- 出演者
- 萩谷麻衣子 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 森葉子 斎藤康貴 林美沙希 杉村太蔵 水越祐一 小田原潔
日本工芸会の総裁を務める佳子さまはきのう夜、金沢市で輪島塗の人間国宝・小森邦衞さんの作品をご覧になった。「復興の思いが赤色で表現されている」という説明に「本当に思いのこもった作品ですね」と応じられた。これに先立ち佳子さまは小森さんや輪島塗りの人間国宝・前史雄さんらとも懇談された。佳子さまが石川県を訪問されるのは初めてで、輪島塗の髪飾りを着けられていたという。
マイナ免許証はマイナンバーカードのICチップに運転免許証の番号や有効期限など使用条件を記録させるもので、免許証としても利用できるようになる。運用開始は来年3月24日から。従来の免許証をそのまま使うことも可能。来年3月24日以降、免許証の更新料は2,850円に値上げされるが、更新の際にマイナンバーカードと一体化させると2,100円で済むという。また、「優良運転者」などは免許更新に必要な講習を「マイナポータル」を通じてオンラインで受講可能となる。12月には「マイナ保険証」も開始されるが、マイナンバーカードとの一体化について萩谷さんは「デジタル庁は今後、銀行口座の開設や携帯電話の契約にマイナカードに搭載されているICチップを読み取ることを義務化すると公表していて、今後本人確認証明書をマイナカードに一本化することの一環じゃないかと思う。犯罪防止対策になるなど良い面もあると思うが、保険証などを見ると1本化にあたって結構ミスがあったりトラブルもあるので、マイナカードに色々乗せるのは良いが、その前に信用性の確率をしてほしいと思う」などとコメントした。
東北電力はきのう午後7時、女川原発2号機の原子炉を起動し再稼働させた。女川原発2号機は津波対策などの安全対策工事を実施し、2020年には原子力規制委員会の審査に合格していた。全国ではこれまでに12基の原発が再稼働しているが、震災で事故を起こした東京電力・福島第一原発と同じタイプの原子炉の再稼働は初。東北電力によると、来月上旬には発電を再開し、12月ごろには営業運転を再開する予定。
酒造りの技術の発展を目指して開かれた「酒類鑑評会」には124銘柄が出品された。東京国税局によると、今年の日本酒はスッキリとする後味が特徴だという。表彰式後には”利き酒会”も行われ、味・香りについて議論が交わされた。
新米の1等米の比率は去年と比べ17.7ポイント高い77.3%だった。ただ、過去5年間の平均と比較すると平年並み。去年産の米は猛暑と水不足の影響で全体の供給量が減り、米の品薄が増えた要因の1つされている。今年は雨の量が多く、猛暑への対策も打てたとしている。去年被害が大きかった新潟・山形などでは1等米の比率が大幅に増え、合計23県で増加した。今回の検査対象は1年間で収穫される量の4割ほど。23年産と比べて流通量は増えそうだとのこと。
立憲・野田代表は総理大臣の指名選挙で自分の名前を書くよう要請し、「本気の政治改革をやろう」と呼びかけた。国民民主党はすでに党首会談を断り、総理大臣指名選挙では玉木代表の名前を書く方針。立憲を中心とした政権の枠組みを作ることは難しい情勢で、野党の対応が別れれば石破総理が指名される可能性が高まる。政権を継続できても少数与党となる自民・公明は補正予算案や本予算案を成立させることを目標に国民民主が主張する手取りを増やす政策などをどう取り入れるか協議の場を模索していきたい構え。自民党と公明党はあす幹部会合を開き、3党での協議に向けた方針を決めることにしている。
劣勢も伝えられるハリス氏は7万人以上集めた集会で大一番の演説にのぞんだ。ハリス氏はトランプ氏が議会乱入事件の直前に支持者を焚き付けたのと同じ場所でトランプ時代を終わらせ新たな時代への一歩を踏み出そうと呼びかけた。好調に見えたトランプ氏だが、ここに来て思わぬピンチに直面している。27日の集会でアメリカの自治領・プエルトリコを「ごみの島」と呼んだコメディアンの発言をめぐり反発を招いたからだ。プエルトリコ系の有権者は激戦州に90万人以上いる。トランプ氏は「私以上にプエルトリコ系コミュニティーを愛するものはいない」と弁明したが、わずかな票の差で勝負が決まるだけに戦いの行方は不透明感が増している。
ロサンゼルスから中継。現在試合は8回ウラまで進んでいるが6-4でヤンキースがリードしているが、逆転に向けてニューヨークへパワーを送ろうと地元のファンは大歓声をあげている。特に大きな歓声が上がったのは大谷選手だった。地元のファン総立ちで「ショヘイコール」が沸き起こった。4年前のワールドシリーズ制覇では新型コロナでお祝いができなかった。このあと逆転勝利すればロサンゼルスはお祭り騒ぎになりそうだ。
国連の女性差別撤廃委員会は29日、「夫婦同姓」を義務付ける日本の民法を見直し選択的夫婦別姓を導入するよう勧告した。国連の委員会が夫婦同姓を定める日本の民法をめぐり勧告するのは今回で4回目になる。さらに人口妊娠中絶に配偶者の同意を必要とする「母体保護法」の改定や婚外子に対する差別的な規定を廃止するよう求めた。また「男系男子」のみを皇位継承者と規定する日本の皇室典範を改定し、男女平等を保障する勧告した。
日本銀行では、今日から金融政策決定会合が行われる。衆議院選で自民・公明が過半数割れするなど政治の不透明感もあり、今回は利上げは見送られるとみられている。日銀は、前回9月の決定会合で短期金利の誘導目標を0.25%程度に据え置いた。円安の進行で一段と物価が上昇する懸念も出ている。日銀は、部下見通しは想定通りとの見方。日銀・植田総裁は、追加の利上げをはんだんするまでには「時間的な余裕がある」との姿勢を崩していない。会合では、物価動向に加えて日本の政治だけでなく米国大統領選挙の影響など慎重に見極めるとみられている。
今日は、西日本や東日本で季節外れの暑さとなっている。関東から西では25℃前後まで上がる見込み。一方。台風21号は、明日台湾を直撃する見込み。台風の進路に近い沖縄地方では、明後日にかけて大雨・暴風・高波に警戒が必要。3連休の前半は、本州・四国・九州でも警報球大雨の恐れがある。
経済情報を伝えた。
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大手デパートで、お歳暮商戦がスタート。光熱費を抑えるため、食べると温まる食品など節約をテーマにした商品が取り揃えられた。日本橋三越本店は、様々な用途に対応する約2400点を販売。鍋やスープなど食べると温まる食品を揃え、暖房費の節約につながるとアピール。他にも、若い世代向けに簡単な調理で完結する“時短ギフト”も準備している。
裏金問題の逆風はあまりにも大きく、自民党の大物たちが次々に落選した。東京21区に立候補した小田原潔氏は、1240万円の不記載により自民党からは非公認となり、比例重複も認められなかった。小田原氏は、東京大学経済学部を卒業後、ゴールドマン・サックスなどの証券会社に勤務。48歳の時、安倍元総理が政権を奪還した2012年の衆院選で初当選し、今回、5回目の当選を目指していた。しかし、選挙戦の終盤には政党支部への2000万円支給問題も噴出し、小田原氏は立憲民主党・大河原雅子候補に2万票以上の差をつけられ落選した。
スタジオに、衆院選で落選となった元自民党の小田原潔氏が登場。小田原氏は安倍派に所属していた衆議院議員で、裏金問題では1240万円の収支報告書への不記載があり、半年間の役職停止処分を受けていた。今回の衆院選では、自民党からは非公認となり、比例重複も認められなかった。小田原氏が出馬した東京21区では、立憲民主党の大河原雅子候補が当選した。裏金問題について、小田原氏は「真実をお話します。パーティー券をお願いした私どもの資金の出どころのほとんどが中小企業の経営者で、思いと期待がこもった2万円の積み重ねを、小田原潔の専用口座に入金し、1円も触らずに全額政治資金団体に支出していました。その政治資金は、秘書の給与や家賃などに充てられていました。そういった、透明性のある経理を12年間続けてきた自負がありました。不記載という言葉は、『収入を計上しなかった』という意味で使われていますが、全ての収入は計上してあります。ノルマを超えた分は一度派閥に上納し、同額を寄付として受け入れ、その上納した記録がついていれば全く同じことをしていても問題がありません。古い習慣なので、この上納をしていなかったんです。私は修正後の収支状況で、収入・支出の合計に触らず、内訳しか修正していません。全員が私と同じわけではないと思いますが、『不記載』と言われると、収入を隠していたと捉えられて、誤解を解く機会のないまま選挙に臨んだのが辛かった」などと話した。また、自民党の活動費2000万円について「私たち非公認がお願いしたものではないので、困惑しました」などと話した。萩谷さんは「説明してもらえないと国民はわからない。だから早く説明するべきだったし、自民党内でも早く対策をするべきだったのでは」などと話した。
今回、安倍派をはじめとする多くの不記載の議員にとって厳しい選挙戦となった。今回の衆議院選挙で応援演説に引っ張りだこだったのが、高市早苗氏だった。逆風の選挙戦で最も影響を受けた安倍派に所属していた議員たちは、今後、自民党内でどんな動きを見せるのか?
今回の衆院選では、安倍派幹部で、非公認・離党の不記載議員46人のうち、28人が落選となった。スタジオで小田原さんは「私達国民が政治に求めるのは、会派を超えて良い世の中にしてくれることだと思います。まずは、政治家は国民のために一生懸命に働くに尽きると思います」、角谷さんは「政治と金といえば、自民党は何年かに1回こういうことが起きていますし、派閥だって何度もなくなっては復活している。これは自民党があまり成長していないという意味では?」などと話した。杉下さんは「小田原さんは『説明したくてもできなかった』という姿勢ですが、そもそも政倫審があったし、YouTubeなど発信する機会だって自分でいくらでも作れた。どういう意味ですか?」と尋ね、小田原さんは「刑事事件の取り調べの途中で説明していいのか、弁護士と相談しながら発信のタイミングを伺っていた。ただ、発信しなかった言い訳は一切しません」などと答えた。
国民民主党は議席7から28に伸ばし、玉木雄一郎代表は与野党からラブコールを受ける存在となった。玉木代表は「自民党だけではなく、立憲民主党・維新、それぞれ幹事長や国対委員長がいろいろなコンタクト、情報交換をしていると報告を受けている」と話した。さらに注目されるのは、来月11日に召集する方向で調整されている特別国会。ここで総理大臣指名選挙が行われる。政権維持に意欲を示す石破総理だが、玉木代表は「『石破茂』とも書かない。『野田佳彦』とも書かない。『玉木雄一郎』と書く」と話している。自民党は国民民主党に対し、政策ごとの連携を検討しているという。国民民主党との協力で、体制を立て直したい考え。玉木代表は「新しい政策決定、意思決定のルールが模索される時代に入ったという認識が必要。新しいルールメイキングに国民民主党が果たす役割は大きいし、果たしていかなければいけないと思っている」と語った。石破政権の命運を握るキーパーソン・玉木代表をめぐり、水面下の駆け引きが本格化している。
政府・与党は、総理指名選挙を行う特別国会を、来月11日召集で調整している。自民党は国民民主党に接近し、政策ごとに連携する部分連合を呼びかける方針。また、立憲民主党も連携を呼びかけていると報じられている。国民民主党の玉木代表は、決選投票で自分の名前を書くとしているが、政策ごとの部分連合には含みを持たせている。国民民主党は、年収の壁の引き上げがトリガー条項の凍結解除など、主に手取りを増やす政策を訴えている。角谷さんは「11日まで色んなことがあると思いますし、玉木さんも自民党が部分連合でどれほど受け入れるかなどの交渉をすると思います。石破おろしをしたい人の多くが落選し、過半数割れをしているので、今はそういった石破おろしは起きにくいと思います」などと話した。