- 出演者
- 伊藤良司 西川典孝 林田理沙 久保井朝美 ホルコムジャック和馬 豊島実季 荒木さくら
オープニング映像。
ナ・リーグ地区シリーズ第5戦・パドレスvs.ドジャースの一戦。接戦を制したのはドジャース。
パドレスのダルビッシュとドジャースの山本。プレーオフで日本選手が先発で投げ合うのは大リーグ史上初めて。ドジャース2−0パドレス。ドジャースは3年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出。山本はダルビッシュとの投げ合いを制し、プレーオフ初勝利を挙げた。ドジャース・山本由伸「(ダルビッシュとの投げ合い)同じ試合に登板できたことがうれしいし、本当に尊敬している」。ドジャース・大谷翔平「きょうは勝って、まずみんなで喜んで、次に向けて頑張りたい」。
大谷・ダルビッシュ対決を田口壮さんが分析。今回の試合のポイントは“山本投手から”。「山本投手の頑張りを見て気迫が伝わってきた。この投手陣のふんばり」とコメント。大谷・ダルビッシュ対決については「1打席目すごく丁寧に投げていた。あの球を投げられたらたぶん世界中誰も打てない」などとコメントした。
被爆の実相を世界に訴えてきた日本被団協がノーベル平和賞に選ばれた。きょう会見を開いた日本被団協。日本被団協・田中重光代表委員「私たちの先輩が国内外で被爆体験を語ってきた。そのことがだんだん雨水のように浸透していき受賞できた」。原爆投下から11年後に結成された日本被団協。被爆者たちは68年にわたり、その壮絶な体験を世界に向けて発信してきた。長崎市で被爆した谷口稜曄さんは、その身をもって核兵器の恐ろしさを語り続けた。核廃絶に人生をささげた坪井直さんもその1人。アメリカ・オバマ元大統領が初めて広島を訪れた際には直接、メッセージを伝えた。このときオバマ氏と抱き合いことばを交わした男性は、被爆者の森重昭さん(87歳)。被爆した人の高齢化が進む中での受賞に大きな意義を感じているという。被爆の実相を世界に訴えてきた日本被団協がノーベル平和賞に選ばれた。なぜ今、このタイミングでの受賞になったのか。ノーベル平和賞・選考委員会・フリードネス委員長は、「核の脅威は差し迫っている。核のタブーが軽んじられていて、核兵器が再び使用される可能性がある」と明言した。日本被団協・箕牧智之代表理事「ガザの子供が血をいっぱい出して抱かれている。当時の日本と同じ、重なる」。紛争が拡大する中東地域。戦闘の開始から1年を過ぎたガザ地区では犠牲者は4万人を超えた。そして、ウクライナ情勢。侵攻を続けるロシアは、世界で最も多い5580発の核弾頭を保有し核の威嚇を繰り返している。母国で戦火が続くウクライナ人は、今回の受賞をどう受け止めたのか。話を聞いたのは、ウクライナ西部リビウから日本に避難しているクロチク・ソロミヤさん。「間違いなく全世界にとって(受賞は)大事な出来事だった。しかし、世界にはまだ核兵器の現実的な脅威があることを忘れてはいけない」。両親や友人はまだウクライナに残ったまま。ふるさとでは今もロシア軍による散発的な攻撃が続いているという。「戦争、侵略、核兵器利用の知識を高め、平和のために努力しないといけない」と話した。
衆議院選挙の公示を3日後に控える中、与野党の党首が日本記者クラブの討論会に出席し、政権構想や政治姿勢、それに政治改革などをめぐって論戦を交わした。党首討論会には7つの党の党首が出席した。自民党・石破首相「日本創生。今、日本は安全保障環境も最も厳しい状況。人口がものすごく減っていく。国民は30年ぶりの物価上昇に苦しんでいる。デフレの脱却もあと一歩押し進めなければいけない。地方の疲弊。そして都市の過密。世界有数の災害大国であるが、これに対する体制が十分だと私は全く思っていない。日本の在り方を根底から変えていく」。立憲民主党・野田代表「政権交代。通常国会では、裏金の問題にけじめもつけられず、実態も解明できずに甘い法律で終わってしまった。問題をもう一回議論をして、政治に対する信頼を取り戻す場であったが、残念ながらすぐに解散になってしまった。自民党のトップが変わり、内閣総理大臣が変わっても政治は変わらない。政権交代こそが最大の政治改革」。日本維新の会・馬場代表「古い政治を打ち破れ。もう一度輝く日本に再生し直すためには、今、自民党がやっている古い政治、これを打ち破って新しい政治を始めていく」。与野党の党首が日本記者クラブの討論会に出席。公明党・石井代表「徹底した政治改革。今回の政治とカネの問題について、公明党はいち早く政治改革ビジョンを公表し、政治資金規正法の改正をリードした。政策活動費は廃止を目指す。また旧文書通信交通費の改革も進めていきたい。山積する内外の課題にしっかりと答えを出せるのは、自公の連立政権しかない」。共産党・田村委員長「政治を変える。企業団体献金全面禁止を30年間訴え続けて、今、政治改革の焦点へと押し上げている。消費税廃止に向けて直ちに5%へ。軍事費2倍ではなく、社会保障と教育の予算を増やす。憲法9条を生かした平和外交を進め、軍事同盟強化に断固として立ち向かう」。国民民主党・玉木代表「若者をつぶすな(手取りを増やす)。税金と保険料が高いので若い人たちの手取りが増えていない。高齢者医療制度を見直して、現役世代の社会保険料負担を引き下げる。減税と社会保険料負担の軽減で若者の手取りを増やす」。れいわ新選組・山本代表「失われた30年を取り戻す。先進国で30年間も不景気が続く国というのは日本だけ。大胆な経済政策が必要。消費税の廃止、社会保険料の減免、悪い物価高が収まるまでの現金給付」。社民党・福島党首「3年間消費税ゼロ。3年間大企業の内部留保600兆円に課税をする。不公平税制を見直す。大企業や大富裕層には大分の負担をしてもらおうではないか」。参政党・神谷代表「賛成党は公約の一番目に減税と積極財政を挙げている。日本を強くして日本人が増えるような仕組みに変えればいい。裏金問題、政治の金よりも国民の金の話をしよう」。各党の党首はあすとあさっても各地での街頭演説や討論会などに臨むことにしていて、事実上の選挙戦が本格化している。
ピンク色にライトアップされたフランス・パリのエッフェル塔。毎年10月はピンクリボン月間として、世界各地で乳がんについての啓発キャンペーンが行われ、乳がん検診の受診を呼びかけている。年間で9万人が診断され、女性の9人に1人がかかるとされる乳がん。今、ネット上では検診や治療に関する不正確な情報が拡散している。例えば、医師を名乗る人物が、「マンモグラフィーはレントゲン1000回分の被ばく量。受けると乳がんになる」などとXで話している。こうした内容の投稿はXのほかTikTokなどのSNSで合わせて1000万回以上閲覧されている。国立がん研究センターなどによると、マンモグラフィー検査で受ける放射線量は胸のレントゲンより多いものの、通常検査の範囲内であれば健康への影響の心配はないという。今、不正確な情報がネットに多く見られる。科学的に信ぴょう性はあるのか。乳がんに詳しい医師に聞いてきた。国立国際医療研究センター病院・清水千佳子医師「一部分を切り取って、ものすごく怖がらせることを意図しているのではないか」。X線を使ってがんを比較的小さな段階で見つけることができるマンモグラフィー検査。国は、40歳以上の女性に対し2年に1回検診を受けるよう推奨。清水医師「デメリットとしては放射線の被ばくの問題がある」。がんの検診や治療に当たっては、メリットとデメリットの両方を知ることが大事だと指摘する。乳がんに関する不正確な情報。患者やその家族たちのなんとかしたいという思いにつけ込むような、科学的に根拠のないものも出てきている。そうした中、実際にがん患者はネットの情報とどのように向き合っているのか。自らも乳がんを経験し、現在は患者の支援に当たる桜井なおみさんは、「がん患者になると最新治療などの情報に乗り遅れるのが怖い」と話す。こうした心情を考えると、患者や家族が少しでもよくなるようにと今とは別の治療方法について情報を探すことも考えられる。そんなとき、よく使用するのが検索エンジン。キーワードを入れて検索するが、実は注意が必要。例えば、「乳がん 最新治療」「乳がん ステージ4」と検索すると、検索結果として自由診療によるがん治療をうたうクリニックのサイトなどが出てくる。国立がん研究センター・若尾文彦医師は、こうしたサイトには科学的根拠のない情報があふれているということを知ってほしいと話す。このほかにも、本を出版している医師は専門性が高いと思われがちだが、本は誰でも自費出版することが可能で、本の出版と科学的根拠があるかどうかは別の話だと指摘する。そのうえで、情報を見極めるためには周りとの相談が大事だと呼びかけている。情報が信頼できるのか5つのチェックポイントを紹介。
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- X乳がん国立がん研究センター
埼玉と東京の東部を流れる荒川。蛇行していることから過去に氾濫を繰り返してきたため、新たに荒川放水路を人の手で建設。以前流れていた部分は今、隅田川となっている。この荒川放水路に水が通されてきょうで100年となり、記念のイベントが開かれた。水門の操作室の見学会などが行われた。荒川放水路が作られるきっかけとなったのは明治43年の大洪水。東京の下町などに大きな被害が出たため、治水対策として放水路の建設が計画された。川幅およそ500m、22kmもの距離を掘り進める大工事は20年に及んだ。工事で最も重要とされたのが放水路と隅田川の分岐点に建設する水門。河川の軟弱な地盤でも水圧に耐える強度を保つため、当時としては最新技術の鉄筋コンクリートが使われ、地下におよそ18mの基礎が埋め込まれた。完成した水門は関東大震災や数々の大雨にも耐えてきた。その後、当初の門は老朽化で役割を終え、およそ40年前に新たな水門を建設。堤防の改修なども行われた荒川放水路は100年間氾濫が一度も起きていない。地球温暖化を背景に各地で異常気象による災害が頻発している今、これまでのように荒川放水路が水害を防ぎ続けることができるのか。国の想定によると、荒川が氾濫した場合、東京と埼玉の広い範囲で3mから5m上の浸水となり、浸水想定区域に住む人はおよそ250万人に上ると推計されている。実際に氾濫の危機が迫ったケースもあった。関東甲信や東北の各地で堤防の決壊が相次いだ東日本台風(2019年)。災害対策室(東京都北区)は、川の水位などを監視し緊急時には水門の操作を行う。東日本台風では、荒川の水位が上昇し続けたため水門を下ろし隅田川に水を流さないようにした。水門が閉じられたのは12年ぶり。洪水のリスクの高まりについて専門家の東京大学大学院・工学系研究科・沖大幹教授は、河川の整備とともに住民も避難の意識を持つことが大切だと指摘する。
八幡平アスピーテラインの中腹で紅葉が見頃となっている。来週頃まで紅葉が見頃。東京・渋谷のNHKの屋上から全国の気象情報を伝えた。
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きょうからクライマックスシリーズのファーストステージが始まった。第1戦:DeNA3−1阪神(甲子園)。DeNAの先発・東克樹は4回の打席でアクシデント。走塁の際、左の太ももを痛めた。ベンチで治療を受けたが4回でマウンドを降りた。
クライマックスシリーズ・ファーストステージ・第1戦:ロッテ2−0日本ハム(北海道・北広島・エスコン)。ロッテ・佐々木朗希「初戦を任せてもらったので、その期待に応えられるように。先制してもらってその点を最後まで守ろうと。いいピッチングができたと思う」。
第2戦予告先発:阪神・高橋遥人−DeNA・ジャクソン、日本ハム・金村尚真−ロッテ・小島和哉。
新たなトップリーグSVリーグが開幕。男子10チーム、女子14チームでスタートし、2030年までにプレーでも観客数でも世界最高峰のリーグになることを目指している。男子チーム屈指の人気を誇る東京グレートベアーズ。昨シーズンは1試合でVリーグ最多の入場者数(8749人)を記録。中でも人気の選手が、元日本代表のアタッカー・柳田将洋。持ち味は強烈なサーブと決定力。チームの演出も豪華。きょうは人気バンド、東京スカパラダイスオーケストラが生演奏。さらに、タレント・本田翼による始球式も。さまざまな演出で一体感を高めて試合が始まる。ウルフドッグス名古屋3−1東京グレートベアーズ。
ウルフドッグス名古屋3−1東京グレートベアーズ。
女子はNECレッドロケッツ川崎と、埼玉上尾メディックスの試合で開幕。埼玉上尾メディックス3−0NECレッドロケッツ川崎(川崎)。NECレッドロケッツ川崎・佐藤淑乃「この敗戦をしっかりポジティブに、あすに生かしていきたい」。
試合後にはレッドロケッツ一筋で引退した古賀紗理那のセレモニーが行われた。
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日本オープン(埼玉県狭山市)の第3ラウンド。第3ラウンド(通算):1位・木下稜介、池村寛世、3位・今平周吾、稲森佑貴、5位・中島啓太。木下稜介「あした終わってぶっ倒れてもいいぐらい、全力で頑張りたい」。
サッカー日本代表が、ワールドカップアジア最終予選のオーストラリア戦に向けて練習を再開。初戦から3連勝としたアウェーでのサウジアラビア戦からきょう未明に帰国したばかりだが、練習には27人全員が参加。それぞれのメニューに取り組んだ。小川航基「僕は得点をとるというところ、そこしか考えていないし、ハードワークや前線で起点になるところも、しっかりと欠かさずやっていきたい」。
全国的に秋晴れになりそうだが気温差があり体調を崩さないよう呼びかけた。