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引き続き大阪のスタジオから地域のニュースや旅の話題などをお届け。
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国は80歳まで自分の歯を20本保つための取り組み「8020運動」を推進していて、きょう~今月10日までは歯と口の健康週間。これに合わせて県歯科医師会は歯科衛生士を目指す専門学校生と協力して、JR甲府駅前で啓発活動を行った。通勤や通学で駅を利用する人たちに配られたのは1本ごとに袋に入った歯ブラシ。歯ブラシには「口腔ケアは、むし歯や歯周病などのウイルス感染症を予防する」ことなどが書かれたチラシも添えられた。山梨県歯科医師会・大森一令副会長は「ただ単に虫歯を考えるのではなくて口の健康を考えることが最近重要視されてきています。毎日の歯磨きは当然ですが、かかりつけ歯科医で定期検診を受けることが重要だと想います」と話した。
昨夜、市川三郷町の畑で特産のとうもろこしを盗もうとする不審者をドローンを活用して確保する訓練が行われた。きのうの訓練には警察官やJAの職員など約15人が参加した。撮影した場所の温度の違いを色で示すことができる特殊なカメラを搭載したドローンが使われた。ドローンが上空約50メートルまで上昇すると、カメラが畑に隠れていた不審者が歩く姿を黄色く浮かび上がらせた。そして地上の警察官に詳しい場所を伝えながらドローンによる監視を続け、その後、不審者は確保された。鰍沢警察署・中込幸信刑事生活安全課長は「少人数で位置をしっかり把握できて、素早く確保することができると分かった。不審者の場所を指令するのが難しかったので、そこはこれからも改善していきたいと思う」と話した。JA山梨みらい大塚経済センター・伊藤天紀さんは「不審者が非常に早く発見されたということで、ドローンの上空からの撮影が有効だと感じた。防犯の取り組みを行い、最盛期に向けて、出荷を順調に進めていきたい」と話した。このドローンを活用した畑のパトロールは、とうもろこしの収穫が終わる今月下旬まで不定期で行われる。
毎年6月4日から始まる歯と口の健康週間には、むしの語呂合わせにちなんで虫歯を予防してもらおうと、各地で歯や口の健康を呼びかけるイベントが行われる。砥部町の県立とべ動物園では、伊予市と松前町の幼稚園児や保育園児80人余が参加。園児たちは歯科医師から甘いものを食べすぎると虫歯になりやすいことや、ご飯はよくかんで食べることが大切だと学んでいた。この後、園児たちは長さ1mの特製歯ブラシを使い、カバの歯磨きに挑戦した。伊予歯科医師会・塩崎雄生会長は「この機会に皆さんのお口の中の健康のことを考えたり、習慣のことをもう一回確認してもらったらいいと思います」と話した。
宇和島市では体重1トン近い牛たちが激しくぶつかり合う闘牛が盛んで、年に4回は市内の闘牛場で大会が開かれている。ここ数年の夏の大会は8月に「お盆場所」として開かれ、ことしも8月14日の開催が予定されていたが、宇和島観光闘牛協会は7月23日に変更することを決めた。理由として、お盆の時期は牛主や土俵で牛に立ち会う勢子などの関係者が休暇に入り、出場する牛の数が減ることなどを挙げている。一方で、7月23日は宇和島市の夏の一大イベント「うわじま牛鬼まつり」も開催されることから、集客の効果が期待されるとしている。当初予定していた8月14日については、大会自体は行われないもののファンなどを対象としたイベントの開催を計画しているという。主催する宇和島観光物産協会は「お盆休みに合わせて遠方から来てくれるお客様には急な変更で申し訳ありません。今後もいろいろな形で闘牛に触れられる機会をつくっていきたいです」とコメントしている。
アーティスト・日比野克彦さんが呼びかけ、全国各地で育てたアサガオを交換して地域を結ぶ、現代アートの活動「明後日朝顔」が行われた。水戸市では今年で20年目となる。この日は市民など約60人が水戸芸術館のバルコニーで日光の照り返しからアサガオを守るウッドデッキを白く塗り、参加する全国29の地域と団体の名前がデザインされたロゴを描いた。午後は全国7か所から届いたアサガオの苗をプランターに植え、ツルが巻き付くように5mほどの高さからロープを張っていた。アサガオを交換した全国の人たちは年に1回集まって会話に花を咲かせるなど交流が続いているという。日比野克彦さんは「多様性を認め合う社会というのはどういうことなのか、このアサガオを通して学ぶ所はすごくある」と話した。11月にはアサガオの種を集める収穫祭が行われる。
農業が盛んな鉾田市で農業を学ぶ高校生と地元の小学生が一緒に田植えを体験した。鉾田市にある県立鉾田第二高校は農業科があり毎年この時期に農業に理解を深めてもらおうと地元の児童を招いて田植え体験を行っている。高校生と児童は10月上旬には稲刈りも一緒に体験する予定だという。
砺波市で今月14日から2日間開催される「となみ夜高まつり」を前に地元の園児が自分たちで作ったあんどんのついた山車を引き回し祭り気分を楽しんだ。新型コロナの影響でこども園での引き回しは5年ぶりで3歳児から5歳児までの120人余りが参加した。あんどんは子どもたちが好きな動物や車の絵などを描いておよそ1か月かけて作り上げた。通りでは商店街の人たちが手拍子を送るなどしていてお祭りのムードに包まれていた。
建設業界での働き方に関心を持ってもらおろうと、奈良県生駒市で高校生が住宅の建設現場を訪問する見学会が行われた。見学会は建設業界で進められている働き方改革などを知ってもらおうと東京の建設会社が開いたもので、奈良市にある奈良商工高校の33人が生駒市の一戸建て住宅の建設現場に招かれた。初めに大工らが生徒たちに工具などの使い方を実演を交えて説明した。続いて建設会社での働き方について、工事の工程表や図面などをデジタル化することで業務が効率化していることや、育休の取得などもできることを説明した。
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豊臣秀吉の妻、ねねゆかりの京都市の高台寺で桃山時代の打敷と呼ばれる装飾用の布が公開されている。いずれも主に桃山時代に作られたとみられているが傷みが激しくなってきたため、6年前から修復を行い、このほど作業が終わったため一般に公開されることになった。展示は高台寺掌美術館で作品を入れ替えて来月10日まで開かれている。
和歌山県内で見つかった黄色の珍しいアオガエル「シュレーゲルアオガエル」が海南市の県立自然博物館で展示されている。このアオガエルは本州や四国、九州に生息する日本の固有種で通常は背中側が鮮やかな緑色だが、ことし4月、田辺市の男性が畑で黄色のカエルを見つけ珍しいと思って博物館に提供したという。博物館によるとアオガエルは黄色と紫の色素を併せ持って緑色になるが、突然変異で紫の色素を作り出す遺伝子が欠けたため背中側が黄色くなったと見られるという。
広島の原爆資料館を訪れた外国人観光客は昨年度過去最高の67万人余りとなった。真剣に耳を傾ける外国人観光客の中心にいるのは三登浩成さん。18年間ほぼ毎日この場所で原爆の被害を英語で伝え続けている。三登さんは母親のおなかの中で被爆した胎内被爆者。そんな三登さんが大切にしているのは事実を一方的に伝えるだけでなく対話をすること。ほぼ毎日、自宅から35分かけて原爆ドームへ向かう三登さんが18年間続けてこられたのはどうしても伝えたいことがあるから。それは自身の母の被爆体験。現在106歳の母・登美枝さん。登美枝さんはガイドを始める三登さんのため80代のころ、それまで一切語らなかった被爆体験を1年かけて書き残した。書かれていたのは登美枝さんの父の壮絶な死。爆心地から600メートルで被爆し1カ月後に亡くなった。三登さんは母の手記をさまざまな国の人に読んでもらえるよう複数の言語に翻訳し公開している。1人でも多くの人に平和の種をまきたいと、三登さんはきょうも原爆ドームの前に立ち続ける。三登さんが活動を始めて18年で、これまで180の国と地域の9万5000人以上の外国人に原爆のことを伝えてきたという。
昭和53年6月4日、禁煙や人の近くでたばこを吸うことを規制する嫌煙権などの確立を求める人々が全国で一斉に集会やデモ行進を行った。当時、米国などで受動喫煙による健康被害が指摘され、日本でも近くでたばこを吸わないように求める嫌煙権運動が広がっていった。その後、各地で禁煙スペースが作られるようになり喫煙の場所を定める分煙も広まった。平成14年に制定された健康増進法に受動喫煙の防止が盛り込まれてからはタクシーや駅構内などで禁煙が進み職場での分煙も定着していった。
昭和44年6月4日、盲導犬2頭が初めて主人と共に新幹線に乗車した。当時、国鉄では動物は荷物扱いで盲導犬も客車に乗ることができなかった。しかし日本盲導犬協会などからの熱心な要望を受け、盲導犬は主人の体の一部とみなされ乗車が認められた。その後長らく盲導犬の乗車には前もって申請が必要だったが昭和52年、国会で盲導犬に関する質疑が行われた折に、盲導犬と主人の傍聴が許され、旧国鉄でも申請なしに盲導犬の乗車が認められるようになった。こののち、ほかの交通機関でも盲導犬の乗車が認められ、今では飛行機や私鉄も自由に乗ることができるようになった。
6月4日は、「むし」と読めるため毎年6月4日からの1週間は「歯と口の健康週間」とされ虫歯予防などのキャンペーンが行われる。昭和3年に日本歯科医師会がこの日を虫歯予防デーと定め、以来、全国各地で子どもの歯の一斉検診などが行われてきた。昭和7年には小学生を対象とした学童歯みがき大会がスタート。戦争で一時中断したが、80年以上続けられている。全国の小学校をインターネットで結んだ歯みがき大会も出現。さまざまな形で子どもの歯の健康を呼びかけている。
NHKアーカイブスのお知らせ。
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赤松俊理は北海道・余市町を訪れた。余市町は山からの雪どけ水が流れ込む海は海藻が育ちやすく北海道内有数のウニの産地として知られる。漁は先月20日に解禁されたばかり。川内谷幸恵さんは余市の海で生まれ育った余市町唯一の女性漁師。ふだん漁を終えたあとに行うという殻むきの作業を体験。余市町は温暖な気候と海からの湿った風が栽培に適していてフルーツの町として知られている。初夏のこの時期はイチゴ。この果樹園では1棟に2400株ほどが植えられたハウスで8月までイチゴ狩りが楽しめる。余市町は明治時代に日本で初めて民間で商業用のリンゴが作られた町とされている。町内の公園にあるカフェのメニューに余市の特産を組み込んでいるのが売り。岡村英明さんは余市町の自然に惚れ込み移住してきた。
B’zのボーカル、稲葉浩志さんのソロライブに訪れるファンをもてなそうと会議が行われているという話題について高瀬耕造は「NHKのニュースでこういうニュースそんなに多くない。みなさんに愛されてるんだなって伝わりました」などと話した。
午後LIVE ニュースーンの番組宣伝。