- 出演者
- 中山正敏 宮根誠司 丸岡いずみ 蓬莱大介 西山耕平 橋口秀一 西尾桃
「速報 あす東京など40℃超続出か 災害級暑さ 石川・小松で「40.3℃」」「深刻 水不足で 稲作が…鶏・豚が夏バテ ”食卓ピンチ”猛暑影響で 価格高騰」のラインナップを伝えた。
オープニング映像が流れた。
石川・小松では40.3℃を記録し、これは石川県での過去最高の気温を更新するものとなっている。一方で金沢は35℃ほどとなっている。南風によって陸地からの熱風が市街地に入り込むのが現状となっている。
東京都心では36.1℃を記録し3日連続の猛暑日となっている。日本最古の遊園地・浅草花やしきも厳しさを増す暑さに対応するために水かけ隊がミストをまく様子が見られた。花やしきでは一部アトラクションで暑くなりにくい塗料を塗り、表面温度は最大で10℃程下がったという。お化け屋敷~首づかの呪い~ではお清めの塩飴が配られる様子が見られた。また、スタッフの暑さ対策としてスタッフは飲料が無料開放されていて、外と中のアトラクションに携わる時間を分散しているという。
京都は16日連続の猛暑日となり、暑さを超える暑さも9日連続となっている。清水寺は舞台まで出る人は殆ど存在せず、三重塔の近くの藤棚ではミストで涼む人々の姿が見られた。音羽の滝の水を口に含む人の姿も多く見られ、この水は清水寺の名前の由来であるとともに健康長寿などの利益があるとされる。
先週末には台風9号の影響で千葉県や茨城県では暴風警報が発表された。台風がすぎると高温となり、群馬・伊勢崎市で40.1℃をおととい観測している。
一方で各地で夏の風物詩が始まり、青森市ではねぶた祭りが行われている。秋田市では竿燈まつりが行われ、重さ50kgにもなる竿燈を夜空に掲げることで五穀豊穣を祈る物となっている。大阪・関西万博の会場では大相撲夏巡業「万博場所」が行われ、決まり手や反則を実演する初っ切りもみられたが、横綱・大の里の取り組みも行われた。新潟・長岡市の長岡まつり大花火大会は長岡空襲の慰霊の願いが込められた花火であり100万人以上が訪れることで知られるが、無料で駐車が可能な道の駅 ながおか花火館では無断利用者の姿も多く見られたという。
東京・浅草から中継。きょうの最高気温は36.1℃。3日連続の猛暑日に。信号待ちの際は日陰で待つ様子も。きょうも東京は熱中症警戒アラートが発表されているが、交差点よりも住宅地の方が暑さ指数が高く、熱中症のリスクも高い。午後3時以降、さらに暑さ指数が高くなる予報となっており、エアコンをしっかり使うよう呼びかけた。
あすは関東を中心に猛烈な暑さ。複数地点で40℃超となる可能性がある。さらに今週は災害級猛暑のち災害級大雨に警戒。あすは低気圧に近い北海道南部・東北北部は大雨。水曜日、東北・北陸中心に大雨。木曜日、日本海側の広い範囲で大雨の恐れ。線状降水帯になる可能性もあるため今週は最新の情報を確認するように。金曜日、九州南部は大雨。土曜日、九州北部・南部は大雨。東シナ海から非常に湿った空気が入る玄関口の九州は災害級の大雨の恐れがある。日曜日、九州は大雨で西・東日本は広範囲で雨。月曜日、日本海側中心に大雨の恐れ。前線が停滞する状態は1週間続きそうだ。梅雨末期に戻ったような大雨に。
1週間のお天気を伝えた。
先週火曜日、31年ぶりに貯水率0%となった宮城県の鳴子ダム。農業用水として使われるダムの水が最低水準を下回る異例の事態となっている。貯水率は例年この時期で80%ほどだが、今年は連日の猛暑と雨不足により深刻な水不足となっている。岩手県の御所ダムでは先週木曜日に貯水率0%に。新潟・上越市の正善寺ダムでもきょう午後1時時点で貯水率10.7%と各地の米処で記録的な水不足となっている。懸念されているのが渇水によるコメの不作。厳しい現状を語るのは宮城・石巻市のコメ農家。今は稲の穂が出る出穂期。稲の生育で最も水を必要とする大切な時期。しかし、石巻市の先月の降水量は5mm。平年の3%余と雨の少なさは危機的状況。普段はそばを流れる北上川の水を使用しているが、上流にある複数のダムの貯水率が低いため、河口付近にあるこの場所にはほとんど水が届かないという。そこで田んぼから出た水をためて再利用。1日4回ポンプで水を送る状況。それでも水不足の影響は大きいという。出荷量や農家の収入にも影響が出かねない危機的な水不足に悲鳴が上がる中、きのう新潟県を訪れたのは小泉農水大臣。新潟でも先月の降水量が平年の約1.5%と記録的に雨が少ない。小泉農水大臣は農業用ため池やダムの現状を視察。
異例の暑さが続く今年の日本列島。養鶏場でも異変が。夏バテによりニワトリの食欲が低下。栄養が不足し産卵数が減少しているという。物価の優等生と言われた卵のMサイズ1キロあたりの価格は328円。去年と比べ128円値上がり。卵の大きさにも変化が。通常はM・Lサイズが多いのだが、今年はS・SSサイズなど小ぶりなものが多くなっているという。夏バテ対策が八百屋から頂いた野菜をあげること。他にも飲み水の補充を1日3回から5回に増やし、日陰を作り水撒きで鶏舎内の温度を下げるなど出来る限りの対策をしているという。さらに豚肉も高騰。国産豚肉1キロの卸売価格はこの数ヶ月で急上昇し、先月の平均価格は統計がある1990年以降最高値の866円。千葉県の養豚場では暑さの影響で豚がエサを食べず出荷数が激減。豚舎に大型ファンを増設し、ミストを撒くなど対策をしているというが、電気代も2倍となり、今までの対策が通用しないと。災害級による暑さの影響で食材はどこまで値上がりするのか。
コメどころのダム貯水率に関して。岩手・御所ダムは36年ぶり、宮城・鳴子ダムは31年ぶりに貯水率0%となった。きょう新潟・早出川ダムも2年ぶり貯水率0%に。国交省は2017年以来8年ぶり「渇水対策本部」設置。かんがい用水確保へ国交省のポンプ車などで支援、河川の水利用について使用者間の調整を行う。そして節水も要請している。トイレの大小レバーの適切な使い分け、お風呂はシャワー1分間で約10L使用することになるため「湯はり」で残り湯は洗濯などに、食器洗いは「ため洗い」で節水に、歯磨きはコップを使用するよう呼びかけている。小泉農水相は「渇水対策3本柱」とし、人も出します、給水車も出します、お金も出しますと話していた。
8月の飲食料品の値上げは、1010品目。ことし1月から8か月連続で前年同月比を上回っている。品目別では、調味料が470品目、乳製品が281品目、加工食品が109品目となっている。原材料費の価格高騰などが原因だという。坂口は、調味料は生産過程が長く、コストが高かったものが後追いで価格に反映してきている、値上げ理由のひとつである人件費は、今後下がりにくいため、慢性的な側面は大きいなどと話した。政府は、夏季の電気料金支援を行っている。8月は、1kWhあたり2.4円、ガスは1立方メートルあたり10円となっている。標準的な家庭では、3か月間で3000円程度の引き下げ降下が見込まれるという。再エネ賦課金が増額していて、前年より2352円上がっているという。坂口は、再エネ賦課金の増額で、年間で通して見ると、補助金の効果はさほどない、再エネ賦課金のあり方も議論してもらいたいなどと話した。先月30日、ガソリン税暫定税率の廃止について、与野党6党が合意。今月1日の臨時国会で、野党7党が暫定税率を廃止するための法案を提出し、ガソリン価格を補助金で段階的に下げ、暫定税率を11月1日から廃止するとしている。坂口は、暫定税率に対して消費税も二重でかかっているから、暫定税率はすぐ廃止してもいいのではないか、財源について国民にしっかり説明してほしいなどと話した。丸岡は、最初は目的税だったのに、いつのまにか一般税になって、使われているのは社会保障や環境対策、ガソリン暫定税率を払っていない人も恩恵を受けていて、不公平ではないかなどと話した。坂口は、暫定税率の廃止の恩恵は、都心部と地方部の人で違う、地方部のほうが3~4倍恩恵がある、廃止によって1.5兆円ほどの税収が減り、地方は5000億円くらい、全体の経済の盛り上がりによって税収自体は増えているから、それをうまくやりくりするのが政治の力ではないかなどと話した。
先週金曜日、静岡県の須崎御用邸で静養するため、下田市入りした天皇ご一家は出迎えた市民らと30分ほど交流された。先月は栃木・那須町で1週間ほど静養された、3人そろって沖縄伝統の「かりゆし」を着用された。専門家によると、戦後80年となり、かりゆしを切ることで、沖縄に親しみを込め、平和をながう気持ちがあったと思われる。また亡くなった愛犬の由莉にもちなんでいる。
昭和45年、アジア初開催となった大阪万博。当時10歳の天皇陛下と秋篠宮さまが訪問された。秋篠宮さまがワニに驚かれる姿が、陛下が急流すべりで楽しむ姿もみられた。
平成14年。生後8カ月ころの愛子さまは初めて須崎を訪問。同じ年には初めて那須御用邸へ。陛下に背負わえて、ハイキングも行った平姓年にはオランダに滞在。このあとは来月成年式が執り行われる悠仁さまの夏休み。
平成20年。2歳になったばかりの悠仁さまは神奈川・葉山町で犬に興味を示した。平姓年には那須御用邸で昆虫を採取。平成27年には山形県を訪問し、国の重要無形民俗文化財の舞を鑑賞し、太鼓を体験。今年筑波大学に入学し、先月は豆記者と懇談された。来月には男性皇族として40年ぶりに成年式に臨まれる。