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きょう午前、石破首相はアメリカ関税措置に関する日米協議についてトランプ大統領と合意に至ったと発表し、「25%まで引き上げるとされていた関税率を15%にとどめることができた。これは対米貿易黒字を抱える国の中で最も低い数字」などと成果強調。赤沢経済再生相が8回交渉をつづけ、きょう関税率15%で合意したのだ。これにより、日本企業が1万円の商品Aをアメリカに輸出する場合、アメリカの輸入業者は関税15%・1500円相当を政府に支払い、販売価格は1万1500円相当となる。価格が上がるので、日本商品がアメリカ国内で売れにくくなることが懸念される。それでも、アメリカへブリ加工品を輸出する企業の社長は相互関税が15%にとどまったことについて「一安心」などと話していた。関税25%になってしまうとブリ売れにくくなるため先に輸出量を増やしてきたというが、15%になるならこれまでの輸出量に戻すことも検討しているという。
日米関税15%で合意に。日本がアメリカから輸入する際の税率は従来と変わらない。しかしコメについては、無関税で輸入している一定量のコメの中で、アメリカ産の割合を増やすことを政府は検討している。小泉農水相は「さらなる輸入米がくるようなことには全くなっていない」などとコメントし、関税なしの輸入米量が増えるのではないと説明した。しかしその範囲内で主食用アメリカ産コメの割合が増える可能性も指摘。これに対しコメ生産者は「農家やめろってことなのかね」などと話していた。日本経済全体に影響を与えるトランプ関税合意。その裏では石破首相のリーダーシップが光ったと赤沢経済再生相は語った。
石破首相の進退については波紋広がるばかり。きょう午後には岸田前首相、菅副総裁、麻生最高顧問ら歴代首相経験者が集結し、異例の自民トップ会談が行われた。約1時間半の会談を終え、石破首相は「強い危機感をみんなで共有した」とコメント。会談では選挙の総括をできるだけ早く行わなければならないという意見が出たそう。石破首相は自身の進退については「一切話は出ていない」「一部報道もあるが、そのような発言をしたことは一度もない」などと辞任報道を否定した。
石破首相は辞任否定するものの、党内からは逆風。中曽根議員は石破首相の続投宣言や党のあり方に危機感を感じているそうで「総裁などの責任は非常に重い」などとコメントしていた。さらに神奈川県連の梅沢幹事長も「大敗についてけじめが大事」などとコメント。地方からも辞任論が相次いでいるのだ。そんな中、鈴木英敬衆院議員は三重県で支援者にあいさつ回り。参院選では地元三重県で議席を失ったという。去年の衆院選や参院選の敗北を受け、首相の責任問う声が地方でも広がり続けている。
ポスト石破について平本さんの解説。ポスト石破についての世論調査では、1位高市氏、2位小泉氏、3位石破氏、4位河野氏だった。一方国会議員100人へのアンケートでは、1位小泉氏、2位高市氏、3位林氏、4位小林氏だった。国会議員1位が小泉氏という点については、党の信頼回復を期待する声が多いからだそうで、「世代交代でイメチェン」などの意見があったそう。2位が高市氏という点については「保守的スタンスなので参政党に流れた票を取り戻せる」という意見があったそう。
今日の株式市場は関税の日米の両政府が関税協議の合意を受けて全面高に。日経平均株価は上げ幅は一時1500円超えに。今年の最高値を記録した。特に自動車関連株が大きく上昇しトヨタが15%、マツダが17%。前日比で上昇する場面も。
都内の鰻屋の客は外国人観光客で日本のウナギは大人気だという。来週木曜日は二の丑だという。また最近鰻に新たな変化があった。浜名湖養魚漁業協同組合がウナギの新ブランドを発表。洋食ウナギはオスが9割でメスは幻。エサの工夫で9割以上のメス化に成功した。オスとの違いは身が大きいこと。メスのウナギは柔らかい身と上質な脂が特徴。ブランド化で安定的に供給される。鰻 北白川では4月から浜名湖の新ブランドの取り扱いを開始。メスウナギのリピーターが増加している。
大きな駅の1駅隣の駅には地元に愛されている素敵な店があった。
京急本線でひと駅トナリの戸部駅から徒歩7分、創業61年の町中華、大連。メニューは60種類以上価格は1000円以下が中心。ムスロ丼950円、炒飯700円、ギョーザ480円。店を営むのは大山さん夫婦。11年ほど前までは五反田にあったが東日本大震災の時店が崩れ、やめようと思ったが常連客が奔走し夫婦自宅近くの物件を見つけ再開を後押し。五反田時代から愛されるちょっと変わったラーメンが担々麺750円。五反田にあった時代からワッキーも常連。大山米雄さんは「お客さんがいるからうれしくて続けている」などとコメント。
東急目黒線、目黒駅のひと駅トナリの不動前駅にある不動前駅通り商店街にあるやさか食堂。売りは豊洲直送の魚で仕上げるボリューム自慢の魚定食。漬まぐろ定食1350円、焼鮭定食1400円。一番人気は焼鯖定食1350円。定食には店長・佐伯千鶴さん手作りの惣菜食べ放題が付く。佐伯千鶴さんは「おいしいという一言が金メダルをとったみたいにうれしい」などとコメント。
京急空港線の京急蒲田のひと駅トナリ糀谷駅徒歩6分にあるステーキハウスバッファロー。看板メニューは若姫牛特上リブロースステーキ300g4820円。ヒレカットステーキ1500円(ランチ限定、ライス大盛り魅了、スープバー、ドリンク付き)。仕出し店を営んでいた両親が引退、改装してステーキ店をオープン。最近の自信作がホットルーベンサンド1600円。
「千鳥かまいたちゴールデンアワー・ご当地テッッパンネタ2時間SP」今夜7時。
気象情報を伝えた。
真夏の救急隊に密着。助けを求める声にいち早く対応、命を救う最前線を取材した。東京消防庁総合司令室には1日約3000件の119番通報を受け救急車などの出動を指示する。この時期多いのが熱中症、今年は早い時期から厳しい暑さが続き熱中症で搬送された人は過去最多だった去年を上回るペース。
新宿などを拠点にする救急機動部隊は隊員全員が救急救命士。関東の梅雨明けが発表された先週金曜日、「路上で女性が倒れている」と通報が入り現場に急行した。女性はかなりぐったりした様子で意識はもうろうとしていた。声をかけてもあまり反応がなく、女性は朝まで酒を飲み帰宅途中動けなくなり4~5時間炎天下で倒れていた。病院に搬送され点滴を受けその日のうちに帰宅することができたという。
この日の東京都都心の最高気温は32.1℃。夕方にも熱中症の出動要請が入った。警備員の70代男性は仕事帰りに転倒後足に力が入らず、立ち上がれなくなったという。病院に搬送し検査の結果男性は熱中症と診断されたが軽症で脳などに異常はなかった。
3連休初日には熱中症とは別の緊迫の要請があった。仕事をしていた30代の女性は妊娠7周目で出血したという。受け入れてくれる病院が見つかったものの、お腹に手を当てて不安そうな女性。診察の結果しばらく安静が必要だったが、おなかの赤ちゃんに異常はなかった。また診察で「双子」とわかったという。東京消防庁は救急車を呼ぶか迷った際は「#7119」の救急受診ガイドを活用するよう呼びかけている。
ホワイトハウスは日本時間の今日、日本との大規模な取引と題しトランプ大統領とワシントンを訪問中の赤澤経済担当大臣が握手をする写真をSNSで公開した。
経団連の筒井会長は80兆円の対米投資に中身は判明次第とし、いろんな面で後押ししていきたいと答えた。経済同友会の新浪代表幹事は日本主導で国際協調の枠組みを再構築するよう求めた。日本商工会議所の小林会頭は相互関税について多くの中小企業の経営に影響を及ぼすことは避けられないとし、国内企業への支援を含めた対策を強く求めた。