回線を利用。料金プランは、2ギガバイト・990円、20ギガバイト・2390円。データ容量は、余ったり足りなかったりする分を1ギガ200円から個人間で売買可能。メルカリ施行役員・MVNO事業責任者・永沢岳志さんは「足りないときには誰かの要らないギガを安く買え、他のサービスよりお得にあるケースが多い」と話した。他のサービスなども合わせ、“メルカリ経済圏”の強化を図る考え。
米がウクライナへの軍事支援一時停止について、岸さんは「結果的に今まで3年間停戦実現できなかったから、やり方を変えるというのを強引にやってる部分がある」と話した。
箱根新道の通行規制は午後3時～午後6時に開始し、終了は未定。箱根湯本～箱根（13.8km）。首都高中央環状線・中野長者橋インターチェンジはすでに通行止めとなっている。降雪予報のため入口が閉鎖されている状況。中野長者橋から池袋や埼玉方面に行くことができるが、東北道もこのあと予防的通行止めが始まる予定。国土交通省によると大規模な車両滞留が起きないように都内の高速道路などでは予防的通行止めを始める予定とのこと。午後3時半からは首都高中央環状線・大井JCTから熊野JCTの間などで予防的通行止めを始める予定だという。さらに午後4時からは東名高速・東京ICから静岡県の清水ICの間や、首都高3号線下り線などでも予防的通行止めを実施する予定だという。
予防的通行止めはこのあと午後3時半ごろから順次開始予定となっている。高速道路では東名高速は東京IC～清水IC、新東名高速は海老名南JCT～新秦野IC、首都高中央環状線の大井JCT～熊野町JCTの間など26区間。国道では箱根新道で上野原～甲州地区など11区間。関東北部の平野部でも雪がつもる可能性が都心よりも高い。坂道、トンネルの出入り口、橋の上、ビルの日陰などは特に車の運転に注意、などと伝えた。
止まらないコメの価格高騰。その切り札として期待されているのが備蓄米の放出。凶作や災害で供給量が大幅に減ったときに活用される「備蓄米」。政府は毎年20万トンほど買い入れて5年間保管しており、今年1月に制度が改正され流通に支障が生じたときにも活用できるようになった。きのう農林水産省は備蓄米の入札に向け詳細を明らかにした。入札の対象になるのは2024年産のコメ10万トンと2023年産のコメ5万トン。JAなど事前に資格を得たコメを集める業者を対象に、来週月曜日～水曜日に賭け入札が行われるという。気になるのはコメの銘柄。全部で41品種。新潟県産コシヒカリ、秋田県産あきたこまち、北海道産ゆめぴりかなど数に差はあるものの、スーパーなどでよく目にする銘柄が並ぶ。農林水産省によると外食向けなどの業務用と一般家庭向けで偏りがないように銘柄を選んだという。徐々に明らかになってきた備蓄米の詳細。さらに販売方法についても新たな情報が。あるコメ卸業者によると「スーパーなどの家庭用についてはブレンド米になるだろう」とのこと。「ブレンド米」とは産地・製造年・銘柄が異なる複数のコメを混ぜ合わせたもの。新米と古米を混ぜたり、もっちり甘・あっさりなど特徴の異なる銘柄を混ぜることもある。一般に「ブレンド米」は単一の銘柄と比べると価格は安くなるという。業者などによると、今回放出される備蓄米については単一の備蓄米を確保するのが難しいことなどから、「ブレンド米」として販売される可能性が高いという。放出された備蓄米がスーパーの店頭などに並ぶのは早ければ今月下旬以降の見通しとなっているが、実際にスーパーに備蓄米が入って来る予定があるのか店の人に聞くと「今のところわからない。関西に来るのかというのと、本当にスーパーにちゃんと並ぶのか、半信半疑ですね」とのこと。詳細が発表されたものの、依然として不明な点が多い備蓄米の放出。消費者の関心は「本当に下がるのか」というところ。このあと、農業ジャーナリストとともに詳しく解説する。
コシヒカリ5kgの小売価格は、先月時点で4353円と、去年と比べ約2000円高騰しているという。今月10日～12日、計15万トンの備蓄米の入札が行われ、今月下旬｜来月にかけてスーパーなどの店頭や飲食店に出回る見通しだという。転売防止のため、保存期間の短い精米済みの米を販売するとし、入札にも米の年間仕入れ量が5000トン以上の集荷業者などの条件が定められている。スタジオで岸さんは「農水省の失敗のために僕達が高い金を払う事態になっていて、ひどいと思います。備蓄米を出しても米不足と高値は続くと思います」などと話した。
静岡・三島市「箱根エコパーキング」から中継。雪が降り続いている。道路中央付近に人が立っており、タイヤをチェックする作業をしている。雪道を走れるタイヤ以外はこの先に進めない。