- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央
オープニング映像。
一連の寒波のピークは過ぎたが、あさっては低気圧や暖かく湿った空気の影響で、東北の日本海側や北陸など広い範囲で雨が降る見込みで、雪崩や落雪などに十分注意が必要。雪崩や落雪などには引き続き注意が必要。長岡技術科学大学・上村靖司教授は「(気温が上がると)ぬれた雪に変化していく。そうなると非常にもろくなる。屋根の上も斜面。危険になることは十分理解して、できるかぎりの安全な措置をとってほしい」と述べた。
日米首脳会談でも焦点となった、日本製鉄によるUSスチールの買収計画。会談から2日、新たな動き。日本製鉄の計画では、株式を100%取得し、完全子会社化するとしているが、トランプ大統領は誰もUSスチールの株を過半数保有できないとしている。NFL(アメリカプロフットボールリーグ)・スーパーボウルを観戦するため、現地に向かう専用機の機内で取材に応じたアメリカ・トランプ大統領は「誰にも過半数の株式保有はさせない。他企業ならいいが、USスチールはダメだ」と述べ、日本製鉄が株式の過半数を保有する形での買収は認めない姿勢を示した。アメリカ・トランプ大統領は、これまでも一貫してUSスチールの買収計画には反対の姿勢を示してきた。日米首脳会談では、買収計画を巡る「買収ではなく投資で合意した」との発言に注目が、石破首相は「どちらかが利益を得る一方的な関係にはならないという認識を共有した」と明らかにし、「大きな成果だと考えている」と述べた。きのうのNHK「日曜討論」で、石破首相は「単なる買収ではない。投資を行い、あくまでアメリカの会社であり続ける」「大勢の人に努力をしてもらい、いい結果になった」と述べ、関係者の努力をねぎらった。複数の政府関係者によると「当初はバイデン政権下で結論が出ている話だなどとして、会談では取り上げるべきではない」という意見が大勢だったという。一方、林官房長官の下に設けられた戦略チームでは「これだけ大きな交渉ごとを首脳会談でしっかり話すことができなければ、今後の経済協力関係や投資環境の整備に影響が出かねない」という声が強まったとう。議論の結果、石破首相が「単なる買収ではなく投資だ」と説明する方針が固まったという。ある政府関係者は「バイデン前大統領でだめになった話を、元に戻すところまで持ってきたことが大きな成果」と話している。ただ株式の保有を巡るアメリカ・トランプ大統領の発言について、政府関係者は「首脳会談では株式の保有割合の話まではしていない。これから先は企業どうしの交渉次第だ」としている。林官房長官はきょうの記者会見で「日本製鉄は本件を単なる買収とみているのではなく、日米がウインウインになれるような、これまでとは全く異なる大胆な提案、検討と承知と述べた。
日本製鉄はこれまでUSスチールの株式を100%取得して、完全子会社化する計画を一貫して主張してきた。機密性の高い最先端の技術を供与して、アメリカ市場での競争力を高めるねらいがあるから。会社の経営幹部は「アメリカ側から連絡があれば、日本製鉄・橋本英二会長が現地を訪れて、トランプ大統領と協議する考え」を示している。トランプ大統領の真意が計画の修正を迫るものなのかを確認しながら、対応を検討する構え。日米首脳会談からのアメリカ・トランプ大統領選の一連の発言。真意はどこにあるのか、東京大学大学院・鈴木一人教授は「“株式の過半数を所有できない”と言う形で“投資”を理解していると示した。違和感はない」と延べた。また日本政府が、買収ではなく投資という方針で臨んだことについては「100点満点ではないが、0点になるよりは50点の方がいいという判断なのだろうという評価」とした。今後の日本製鉄の対応は、何が焦点となるのか「過半数を越えないにしても49%の出資をすれば発言権は大きくなるので、最終的にUSスチールの渠総力強化、日本製鉄にプラスになるような結果が望ましい」と述べた。
USスチールの経営改善のためにも、アメリカ・トランプ大統領がもう一つ強調したのが関税措置。アメリカに輸入される鉄鋼製品やアルミニウムに、25%の追加関税を課すことを10日に表明すると明らかにした。アメリカが鉄鋼製品を輸入している国のランキングでは、1位・カナダ、4位・韓国とアメリカの同盟国も上位に並んでいる。日本は6位。第1次トランプ政権以降、鉄鋼各社は現地生産を増やすなどの対応を進めていて、影響は限定的と見られる。順調なスタートを切ったように見えた日米首脳会談だが、USスチールの買収計画について、日本製鉄側は今後どうトランプ大統領と協議に臨むのか。日米両国は互いに国益に沿う協力関係を構築できるのか、先の読みにくい展開が続きそう。
外交上、大きな関門だった日米首脳会談を終えた石破首相。帰国後、立ちはだかるのは新年度予算案の審議。年度内成立に向けて、予算案の修正もにらんだ野党側との政策協議が今週からヤマ場に入る。自民党、公明党と日本維新の会は、政策責任者が会談。維新の会が求めている社会保険料の負担軽減を巡り、自民、公明両党は、負担軽減の方向性に理解を示しつつも、さまざまな関係者がいる分野なので「有識者から意見を聞くことも必要」と指摘し。「国民生活に大きく関わる課題で、慎重な検討が必要」として、3党で引き続き協議することに。教育政策を巡っては、あさって再び会談し、協議することになった。自民党・小野寺政調会長は「社会保険料の問題。いろいろな当事者がいて大きな課題。そういうことを前提にしっかり議論する」とし、日本維新の会・青柳政調会長は「いろんな課題がある中で、最終(的に)どういうことがっ考えられるのか、引き続き協議したい」と述べた。与党と国民民主党の政策協議では「年収103万円の壁」の見直しに関する税制協議が再開される見込み。国民民主党内では、政府与党が123万円にするとしている税の控除額について、生存権を保障する観点から、生活保護費の支給額を念頭に「少なくとも156万円程度」とする意見が出ている。これについて、国民民主党・玉木雄一郎氏は「123万円では(新年度)予算案に賛成できない」と述べた。また近く予算案の修正案をまとめ、実現を迫る構えの立憲民主党。医療費が高額になった患者の自己負担を抑える「高額療養費制度」について、上限額引き上げの凍結を求めていて、きょう厚生労働省の担当者などから説明を受けた。立憲民主党・中島政調会長代理は「修正を受け入れてもらうよう働きかけると同時に凍結を求めていきたい」と述べた。自民党は役員会を開催。石破首相は、新年度予算案の審議と野党との政策協議について、「いわゆる“103万円の壁”や教育費無償化、ガソリン減税、高額療養費など、いろいろな問題があるが、国民の理解と多くの党の賛同を得て、予算案とそれに続く法案の成立を期したい。引き続き協力をお願いしたい」と述べた。
予算案の修正をにらんだ政策協議で、与野党が合意できるかどうかが、今週から来週にかけて大きなポイントとなる。新年度予算案の審議、今週の日程は固まっているが、17日以降はまだ決まっていない。与野党が着地点を見いだし、今月中、遅くとも来月初めまでに予算案が衆議院を通過するのか、動きが慌ただしくなりそう。
NHK世論調査。石破内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より5ポイント上がって44%で、「支持しない」と答えた人は、5ポイント下がって35%。衆議院で与党が少数となる中、石破総理大臣は、新年度予算案について、野党の主張を柔軟に取り入れた修正も検討する考えを示している。こうした姿勢を評価するか尋ねたところ、「大いに評価する」が11%、「ある程度評価する」が55%、「あまり評価しない」が19%、「まったく評価しない」が8%。「年収103万円の壁」の見直しをめぐる協議で、自民党、公明党両党は、所得税の非課税枠を123万円まで引き上げる方針を決めた一方、国民民主党は、178万円までの引き上げを求めていて、引き続き協議が行われる。引き上げについてどう思うか聞いたところ、「123万円が妥当」が28%、「さらに引き上げるべき」が51%、「引き上げ自体に反対」が9%。高校の授業料無償化をめぐり、日本維新の会は、所得制限なしでの実施を求めていて、自民党、公明党両党との協議が続いている。無償化についてどう思うか尋ねたところ、「所得に関係なく無償化すべき」が31%、「所得制限を設けたうえで無償化すべき」が50%、「無償化自体に反対」が13%。ことし夏に行われる参議院選挙で、野党が候補者の一本化などで協力を深めることを期待するか聞いたところ、「大いに期待する」が10%、「ある程度期待する」が33%、「あまり期待しない」が36%、「まったく期待しない」が12%。アメリカ・トランプ大統領は、巨額の貿易赤字を問題視し、関税の引き上げによって赤字の縮小をめざす姿勢。トランプ政権の関税強化によって、日本経済にどのような影響があると思うか尋ねたところ、「良い影響がある」が6%、「悪い影響がある」が57%、「特に影響はない」が22%。石破総理大臣とトランプ大統領との初めての日米首脳会談を受けて、今後の日米関係がどうなると思うか聞いたところ、「良くなる」が13%、「悪くなる」が11%、「変わらない」が65%。各党の支持率を紹介した。
中国メディアは、トランプ政権の追加関税への中国の対抗措置がきょう未明に発動されたと伝えた。中国政府は、アメリカから輸入される石炭やLNG(液化天然ガス)に対して15%、原油や農業用の機械、排気量の大きい自動車などに対して10%の関税を、それぞれ上乗せすると発表していた。中国外務省の報道官は、記者会見で、対抗措置を発動したかどうかには直接触れなかった。
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- 中華人民共和国外交部北京(中国)
全国の気象情報を伝えた。
カブスがキャンプインし、今永昇太投手が来月、日本で行われる開幕シリーズでの登板に意欲を示した。カウンセル監督はドジャースとの開幕シリーズで今永投手を登板させる方針。「強敵だが立ち向かう姿勢を見てもらえれば」とコメント。ドジャース・山本由伸投手もキャンプ地入りして初めての自主トレーニング。キャンプインを2日後に控え、入念なキャッチボールで調整した。一方、6日続けてトレーニングを行っていた大谷翔平選手、この日は休養をとり、妻の真美子さんや愛犬のデコピンと共にリラックスした様子を見せていた。ドジャースとカブスは来月の開幕シリーズを前に、今月20日のオープン戦初戦で対戦する。
今週開幕するJリーグ。J1、20チームの選手などが集結。来年から夏場を避けた秋春制に移行するJリーグ。現在の方式で行われるのは今シーズンが最後となる。都内で行われたイベントでは、選手たちが自身のアピールポイントを発表。このうち、ファジアーノ岡山は昨シーズン、J1昇格プレーオフを制して初めてJ1で戦う。
FC町田ゼルビアGK・谷晃生選手は昨シーズン、リーグ最少失点の堅い守備をキーパーとして支えた。谷選手の忘れられない試合はチームが優勝の可能性を残していた昨シーズンの最終節。3ゴールを決められ、3位でシーズンを終えた。谷選手は「結果で見せられたら」と語った。
ガンバ大阪の18歳のルーキー・名和田我空選手。精度の高いシュートが持ち味の世代屈指のアタッカー。おととし17歳以下のアジアカップでは得点王となり、最優秀選手に輝き、同じ世代のワールドカップにも出場。名和田選手は「“今年は点が取れるガンバ大阪なんだぞ”とサポーターに見てもらいたい」と語った。
日本ハム・清宮幸太郎選手。昨シーズンはチームのクライマックスシリーズ進出に貢献。今シーズンさらなる飛躍のために、何をポイントにしているのか聞いた。清宮選手は「今シーズンは僕の勝負強い打撃を見てください」と語った。7年目の昨シーズン、その実力の片りんを見せた。前半戦はけがで出遅れたが、夏場以降は得点圏打率4割に迫るなど目覚ましい活躍を見せた。このキャンプでは昨シーズンつかんだバッティングの感覚を継続することをテーマに掲げている。バッティングが進化したきっかけは仲よしのチームメートとのやり取りだった。ポイントはバットを最も後ろに引いたトップを作るタイミングにあった。このバッティングを体にしみこませるため、このキャンプではバットを振り込む日々。25歳で迎えたことしのキャンプ。これまでの経験を糧にしていく中で、考え方にも変化があった。清宮選手は「30本塁打打ちたい。プロ野球界の顔になりたい。チームを優勝、日本一に導ける男になりたい」と話した。
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- アリエル・マルティネス新庄剛志清宮幸太郎
NFLの今シーズンのチャンピオンを決めるスーパーボウル。59回目のことしは7年ぶりの優勝を目指すイーグルスと、史上初の3連覇を目指すチーフスが対戦。イーグルス40−22チーフス。攻守で圧倒したイーグルスが、7年ぶり2回目のスーパーボウル制覇を果たした。
アメリカツアーに今季から本格参戦している山下美夢有は最終ラウンド7位からスタート。山下は本格参戦の初戦で4位に入った。
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- フロリダ(アメリカ)山下美夢有
パラアルペンスキー世界選手権男子大回転座って滑るクラス。パラリンピック6大会連続出場の森井大輝は4位。
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