- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 勝呂恭佑 井上二郎 神子田章博 赤木野々花 是永千恵
オープニング映像と井上アナらによるあいさつ。
中西部イリノイ州のシカゴで開かれている民主党の全国党大会は22日最終日を迎え、今月初めに党の大統領候補に指名されたハリス副大統領が演説する予定。陣営の関係者によるとハリス氏は演説で、中間層の人たちが暮らす地域で育った生い立ちや人々を守ろうと検察官になった思いなどを語り、有権者と同じ価値観を共有していることを示すという。そして野党・共和党のトランプ前大統領について「人々の自由を奪い国を後退させる存在だ」と強調しながら、自身は「新たな前進の道を示す」として指示を訴える見通し。今回の党大会では歴代の民主党の大統領が登壇してハリス氏への全面的な支持を打ち出し、バイデン大統領の撤退で急きょ候補者となったハリス氏のもとでの挙党体制の構築に重点が置かれてきた。一方、事実上の公約となる政策綱領はバイデン氏が撤退を表明する前にまとめられたものがそのまま採択され、ハリス氏の独自色を十分打ち出すものにはなっていない。投票日が2か月半後に迫る中、ハリス氏が演説で党の結束を図りながら、無党派層など幅広い有権者にアピールし、選挙戦のはずみにできるかが焦点。
シカゴからの中継。米国・イリノイ州のシカゴ開かれている民主党の全国党大会は最終日を迎え、党の大統領候補に指名されたハリス副大統領が演説する予定。現在、すでにリハーサルが終わり、大勢の人が開会を待っている。日本時間の昼ごろからハリス氏が演説を行う予定。無党派層の心をつかむことができるのか、注目される。
岸田総理大臣の後任を選ぶ来月の自民党の総裁選挙は、10人以上の名前が挙がる混戦模様となっている。このうち、立候補に意欲を示す小泉進次郎氏は、これまでみずからに近い議員と対応を協議してきた。その結果、今月中に立候補を表明する方向で検討に入った。同じ神奈川県連に所属し、近い関係にある菅前総理大臣が支援する見通し。総裁選挙に立候補を表明したのは小林鷹之氏1人で、小林氏はきのう渡海政務調査会長に立候補表明を報告した。また、立候補を表明する方針を決めているのはこれまでに3人で、石破元幹事長があす地元・鳥取の神社で、河野デジタル大臣が週明けの26日に東京で表明するのに続き、林官房長官は27日にも表明する方向で調整している。さらに、高市経済安全保障担当大臣は、近い議員が“推薦人の確保にメドがついた”としていて、表明する時期を探っている。これに加えて、立候補に意欲を示す議員らも推薦人の確保に向けた働きかけを続けている。加藤元官房長官はきのう、二階元幹事長と会談し、推薦人確保の状況などを報告した。上川外務大臣は岸田総理大臣と会談したあと、記者団に“新しい挑戦に励ましのことばを頂いた”と述べた。また野田聖子氏は二階氏や森山総務会長と会談し、活動の状況を報告した。総裁選挙に向けては、茂木幹事長や齋藤経済産業大臣も、それぞ れ近い議員らと推薦人の確保や立候補表明の時期の検討を進めている。一方、昨夜は旧安倍派出身のおよそ20人が東京都内のホテルで会合を開くなど、親交のある議員どうしで、支持する議員や党内情勢を巡って情報交換する動きも活発になっている。
来月23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選挙は泉代表、江田元代表ダウ紘、枝野前代表、野田元首相、馬淵元国土交通相が候補として挙がっていて、これまでに枝野前代表が正式に立候補を表明している。枝野氏はきのう、みずからの政策に盛り込んだAI関連の競争力強化に向けて技術開発に取り組む経営者と意見交換したほか、党の支援組織・連合の芳野会長と会談する予定。また立候補の意向を固めている泉代表は、来週初めに有志の地方議員から立候補の要請を受ける予定で、きのうは出演したテレビ番組で“外交安全保障やエネルギーなどは、現実路線で政策を進めていく安定感を示したい”と述べた。そして、立候補要請に“熟慮する”としている野田元総理大臣は、きのう台湾から帰国し“判断の時期も含めて考え方を整理したい”と述べた。みずからに近い議員らと意見を交わすなどして、詰めの調整を進めることにしている。党内に複数ある議員グループで、誰を支持するか決めているところはなく、野田の動向が選挙戦の構図を左右することになりそう。一方、菅直人元総理大臣が会長を務めるグループの会合では、所属する西村智奈美代表代行の立候補に期待する声が出された。西村氏は、執行部の一員であることを理由に慎重な姿勢を示したが、今後、党内で女性や中堅若手の擁立を求める意見が強まることも予想される。また、党の選挙管理委員会は、今回の代表選挙の地方遊説について、前回3年前の3か所を上回る全国10か所程度で行うことを調整していて、同じ時期に行われる自民党総裁選挙に対抗し、党の存在感を示す機会にしたい考え。
気象情報を伝えた。
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“自転車モンタージュ”の解析現場に初めてテレビカメラが入った。
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- 葛飾区(東京)
警視庁・捜査支援分析センター・三浦達也警部補は“自転車画像解析”の第一人者。国内で保有されている自転車の数は約5700万台。都市部では犯罪やその際の移動手段に使われるケースも少なくない。そこで三浦さんが生み出したのは“自転車モンタージュ”と呼ばれる捜査手法。自転車の部品の特徴を独自に作ったデータベースに入力し、車種を絞り込む。さらに細かい特徴まで分析して、容疑者の自転車を再現し手配書を作成。三浦さんの画像解析は捜査部門から年間約300件の依頼があり、そのうち6割の自転車が発見され、犯人の検挙に繋がっているという。
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“データはうそをつかない”がモットーだという三浦さん。刑事になってからは車の解析や似顔絵捜査などに携わってきた。新たな捜査手法を開発するきっかけとなったのが、約10年前の性犯罪事件。容疑者が移動に使った自転車の解析を頼まれた。去年から、全国の警察官を指導。三浦さんが開発した自転車の画像解析の手法は、大阪府警や北海道警など全国の6割を超える自治体の警察で共有。
海底に多くの炭鉱があった山口・宇部。91年前、長生炭鉱で坑道が水没し183人が犠牲になった。遺骨はいまも海底に残されている。犠牲者の7割が朝鮮半島出身者で、慰霊式には韓国からも遺族が訪れた。長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会は犠牲者の追悼を続けており、遺骨収集を最大の目標に掲げており、国に協力を求めているが、「発掘は困難」としている。今年、ダイバーの伊佐治さんが排気筒からの潜水調査を行った。長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の井上共同代表は、国が動き出すきっかけになれば、と話す。
日本製鉄とJFEホールディングスは合わせて1600億円規模をかけてオーストラリアにある炭鉱の権益の一部を取得すると発表した。このうち日本製鉄は7億2000万ドル(約1080億円)出資して炭鉱の権益の20%を取得、JFEホールディングスは3億6000万ドル(約540億円)を出資して10%を取得する。製鉄用石炭は東南アジアなどで需要の高まりが見込まれる一方、炭鉱の新規開発や拡張が困難になりつつあることから、両社は権益を確保することで石炭を安定的に調達する狙いがある。
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大阪・ミナミの道頓堀にあるラーメン店は、竜の頭や体が壁から飛び出す形の立体看板を1992年ごろに設置したが、しっぽが隣の土地にはみ出していたことから土地の所有者が撤去を求める訴えを起こし、大阪高等裁判所はことし5月、“所有権を侵害している”などとして撤去を命じる判決を言い渡した。これを受けて、きょう午前1時過ぎから尻尾の部分を撤去する工事が行われた。切り取ったしっぽの部分は当面保管して処分方法を検討するという。
夏の全国高校野球はきょう決勝が行われる。関東第一(東東京)と京都国際(京都)はともに初優勝を目指して戦う。決勝は午前10時から。
パラ陸上・円盤投げ車いすのクラスに出場する鬼谷慶子。今年初めて出場した世界選手権ではアジア新記録をマークして銀メダルを獲得した。鬼谷は手足に麻痺があり電動車いすで生活している。20歳のときに突然難病「ビッカースタッフ脳幹脳炎」を発症し、介助なしに生活できなくなった。鬼谷は「車いすの生活になってからは日常生活の中でも諦めることが多く、それがだんだん普通になっていって諦めている自分にも気が付かなくなっているような感じだった」と話す。家に籠もりがちだった日々を変えたのが学生時代に打ち込んだ円盤投げだった。鬼谷を支えてきたのが夫の健太。学生時代に投てきをしていた健太と意見を出し合いながら練習を進めている。競技で自信を培い、新たに遠隔操作でカフェで接客する仕事も始めた。鬼谷は「見てくれた人の何かに挑戦しようかなと言う気持ちを少し後押しできたら嬉しいと思う」と話す。
株と為替の値動きを伝えた。