誰かにいいたく鳴るウマイ広告

2025年1月29日放送 7:36 - 7:45 TBS
THE TIME, THE TIME,マーケティング部

誰かにいいたくなるウマイ広告。ヒットの秘訣は「ツッコマレビリティ」。教えてくれたのは月刊宣伝会議の谷口編集長。ツッコまれる+アビリティ(能力)で”ツッコマレビリティ”だと話す。”つっこまれる力”とは。例えばチューイングキャンディ「スキットルズ」の電車内広告に記載の言葉「こんな歯にくっつくお菓子、食べちゃダメですよ」などのツッコみたくなるような「自虐広告」。ツッコまれる余地を作っておくとSNS上で広がり話題になると話す。実際に商品の売上は上がったとのこと。ほか会社「SCSK」「ニデック」なども自虐的に社名をアピール。まずは名前を知ってもらうことが大事と谷口編集長は話す。
ウマイ広告。ヒットの秘訣は”つっこまれる力”の「ツッコマレビリティ」。”治安が悪い”と話題にされがちだった東京足立区の「ワケあり区、足立区」というキャッチコピーが話題になっている。治安が悪かったのは昔の話で、犯罪もここ20年で8割減少。このコピーを考えたのは足立区シティプロモーション課長の栗木さん。「気づかれないのが一番効果がない」と話した。その後の調査で足立区のイメージは1.2倍良くなったとのこと。「ツッコマレビリティ」が注目されている理由として「消費者の情報疲れ」があるといい、1から10まで説明しきるのではなく8までしか説明しないことがヒットのカギだという。1988年放送・日産セフィーロCMの「くう・ねる・あそぶ」のキャッチコピーなど、受け取る側の想像を掻き立てるのに沢山の言葉はいらないとのこと。
去年ミニシアターで上映され、口コミで話題になり大ヒットした映画「ロボット・ドリームズ」。興収1.5億円で、アカデミー賞にもノミネートされたアニメ映画。セリフが基本なく「ロボット」「ドッグ」のジェンダーすら規定されていない。表情・動きから感情を読み取りながら観る、絵と音楽のみの友情物語。解釈の余地があると発信しやすくなり、話題が広がって映画のヒットに繋がると谷口編集長は話した。


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