- 出演者
- 山口新
オープニング映像。
千葉県いすみ市でご飯調査。大原漁港は海釣りの漁船が60艘ある人気の海釣りスポット。高級魚のヒラマサを狙う「山正丸」のご主人を取材した。ヒラマサは資源保護のため、体長65センチ以下はリリース、持ち帰りは1日2本までといったルールを設けている。
番組では公式グッズを発売中。詳しくは番組ホームページへ。
「山正丸」のご主人のご自宅へ。家の敷地は3棟あり、寺を作ろうとしたが売りに出された土地を購入。お堂は倉庫として使っている。ほかに築8年の母屋、来客用の離れがある。夫婦に加え、静岡県から出てきて神奈川の大学に通う姪が住み込んでいた。奥さんも釣りが好きで、青森でマグロの一本釣りをしていたときに出会って意気投合。結婚8年、世界各国に釣りに行くようになったという。部屋には奥さんが記録したヒラマサの女子日本記録の盾があり、のちにもっと大きい魚を釣ったが産卵期だったため写真だけ撮って逃がしたと答えた。
「山正丸」の船長夫婦がご飯作りを披露。たこ焼きは奥さんの定番で、「ヘルメスとんかつソース」を故郷の大阪から取り寄せる、粉に炭酸水を入れて溶く、刻んだこんにゃくを加えるなどこだわっている。紅生姜も刻んで加える。
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「山正丸」の船長夫婦がご飯作りを披露。ヒラマサを調理。カルパッチョや胃袋の炒めを作った。他にはヒラマサのぶつ切りを味噌などと和えたなめろう、巻き貝の「ナガラミ」の塩ゆでなど。大量に作ったたこ焼きは主食として食べていた。
千葉県九十九里町でご飯調査。「かんじや」は明治時代から続く老舗和菓子屋さん。店内には手作りの和菓子が並ぶ。先代のお父さんはたまに手伝うが、今は和菓子作りはほとんど行っていないという。お父さんご自慢の家庭菜園を見せてもらう。
元喫茶スペースのキッチンで晩ごはん作り。知り合いの漁師さんがよく魚を持ってきてくれるそう。この日はいただいたばかりのアジをなめろうでいただく。しそと青唐辛子は家庭菜園で栽培したもの。続いて、旬のイワシを使った料理。カタクチイワシは足が早いので、丸山さん家では油で揚げて南蛮漬けにするのが定番。丸山さん家の食卓には「アジのなめろう」「イワシの南蛮漬け」「イワシのつみれ汁」「野菜サラダ」などが並んだ。
ディレクターは以前訪れた星野さんが経営するおやどすえひろを訪れた。4年前に開業し、宿泊客は1日2組限定。おやどすえひろの主人は素潜りでアワビやサザエを採る海士。主人の素潜り漁に密着する。素潜り漁ができるのは5~9月上旬までで、朝9時半から開始し6時間以上続けることもある。今回は黒アワビ・赤アワビ約20個採った。
星野さんのお家ご飯を拝見する。黒アワビを使ったリゾットや食材の余り物を使ったテリーヌなどを作った。作った料理を試食し「ごはんにお出しがしみててもう海丸ごとって感じ」などと話した。夫が作った料理は最初必ず妻に味見をしてもらう。夫婦は南房総市出身で東京で働いていたが、24歳の時に地元で出会い結婚したそう。
千葉県鴨川市。旬の金目鯛、夏に産卵するのでこの時期脂が乗っている。刺し身でも煮付けでも楽しめる。お邪魔したのは干物や新鮮な海鮮丼が自慢の「魚水」。2年前はかつおで。今しか食べられない高級貝、とこぶし。猟期が5~8月15日。アワビと同じミミガイ科、身が柔らかいのが特徴。美味しいのは煮付け、醤油酒みりん砂糖で。熱々ご飯にどっさり乗せた丼は人気メニュー。
今朝取れた勝浦のカツオ、今の時期はさっぱりとした味わいで身はモチモチ。次にサバの干物の骨、醤油と塩、熱湯を入れる「骨湯」と呼ばれる料理メシ。この日は家族7人で。2年前お邪魔した山口家、末っ子ももう6歳。トコブシの姿煮、煮てあるけど柔らかい、人によって味も違う。カツオも美味しい。骨湯は油やエキスがいい、子供の頃から飲んでいる料理メシ。
千葉県いすみ市で釣り船の「秀丸」を営む船長を取材した。あすイサキ釣りの客を乗せるため準備をしているという。船は全長18メートル、父親が20年前に購入し現在も現役。息子は高校時代に小型船舶免許などを取得し、卒業後すぐに船乗りとなったという。ご飯を見せてもらうことにあり、港の近くにある船宿に向かった。
千葉県いすみ市・大原漁港で釣り船の「秀丸」を営む船長を取材した。釣り宿は外壁工事が終わったばかりで、きょう工事現場の足場が外れたと答えた。昔は大物の魚がとれると魚拓をとって釣り宿に飾ったが、今はSNSに写真を投稿するようになり、船長の奥さんが写真撮影サービスを行っている。船長と奥さんは趣味のサーフィンで知り合ったという。自宅は釣り宿から車で5分。母屋では初代女将だったという、3代目の母方の祖母が出迎えた。
千葉県いすみ市・大原漁港の釣り船「秀丸」の船長一家がご飯作りを披露。釣り船で釣る目玉の高級魚・イサキは大物を持って帰ることが多く、庭でさばいてから家のキッチンに持ち込んだ。地元にはほかにも「じあじあ」という名前の郷土料理があるという。
千葉県いすみ市・大原漁港の釣り船「秀丸」の船長一家がご飯作りを披露。郷土料理の「じあじあ」は、サメのすり身をたたいたものに野菜などを加えて油で揚げたもの。油のたてる音から名前がついたという。ご飯を炊く炊飯器はガス釜で、タコめしが炊き上がっていた。ほかにはイサキの身を使ったなめろうなど。3代目の船長には幼い娘さんがおり、将来は船頭に育ってほしいと答えた。