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- マツコ・デラックス 塩見なゆ
スタジオに、全国1万2千軒の酒場を呑み歩くライターの塩見なゆさんが登場。20年前から立ち呑み酒場は増加傾向で、食べログ百名店のジャンルに「立ち呑み」が追加された。安い時間でもしっかり楽しめる立ち呑みスタイルは、タイパ・コスパを重視する若者にマッチしているという。立ち呑み酒場は敷地が狭く賃料や人件費を抑えられるため、安くて美味しいものを食べられるという。
東京・渋谷区 神泉にあるフレンチ立ち呑み「C’est ouf」を紹介。立ち呑みらしからぬオシャレな内装で、女性客が多いという。料理は5つ星ホテル出身の一流シェフが手掛けているという。
東京・目黒区 自由が丘の「立呑み中華 起率礼」を紹介。大手高級ホテル出身のシェフが手掛ける本格中華を楽しめる店で、看板メニューは「熟成麻婆豆腐」。高級台湾茶を8時間水出ししたお茶割り各種もあるという。
中央区月島、月島駅から徒歩1分にある「つねまつ久蔵商店」。和のテイストで統一された空間に上品な方たちばかり。スゴい看板メニューがある。「大人のたまごどうふ」1650円。いくらとうにをふんだんに使った逸品。「酒粕おでん」もおすすめ。
ネオ立ち呑みが台頭するなか、忘れてはならないのが激渋立ち呑み。昭和にタイムスリップしたかのような哀愁漂う憩いの場。呑んべぇたちを虜にする絶品料理の数々が。立ち呑み酒場の魅力。
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常磐線で下町ハシゴ酒。沿線には老舗酒場や酒造メーカーが並ぶ。下町の酒呑みに愛される路線。上野駅からスタート。上野アメ横商店街の中にある「魚草」。鮮魚店から立ち呑み屋となった。混雑時は1人30分2杯までという独自ルールで回転が早い。ビールはラッパ呑み。今、魚草で食べたいのが、かき。冷蔵庫でキンキンに冷やされた日本酒。日高見という日本酒を呑んだ。おつまみのクオリティーがいいという。三陸産の海鮮は絶品。たらば(蒸)は生の状態で茹でるので別格の甘み。インバウンドのお客さんの姿もある。日暮里駅、「立ち飲みワイン 荒川STAND」。ワインが注がれるのはカップ型。おすすめ料理が「デミグラスもつ煮」780円。売り切れることもしばしば。「スパイスハイボール」もおすすめ。続いて北千住駅へ。北千住駅から徒歩1分にある「天七 本店」。串揚げメニューは30品以上。先代が大阪で修行を積み関西風串揚げを東京に持ち込んだ。ソースは40年以上継ぎ足し続ける。若者にも刺さる昭和レトロ。今どき紙タバコの喫煙OK!床が灰皿がわり。串揚げとともに床灰皿の伝統も引き継ぐ。隣の人との出会いも立ち呑みの魅力。次は亀有駅。1966年創業「江戸っ子」。たった4時間の営業に客が殺到。閉店間際になると肉がなくなる。裏メニューの「煮込み豆腐」の提供も。「おまかせ4本」440円。二代目店主開発の謎のエキスが入った「特製ハイボール」。8時間にわたるロケが終了と思いきや締めの1店舗追加。ふたたび日暮里駅へ。「泥亀」。おでんを提供する屋台。一番人気はクロワッサンのおでん。
マツコさんが、東京・亀有の「江戸っ子」の謎ハイボールで乾杯した。マツコさんは「ブランデーに憧れた昭和30年代・40年代の下町の叫びの味がする」などと話した。塩見さんは、常磐線で「立ち飲みカドクラ」がおすすめであることを話した。
東京・日本橋の「川口酒店」を紹介。年間約600種類の日本酒を扱っており、新たな日本酒に出会えるという。店主は元々穴子屋だったため、「煮穴子の握り」を食べることができる。
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冷蔵庫にある缶ビールでできる「缶ビール魔法の注ぎ方」を紹介。山本さんは最強のビールを求め30年間ビールを研究したビールの神様。グラスの倍ほどの高さから泡をしっかり立てて注ぐ→泡が収まってきたら2度目、さらに3度目と繰り返す。3度繰り返すことで甘味と苦味を分離させるという。普通に注いだビールと飲み比べたマツコさんは「ホントだ、苦い!全然違います。わかりやすく言うと雑味がなくなる」などと感想を言った。
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缶ビールが店の生ビールに変身する禁断の注ぎ方を紹介。グラスの約8割まで優しく注ぎ、缶の中に少し液体が残った状態で止める。缶の口を指で塞いで激しく振り、できた泡を注げば店の生ビールのようになる。マツコさんは試飲すると「全く別物。好みやその時々でどちらが良いとは言えない」などとコメントした。
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1万軒以上の店で飲み歩いた塩見さんが「日本で最もディープな立ち呑み」と挙げるのが「大阪環状線 ハシゴ酒」。まずはレトロが香る街・京橋駅。駅から徒歩約2分、飲食店が建ち並ぶ商店街を抜けた先にあるのが「立ち呑み処 岡室酒店 直売所」。平日午前10時に店内に入るとすでに満席。朝から賑やかな店を営むのが岩下店長と岡室女将。戦後、労働者を支えた街・京橋。重労働に明け暮れた男たちを癒やしたのが立ち呑み酒場。「岡室酒店 直売所」は創業35年。連日朝から満席となる人気店。客層は定年退職した男性から、「TikTokで見て行きたいと思って来た」という香川から女性など様々。看板メニューは30年継ぎ足して旨味が詰まった絶品おでん。中でも常連たちのイチオシは「クジラのコロ(脂身)」。この店も灰皿が床。
「大阪環状線 ハシゴ酒」2軒目は新今宮駅から徒歩約3分の創業43年「マルフク」。昼から行列の超人気立ち呑み店。会社を休んでまで飲みたい呑べぇたちを虜にするのが甘辛い秘伝のタレで炒めた絶品ホルモン。一人前はたったの220円。他にもトロトロに煮込んだ「豚足煮込み」も290円、生ビールも290円と激安。
「マツコの知らない世界」の次回予告。
