- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 林美桜 中野信子 水越祐一 仁科健吾 駒見直音
経済情報を伝えた。
- キーワード
- 日経平均株価
2024年の中国のGDP(国内総生産)の成長率は5.0%のプラスで、5%前後とする年間目標を達成した。中国の国家統計局によると2024年の消費の伸びは+3.5%で、前の年の+7.2%から減速した。厳しい状況が続いている不動産開発投資は、マイナス幅が10.6%となり、前の年の−9.6%から更に落ち込んだ。一方、中国の2024年の出生数は52万人増えて954万人となった。死亡者数は1093万人で、総人口は139万人減の14億828万人となった。総人口の減少は3年連続で、急速に少子高齢化が進んでいる。
1995年1月17日午前5時46分、災害関連死も含め、6434人が犠牲となった阪神淡路大震災が発生した。小説家・真山仁が被災した当時について「まだフリーライターの頃で30分前まで原稿を書いており、ようやく寝たら物凄い音がした。地震だと分かった瞬間に震源地はうちのマンションの下だなと思うくらいだった。普通の人はパニックになるが、すごい冷静で、上から天井が降ってくるんだろうなって。結果的には揺れが止まって生き残ったっていう印象」等と振り返った。
- キーワード
- 阪神・淡路大震災
午前5時46分、30年前のあの日を胸に黙祷が捧げられた。高速道路が倒壊し、目を疑うような光景が広がった。大都市を襲った未曾有の災害が問いかけていることとは。
30年前の今日、6434人の命を奪う大地震が発生した。マグニチュード7.3。就寝中の人も多い午前5時46分のことだった。高速道路は何か所も寸断され、600m以上にわたり横倒しになったところも。阪急電鉄伊丹駅では駅舎の1階部分が潰れ、線路と電車が沈んだ。さらに多くの家屋が倒壊。神戸市内では倒壊した家屋から火の手が上がり、同時多発的に火災が発生した。建物が倒壊し、道が塞がれたうえ、断水により水も使えなかったため、消火活動は困難を極めた。震災で娘・真奈さんを亡くした藤本圭子さんは「娘を病院に連れて行くまでが大変だった…震災で傷ついている人や遺族は、絶対、心の中に亡くなった人はいる。その人たちを心に残して、ある意味、頑張っているんだと思う」と話した。
阪神・淡路大震災を経験し震災を題材にした作品を書き続けている小説家・真山仁氏に話を聞く。震災三部作:第1弾「そして、星の輝く夜がくる」(祥伝社)、第2弾「海は見えるか」、第3弾「それでも、陽は昇る」。主人公は小野寺徹平という人物。小学校の教師だった。阪神・淡路大震災で妻と娘を亡くし、東日本大震災後の東北に教師として赴任していく。主人公は関西弁を話して感情的な人物として描かれているが、子供たちは共通語をしゃべり理性的な存在として描かれている。真山小学校を舞台にした理由、1つは避難所として小学校の体育館が使われていた。もう1つは、東日本大震災が起きた時にメディアが明らかに阪神の教訓を生かしている。小説家・真山仁氏は「当初は売れないからという理由でどこの出版社も相手にしなかったが。ハゲタカなどのヒットを経て出版社から書かないかと話を持ちかけられた。(著書の震災三部作はどういった内容か)小説にするなら小学校がいいと思った。大人の弱点も欺瞞も5、6年生くらいなら喋るだろうなというのもあって、それで小学校を舞台にした」などコメント。佐々木アナウンサーは「被災者の葛藤などを三部作では描いていると感じた。報道としては自分の身の安全の確保をまずはしてくださいと伝えることが大切だと感じた」などコメント。デーブ・スペクター氏は「ノンフィクションとはまた違った価値がある」などコメント。中野氏は「このときは学生のときだった。ボランティアの最中になくなった先輩がいた」などコメント。
震災三部作には多くの印象深い人物が登場する。そのうちの1人が三部作の第2弾「海は見えるか」に登場する大樹という11歳の少年。津波で家族を失ったが、明るく素直なしっかり者。避難所では「避難所の王子様」と呼ばれている人物だった。PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えており、夜になると津波の記憶がフラッシュバックしてしまう。作品には他にも生き残った自分を責める少女や多くの死に直面した若手の自衛隊員など、さまざまな心の傷を負った人たちが登場する。真山氏は「大事なのはこういうのが起きているというワンオブゼムを書くために、こういうことをちゃんと物語にしたいだけなんだと。10年以降の震災を知らない人に知ってほしいというのもあった」などコメント。
震災から30年のきょうも震災資料館で児童らに語り継ぐという藤本さんは「震災で木津付いている方や遺族の方は絶対心の中に亡くなった方がいて心の残してある意味頑張っているんだと思う。それを分かってくれる社会であってほしいし寄り添えるような社会になってくれたらいい」などと話した。
- キーワード
- 震災資料保管庫
震災によって打ちひしがれる街に希望の光が灯された。1995年12月、犠牲者の鎮魂・震災の記憶を後世に伝えるためのイベント・神戸ルミナリエが開催された。15万個の電球で彩られた街に254万人が足を運んだ。以降、毎年12月の恒例行事となった。時が経ち、クリスマスイベントのイメージが強くなり、震災・復興の原点に戻り1月開催となった。今年も開催に向け準備が進められている。テーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。
神戸ルミナリエの今についてスタジオでトークした。1995年12月に阪神・淡路大震災の復興と希望を象徴する行事としてスタートし、当時の来場者数は254万人となった。2020~2022年は新型コロナの感染拡大のため、開催を中止し代替イベントを実施。去年、開催期間を12月から1月に変更し来場者は減少したが、組織委員会は震災・復興の原点に立ち返るべく変更したなどと話している。今年も24日~来月2日に開催されるという。震災を忘れてはならないという意見と被災地のイメージと決別すべきという意見について真山さんは、震災があったという一つの証としてイベントを開催するのは良いことだが、押し付けにならないようにすることが大事などとコメントした。来場者数の減少についてデーブ・スペクターさんは、今後もこの地震についてどう伝えるかが重要などとコメントした。
真山さんによる、能登半島地震の被災地を舞台にした震災三部作の続編「ここにいるよ」が今月から中日新聞などでスタートしている。被災地のどのような部分に注目しているか聞かれると真山さんは、神戸で被災した自分は被災地で何を感じるのか自分に問いかけるため、事前に取材のアポを取っていかない。阪神・淡路大震災に比べると能登半島地震は被害が少ないなど誤解をしている人がいるため、違うという真実を伝えなければならない。阪神・淡路大震災の教訓について、復興が遅いと言う人がいるが、口を出さずにこれからを見ていくことが震災の教訓の一番大事な視点かもしれないなどとコメントした。中野さんは、被災された方の記憶を語り継いでいくうえで美談にしがちだが、そうならないよう本当にあった出来事を語り継いでいく必要があるとコメントした。
「MUSIC STATION」の番組宣伝。
韓国の尹大統領が拘置所で食べたのはチゲにちげーね~とデーブ・スペクターが話した。大下容子はそれを受けてあったまった感じとコメント。
- キーワード
- ユン・ソンニョル
徹子の部屋の番組宣伝。