- 出演者
- 平石直之 林修 山本雪乃 山崎弘喜 住田紗里 武隈光希 今井春花 荒井理咲子 三山賀子
きのうのドジャース×パドレスの試合。大谷はリラックスした様子。ドジャース・大谷翔平が第四打席でタイムリーヒット。大谷は3安打、今シーズン190本目のヒット。7−2でドジャースの勝利。ドジャースが3年連続の地区優勝を決めた。ドジャース・ロバーツ監督は「彼らのことを心から誇りに思う」とコメント。地区優勝の記念Tシャツに着替えた大谷は、全員で記念撮影。ロッカールームではシャンパンファイト。大谷は「幸せ」とコメント。ドジャースの地区優勝をMLBもSNSにアップ。大谷の肩にはデコピンの姿があった。その後、大谷は家族と団らん。デコピンと妻・真美子さんと記念撮影。真美子さんが来ていた上着の胸には「OHTANI」の文字。大谷は「ここで勝つことが目標だった。僕らも特別だし、ファンの人がなにより特別だと思う。ホームで迎えることができて最高だった」とコメント。今シーズンは残り3試合。
自民党総裁選は、過去最多9人が立候補。決選投票で大逆転の末、石破元幹事長が新総裁の座をつかんだ。時期総理大臣のイスを手中に収め、総裁室で記念撮影に応じた石破新総裁は「(イスの座り心地は?)こんなもんなんですかね」と語った。喜びに沸いたのが石破新総裁の地元・鳥取。小泉進次郎元環境大臣、高市早苗経済安全保障担当大臣、石破茂元幹事長の3人の争いに絞られつつあった総裁選。石破元幹事長はゲン担ぎのカツカレーを食べ持論を展開。1回目の国会議員の投票:1位・小泉元環境大臣75票、2位・高市経済安全保障担当大臣72票、3位・石破元幹事長46票。党員票を合わせた集計結果:1位・高市経済安全保障担当大臣181票、2位・石破元幹事長154票、3位・小泉元環境大臣136票。3位敗退で決選投票に進めなかった小泉元環境大臣の目にはうっすら涙が浮かんでいるようにも見えた。
1回目の投票でトップとなった高市早苗経済安全保障担当大臣の地元・奈良の支援者たちは早くもお祝いムードに。2位の石破陣営では議員票が予想より少なかったことに衝撃を受けていた。自民党・赤沢亮正衆院議員は「クラッという感じ」と語った。議員票の比重が大きくなる決選投票を前に行われた両候補による最後のスピーチ。逆転を狙う石破茂元幹事長が口にしたのは議員に向けた謝罪の言葉だった。一方、手応えをにじませる高市経済安全保障担当大臣は、重鎮たちが持つ組織票を意識したのか、歴代総理への感謝を述べた。決選投票の結果:高市経済安全保障担当大臣194票、石破元幹事長215票。逆転勝利を収めた石破。石破新総裁は「国民を信じ勇気と真心をもって真実を語り、日本をもう一度みんなが笑顔で暮らせる安全で安心な国にするため、全身全霊を尽くしていく」と述べた。高市経済安全保障担当大臣は敗戦の弁となった。夕方初めての記者会見に臨んだ石破新総裁は、党役員人事や組閣では総裁選で戦った8人の議員の起用も検討すると話した。
1回目:石破さん154票、高市さん181票だった。1回目の投票から事前の予想とは異なる動きが起きていた。高市さんが獲得した72という国会議員票。事前取材では固めた票は40票程度とみられていた。高市陣営としては石破さんとの決選を見据え、1回目で大きくリードすることで決選投票で票を呼び込みたいという思惑があった。麻生派などから流れたものとみられていて背景にはかつての麻生内閣の時に麻生降ろしに加担した石破さんを総理にしたくないという麻生さんの意向があったとみられている。党員票も1票差で高市さんが上回った。地方票に強いと言われていた石破さんだったので、陣営幹部は「党員票2位という結果を見た時にはもう駄目かなと思った」と振り返るほどだった。
決選投票では、議員票の数字が入れ替わる形になった。高市さんには麻生派やかつて自身も所属していた安倍派の票が流れたとみられる。これに対する石破さんのキーポイントになったのが旧岸田派の動き。岸田さんとして今後の求心力維持のためにも決選投票ではまとまって動くつもりだった。岸田さんは保守色の強い高市さんの政策とは相いれず、周囲に高市さんを総理にさせるわけにはいかないと話していて、ある程度岸田路線の継承に期待ができる石破さんに乗った。菅さんのいる小泉陣営の票も多くが石破さんに流れて勝負が決まった。高市陣営からは「3年前の総裁選の決選投票・岸田対河野の時に岸田さんを支持したのに貸しを返してもらえなかった」と恨み節が聞こえてきていた。
自民党総裁選は派閥なき総裁選という話でスタート。派閥の動きについて。派閥の存在っていうのも感じずにはいられない結果になった。自民党内からは決選投票でこれだけ党が真っ二つに割れることなんてないと。これからの党内融和が心配だという声も上がっている。一方で、その岸田政権下で非主流派にいた菅さんだが、決選投票では石破さんに小泉陣営の票を乗せて影響力を示した形。人事について。今回多くの党員票を集めて各地に根強い支持者がいるということを示した高市さんなので、石破さんとしては岩盤保守層を繋ぎとめるためにもなんらかの要職を打診するのではないか。一方の小泉さんは、43歳という若さで初挑戦し、当初本命候補とも言われながら3位に終わった。ただいつか総理にという期待感は根強いので、党の未来を考えると要職に就けて経験を積ませたいという考えもあるのでは。
5度目の挑戦で自民党総裁の座を掴んだ石破茂元幹事長。その挑戦には41年連れ添った妻・佳子さんの支えがあった。石破新総裁誕生の瞬間、佳子さんは驚きの表情を浮かべ、夢じゃないと確かめるように頬をつねっていた。地元・鳥取で総裁選の行方を見守り、支援者たちと抱き合いながら涙をぬぐった。佳子さんは「驚きと喜びが混ざったような」などと語った。18歳の時に知り合ったという石破新総裁と佳子夫人。慶應大学法学部の同級生という間柄だった。なれ初めについて石破はYouTubeチャンネルのインタビューで答えている。大学卒業を機に石破氏は佳子夫人にプロポーズするがあえなく撃沈。その後、再アタックして承諾をもらうまでに出会いから8年の月日が経過。参議院議員の父を持ち、1986年の衆院選に当時、全国最年少となる29歳で初当選。その後も当選を重ね防衛大臣など要職を歴任。
自民党・石破茂氏を選挙の度に支えてきたのが佳子夫人。2012年の衆院選では党の幹事長として応援演説のために全国を回る夫に代わって、自ら選挙カーに乗り込み見事当選に導いた。翌2013年の参院選の映像の時も幹事長として街頭演説で支持を訴え続けた石破氏は、すっかり日に焼けて真っ黒に。インターネット上では“焦げパンマン”の愛称で親しまれた。総裁選にはこれまで4度出馬。しかし議員票を伸ばせずいずれも敗れている。東京にいる石破氏に代わり、地元・鳥取で党員票まとめに奔走してきたのが佳子夫人だった。総裁選で敗れたあと支援者にあいさつするのも佳子夫人の役目。夫婦二人三脚で歩んできた総裁への道。きのう石破氏はテレビ朝日の番組「報道ステーション」で佳子夫人への感謝の思いを口にした。石破新総裁誕生の号外を見る佳子夫人は「感無量」などと語った。記者にファーストレディーとなることについて聞かれると「どうするんでしょうね外交。責任が重い」などと語った。
兵庫県・斎藤知事が昨日、最後の公務を終え、兵庫県庁を後にした。知事が出直し選挙に向けてつづったSNSへの投稿には13万件以上の「いいね」がつき賛否のコメントが多数寄せられている。きのう最後の公務に臨んだ斎藤知事は、失職するきっかけとなったパワハラなどの疑惑や問題について同席した県の幹部に反省の弁を述べた。花束贈呈などの目立ったセレモニーはなかった。斎藤知事はあさって30日付けで失職し、11月前半にも行われる出直し選挙に臨むことになる。斎藤知事の出直し選挙についてジャーナリスト・吉富有治氏は「厳しいと思う。どこの政党からの支援も受けられない」などと語った。
不信任を突きつけた各党も出直し選挙に向けて動き出している。前回3年前の知事選挙で兵庫県・斎藤知事を推薦した日本維新の会・吉村洋文共同代表は「立候補者を擁立することになる」と述べ、斎藤知事を支援せず独自の候補を擁立する考えを示した。自民党兵庫県議団も会議を開き、独自候補を擁立する方針を確認。自民党兵庫県議団・北野実幹事長は「(公明党など)他会派とも連携しなければ。統一候補で臨まないかというはなしはしていく必要がある」などと語った。立憲民主党も候補者を立てて戦うと表明。共産党は無所属の医師・大澤芳清氏への推薦を決定。出直し選挙には斎藤知事のほかに4人以上が出馬する可能性が出てきている。こうした中、斎藤知事は自身のSNSを更新。投稿に約24時間で「いいね」が13万件。賛否を含め8500件ものコメント。SNSでの盛り上がりにジャーナリスト・吉富有治氏は「それでも選挙戦は厳しい」としたうえで、ある手段に出る可能性を指摘。吉富氏は「ネットを通じて、支持する人をボランティア化する、あるいは“斎藤新党”を立ち上げるとか。スタッフと資金さえ用意できれば、良い戦いができるのでは」と述べた。
きのう夜、博物館の中庭にリアルな恐竜たちが現れた。きのうときょうの2日間、東京・上野で開催されている恐竜大夜行。ティラノサウルスやトリケラトプスなど21頭の恐竜が集結した。草を食べる様子や恐竜同士が喧嘩する様子を観客は間近で見ることができる。この動きを実現したのは日本の技術。この技術は14カ国で特許が取得されている。野外での大規模開催は今回が初。
日本時間きのう、念願の地区優勝を決めたドジャース。今シーズンも残り3試合だが、まだ個人のタイトル争いが続いている。大谷はここまでホームラン53本、126打点を記録し、それぞれ2位に14本、15打点の差をつけていて2冠は確実とみられている。一方、三冠王に向けて打率は.305で現在リーグ3位。トップを走るアラエスとは7厘の差。ただ直近3試合でルイスアラエスが12打数ノーヒットと大きく調子を落としているのに対し、大谷は11打数6安打と好調をキープ。このペースで活躍すれば打率は.310まで上昇する。残り3試合で三冠王にどこまで近付けるのかまだまだ目が離せない。
朝ドラで主人公のモデルとなった女性初の弁護士・三淵嘉子さんのゆかりの街を散策。法律を学び、生き方を切り開くその礎となったのは、明治大学のあるお茶の水やその界隈。女性が活躍できる社会をめざした三淵嘉子と同じ明治大学出身の斎藤ちはるアナウンサーが取材。
三淵嘉子が足繁く通っていたとされる神田古書店街は明治の初め神田神保町周辺に法律学校ができ始め学生向けの古本を販売したのが始まりといわれている。明治15年創業の大屋書房の店内には店の天井まで高く積まれた本の数々創業140年以上の店を父から受け継いだ纐纈さん。大屋書房で販売されている本のほとんどが江戸時代に出版された貴重な本ばかり。纐纈さんは手に取ってこそ分かる日本の伝統的な本の良さを味わってもらいたいという。
次に向かったのはドラマの中でも度々登場した聖橋。昭和2年に完成した。関東大震災後に復興のシンボルとして蘇ったアーチ型の橋。「ニコライ堂」と「湯島聖堂」を結ぶことから命名された。聖橋からはJR中央線・総武線・丸ノ内線が立体交差する写真を撮影することができる。すべてが重なることは困難だが、タイミングが良いと取ることができる。
明治大学博物館では現在三淵嘉子をテーマにした特別展示が開催されている。戦前の日本で自立した女性として自らの未来を切り開いた三淵嘉子。女性が法律を学ぶ門戸を初めて開いた明治大学に入学した。当時は女性が法律を学ぶことを快く思わなかった人も多くいたという。博物館の武井さんは「自身が努力をして周囲の人に自分の実績を認めてもらうような形でたゆまぬ努力をしていった。」などと話した。明治大学の裏手にはドラマにも登場した男坂がある。三淵嘉子は毎日のようにこの坂を登り降りしていたという。明治大学の木下さんは三淵嘉子の生き方に感銘を受け三淵ゆかりのマップを作成したメンバーの1人。三淵嘉子は明治大学卒業から2年後日本初の女性弁護士となった。1979年の記念講演で後輩たちへ「私は皆様方にエリート意識など持ってほしくないのです。」などとエールを残した。
神田駅近くにあるKitchen723は広さ7坪。2階も合わせて14席の店舗。店主のなつみさんは「神田カレーグランプリ」で5回も決勝進出を果たした。この日のおすすめは小麦粉を一切使わず数10種類のスパイスを配合したスパイスチキンカレーと野菜がたっぷり入ったこのお店のオリジナルの和風カレーのミックス。実食した斎藤さんは「ものすごく辛いというわけではなくてほどよいスパイス感。」などと話した。こんにゃく米を一部使っており12%ほどカロリーがカットされている。元々はバーのランチタイムにカレーを提供したのが始まりだという。独学でスパイスを研究したカレーは口コミで広がり人気になった。しかし新型コロナで売上が激減したがポストにお金が入っていて、そういう応援が遭って頑張れているなどと話した。
住田さんは「三淵さんからずーっと繋がれてきている街なのかもしれないですよね。」などとコメントした。明治大学の学生らが三淵さんにまつわる散策マップを作っており、その中で紹介されている大和屋履物店は創業が明治17年で三淵さんが大学に通っていたのが昭和7年頃のためもしかしたら通っていたかもしれない。
今日の問題は「『夢の大橋』XR体験、何が現れる?」。選択肢は「雷」、「虹」、「雪」。
天気予報を伝えた。