- 出演者
- 児嶋一哉（アンジャッシュ） ウエンツ瑛士 内田篤人
創業74年の「築地 幸軒」では極上朝メシを出している。よる11時半、あや子さんは極上朝メシの仕込みを始めた。豚ミンチに砂糖・塩・しょう油・ごま油・玉ねぎ・片栗粉を加えて餡を作る。あや子さんは約50年夫と2人で切り盛りしてきたが、夫は2023年11月21日に亡くなった。深夜1時にしゅうまいを包み始めた。4時間半かけて750個仕込み、じっくり蒸して完成。ここからは牛骨を使ったラーメンスープの仕込みを始めた。チャーシューは作り置きせず毎日仕込んでいる。朝6時に仕込みが完了した。極上朝メシはラーメンとしゅうまいだった。
ある食材を作る夫婦に密着。その食材はミシュランガイドで二つ星に評価された「L’evo」のオーナーシェフをも魅了した。
富山・砺波市で大門素麺を作る欣吾さんに密着。深夜1時半に作業開始。まず団子を伸ばして素麺にする。大門素麺は丸まげ状の手延べそうめんで、歴史は1848年頃から。加賀藩主に献上するため作られた素麺がルーツと言われている。「L’evo」のオーナーシェフも魅了された。生地に圧力をかけながら帯状に延ばし、さらに2枚重ねて延ばす。それを2枚重ねて延ばすの繰り返し。これにより独特のコシができる。麺のくっつきと乾燥防止のためサラダ油を使う。丸めた麺を徐々に細くしていく。ここで奥さんの真由美さんが合流した。ヨリのかかった麺を機械に8の字にかけるあやがけという作業を行った。公務員だった欣吾さんは真由美さんと結婚して5年後、素麺屋になると話した。1年の修業を終えて独立するもなかなか大変だったという。設備投資のため真由美さんに内緒で2000万円の借金をしたという。そこから夫婦二人三脚で素麺作りが始まった。
あさ6時半、素麺作りは途中だが朝食となった。味噌汁に大門素麺が入っていた。朝7時半に作業再開。あやがけした麺を熟成させ、ここから延ばして素麺になっていく。30年ほど前まで23軒の生産者がいたが今は10軒。背景には後継者不足の問題がある。欣吾さんの娘も手伝ってはくれているが継ぐ意思は聞いていない。乾燥させた素麺を半生状態で丸まげの形にし、約10日乾燥させて完成となる。娘たちに話を聞くと、絶やしたくない、代わりになることがしたいなどと話した。
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- 大門素麺
愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。夕方4時半に作業開始。産地から届いた商品を受け取り仕分け。一晩で65万本をスタッフ30人で作業する。受け取りが終わると扉を閉めた。
愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。大野さんは受け取りが終わると扉を閉めた。花はデリケートなため市場の温度は通年20℃前後にしている。低温に弱い胡蝶蘭は25℃に設定した部屋で保管している。農家では朝6時に花を手作業で収穫し、近くの出荷場に運ぶ。機械で重さを計測して選別。包装してトラックに積み込み、昼1時半に花市場に運ぶ。夜8時、市場では順番を待つトラックが列を作り始めた。大野さんは弁護士を目指していたが司法試験に受からず、さらに父親の会社が倒産した。夢を諦めて就職を決意した。28歳で初めて花業界に就職し、やり始めたら楽しかったという。よる9時にデータと現品を照合するためのシールを貼り付けた。
愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。夜9時半、仕分け作業は人の手を離れる。シールを貼った箱はコンベアに流され、バーコードを読み取り商品・購入者情報を認識する。箱は割り当てられた保管場所に移動する。倉庫内で朝の出荷を待つ。半分は機械で仕分けし、残りのコンベアを通らないものは手作業になる。続いて大野さんは倉庫に入れたものを客ごとに出す作業。深夜3時頃までにはすべての客の分を仕分ける。
愛知名港花き地方卸売市場で働く大野さんに密着。深夜0時15分、ようやく最後の荷物が到着。65万本すべての花が届いたが仕分け作業はまだ続く。深夜2時、引き渡し場所に仕分けが終わった荷物が並んだ。専用の端末と箱のバーコードを照合し、間違いがないか最終確認をする。深夜2時半、引き渡しのトラックが来始めた。早朝4時に切り上げて朝メシとなった。
大野さんの朝メシは奥さんの手作り弁当。先日婚約したばかりでお弁当持参になったのは最近のことだと話した。
「AFCアジアカップ カタール 日本×イラク」の番組宣伝。
ガラスの城の番組宣伝。