- 出演者
- 有吉弘行 田牧そら 鈴木浩介 芹澤もあ(ukka) サーヤ(ラランド)
今回のテーマは日本の伝統芸「あめ細工」。日本のあめ細工を徹底調査。
ゲストは鈴木浩介、ukka・芹澤もあ、ラランド・サーヤ。鈴木浩介は最近、携帯電話を買い替えたと話した。芹澤もあは後藤真希の姪っ子。アイドル時代の真希ちゃんも今もすごいかっこいいので、見ていて刺激を受けると話した。サーヤは単独ライブの企画VTRで相方・ニシダをエジプトに行かせて、現地でバラすという企画をした。往復で40万円くらいかかったと話した。
東京・浅草にある「あめ専門店」。店内は外国人観光客でいっぱい。動物のあめ細工が並んでおり、中には人気アクションゲーム「モンスターハンター」とコラボしたものも。あめ細工歴15年の手塚新理さんは海外でも高い評価を得るなど、世界から注目されるあめ細工のスペシャリスト。あめは冷えると固まってしまうため、冷める前に作らなければいけない。温めた原料を丸めて棒の先に固定。その温度は約90℃。手塚新理さんは熱いけど慣れてしまったと話した。ここからがスピード勝負。固まるまでのわずかな時間で造形。使うのは和バサミのみ。あめ細工は作り出したら切り落としたり、削り落としたりしないという。5分で金魚が完成。サイズの大きい超大作はパーツごとに作った後、接合部分に熱を加えて合体させる。完成した金魚を冷やし、バーナーで炙っていく。表面を溶かすことでガラスのような透明感のある仕上がりになる。従来のあめ細工は乳白色が一般的だった。しかし、手塚新理さんは透明のまま細工できないかと考え、原料の成分や温度管理などを試行錯誤。さらに空気が混ざらないように造形する技を磨き、3年近くかけて透明なあめ細工を完成させた。最後に食用の色素などで色をつけ、金魚のあめ細工が完成。カネオくんのあめ細工も作ってもらった。
日本におけるあめの主な原料・水あめの歴史は古く、日本書紀にも登場。奈良時代には食べていたとされているが、当時はお菓子としてではなく、主に苦い薬を飲みやすくする服薬補助食品という位置づけ。身分の高い人が薬を混ぜて飲むのに用いていたという。あめ細工が登場したのは江戸時代中期。当時、楽器を鳴らしたり、踊ったりしてお客さんの目を引きつけるあめ売りたちがいた。そんな中、お客さんの目を引く手法の1つとして実演販売形式のあめ細工が登場。東京・丸の内では組みあめの実演販売が行われている。組みあめとは色や形の異なる柔らかいあめを組み合わせて1つのあめに仕上げる技で、どこを切っても同じ絵柄が出てくるのが特徴。このお店ではあえて作業場を丸見えにし、組みあめの製作過程をショーとしてお客さんに披露する。まずはあめを冷やして固める。次に色づけをし、少しだけ固まったあめをハサミでカット。その後、空気を入れながら伸ばす。それぞれの色と形を整えて組み合わせていく。組み合わせたものを細く伸ばしたら、細かくカット。1回で作られる数は8000粒以上。カネオくんの顔の組みあめも作ってもらった。組みあめといえば「金太郎」。これが誕生したのは明治時代。東京・台東区にあるお店の当時のご主人・渡邊謙一郎さん(2代目)が組みあめの技術をもとに金太郎の顔が入ったあめを考案し、全国に売り歩いたのが始まりだという。金太郎は健康で元気な子どもの象徴だった。強くたくましい元気な子どもに育ってほしいという願いを込めて名づけられたという。時代が進み、技術が進化。昭和後期にはお客さん希望の絵柄でオリジナルのあめを作れるようになった。そして、オリジナルのあめはバブル期にあるところでニーズが激増した。
「好きな絵柄で作るオリジナル組みあめ バブル期にニーズが激増した場面とは?」という問題が出された。正解は「結婚式の引き出物」。自分たちの顔をデザインして引き出物にする夫婦が増えた。年間1000件以上の発注が4~5年続いたという。
有吉弘行は90℃の熱さって慣れるものなんだといい、ダチョウ倶楽部は熱湯風呂の温度を年々下げていると話した。鈴木浩介は最近、妻と子どもがりんごあめをよく食べる。祭りじゃないのにりんごあめをめちゃくちゃ食べていると話した。サーヤは龍のひげも実演販売があるなどと話した。
あめと並んで人気の伝統菓子が「金平糖」。金平糖は16世紀にポルトガルから伝来、名前の由来もポルトガル語。現在は砂糖味の金平糖だけでなく、イチゴやパインなどのフレーバーが入った様々なフルーツ風味のものから、チョコ味やワイン味など進化系の金平糖が登場。ゲームの「信長の野望」が好きで、その中のアイテムで金平糖が出るから興味があってアメリカ・アリゾナから買いに来たカップルもいたという。京都市にある江戸時代後期から続く金平糖の専門店。そこに併設された製造工房を取材。種類によっては作るのに約2週間かかることもあるという。最初の金平糖の粒は約0.5mm。イラ粉は金平糖の核で、でんぷんを固めた粒。このイラ粉に砂糖の蜜をまとわせて金平糖の形に仕上げていく。その製造に使われるのが直径約2mの大釜。イラ粉を入れ、コテでかき混ぜながら砂糖を溶かした蜜をまとわせて徐々に大きくしていく。職人は流れ落ちる金平糖の音の違いを感じながら、絶えず手を加えている。金平糖のトゲトゲは釜に触れた部分の蜜が乾くことでできる。金平糖が1日に育つ大きさはわずか1mm。焦げないよう朝早くから夕方の作業終了まで釜の前を離れることができないという。
有吉弘行はもっと機械でできる気がすると話した。サーヤは小さい時、金平糖の評価はあまり高くなかった。今はもらうとちょっとうれしいオシャレ枠に入ってきたと話した。甘いにまつわるエピソードについて、芹澤もあは妹に甘くなってしまう。妹が財布を持ってこなくなったといい、お出かけの時は払ってあげると話した。一方、田牧そらにも妹や弟がいるが、ケンカが多いと話した。鈴木浩介は朝に目を覚ましたら子どもが見つめている顔があった時、全部の水分が抜けていく感じがあるなどと話した。有吉弘行も子どもを甘やかしてしまうといい、全財産をあげようと思っていると話した。
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