- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
「COP30に向けたねらい」などのラインナップを伝えた。
カリフォルニア州の動物病院で緊急手術を受けた生後7か月のワンちゃん「ルナ」はお腹が張っていた。レントゲンを撮ると大量の異物があり手術してみるとヘアゴムや靴下などが出てきて獣医師もびっくりしたということ。術後の経過は良好だが家族は家を犬に優しい家にするとし遊ぶ時は監視、しつけもするとしている。
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- カリフォルニア州(アメリカ)犬
地球温暖化を防ぐ役割を担ってきたとされるブラジル・アマゾンの熱帯雨林。今年の気候変動対策を話し合う会議「COP30」はこのアマゾンで開かれる。ただ対策に後ろ向きな姿勢とアメリカ・トランプ政権の誕生で早くも逆風。そんな中ブラジルのルーラ大統領はきのうから国賓として日本を訪問。ブラジルはどのようにCOP30に臨もうとしているのか、現地から報告。ルーラ大統領は2030年にアマゾン熱帯雨林の破壊をゼロにする目標を打ち出しボルソナロ前政権下で停止状態だった熱帯雨林保護のための基金を再開している。COP30開催地のアマゾン近くにあるベレン、パラ州バルバリョ知事は「世界最大の熱帯雨林アマゾンで開催されるCOP30は森林の課題とそこで暮らす人のニーズを理解しながら環境問題を議論するよう呼びかけるものとなる」などとした。カカオ栽培農家のイゼチ・コスタさんは森の木を残しながら様々な種類の果物を栽培し自然の生態系を保とうとしている。コスタさんはCOPを通じアマゾンに住む人の暮らしも考慮しながら森林保護や気候変動対策の議論をしてほしいと願う。地元の人たちが進める保護の取り組みの一方森林伐採は止まっていない。アマゾンの森林破壊の規模は去年6288平方キロメートルに及ぶ。衛星データやAIを活用し森林破壊の分析を行う団体Imazonは”森林伐採が経済活動と結びついているかぎりアマゾン奥地まで広がり続ける”と警告した。ルーラ大統領の元ブラジル政府は違法な森林破壊の取締を強化してきたが広大なアマゾンでの活動にはさらなる資金が必要だという。ルーラ大統領は今回のCOPを通じ先進国により積極的な関与を訴えたいとした。
サンパウロから中継で吉永記者が伝える。ルーラ大統領としては会議をアマゾンで開くことで気候変動対策への国際的な機運を再び高めたいとしている。背景にはアメリカトランプ政権がパリ協定から離脱を表明したことへの強い危機感がある。アメリカを頼れない中日本を始めとする他先進国や民間企業の関与がこれまで以上に重要になっている。アマゾンではおととしから去年、記録的な干ばつにも見舞われ気候変動の最前線と言われる場所で取り組み強化を訴え幅広い支持を得たい考え。
パリ協定を離脱したトランプ政権はBRICSに対する警戒感も示している。ルーラ政権としてはトランプ政権と今後どう向き合うつもりなのか。対話により解決策を見つけたいとしているが、埋めがたい溝もうかがえる。ルーラ大統領はトランプ政権が打ち出す関税措置などを批判。気候変動をはじめとする地球規模の課題をめぐり、トランプ大統領との間で考え方も世界観も異なるのが実際のところ。ルーラ大統領はトランプ政権が批判するBRICSについて反欧米ではないと強調し、BRICSのメンバーの中国やロシアだけでなく、欧米とも良い関係を築きたいとの意向を示している。日本とも国連の安保理改革といった共通の課題を通じて連携を強化したい考え。
今年は戦後80年。太平洋戦争の開戦直後旧日本軍は東南アジア各地に進軍し大勢のオーストラリア兵を捕虜にした。捕虜たちは劣悪な環境下で強制的に働かされたという。とくに過酷だったのがタイとミャンマーを結ぶ泰緬鉄道の建設で1942年〜1943年過酷な強制労働で1万人超の捕虜が死亡、約3000人がオーストラリア兵だった。こうした歴史にオーストラリアの人たちはどう向き合っているのか。オーストラリアで毎年2月に開かれる式典では過去の捕虜で犠牲となった人たちを称えている。会場には旧日本軍の捕虜となった人を含む3万6000人の名前が刻まれている。オーストラリア人の元捕虜・ジェームスイーストンさん(108)は旧日本軍の捕虜となり泰緬鉄道の建設に従事させられた。仲間はマラリアやコレラなどで次々と命を落としたという。食料不足は深刻で飢えで亡くなった人もいるという。こうした記憶を受け継ごうというのが祖父2人が旧日本軍の捕虜となったハリータイソーさん(69)。父方の祖父は十分な食事が与えられず長時間労働の末かっけとインフルエンザが原因で死亡。祖父の足跡をたどりその歴史を日本人とも共有したいと日本に訪れた。祖父が眠る墓地を訪れ、思いがあふれ出す。
ウクライナ情勢をめぐりサウジアラビアで行われたアメリカとロシアの実務者レベルの協議についてロシア上院のチジョフ第1国防副委員長は「ロシアとアメリカは共同声明にほぼ合意していたがウクライナが原因で採択されなかった」としている。
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アメリアのトランプ大統領は導入を検討している輸入される自動車の関税措置について、数日中に発表すると明らかにした。今後、木材や半導体への関税措置も発表するとしている。アメリカの複数のメディアは自動車の他、半導体や医薬品など品目別の関税について予定していた4月2日には正式発表しない可能性があり自動車への関税は依然、検討が続けられていると伝えていたばかりで、トランプ大統領の判断が注目される。また、トランプ大統領は、「4月2日はアメリカの解放記念日になる」と述べて貿易相手国と同じ水準にまで関税を引き上げる相互関税を発動するという方針を改めて強調した。
EUは日本と共に東南アジア5か国の当局者などを対象にグレーゾーン事態への対応を学ぶ研修をタイ・バンコクで2日間の日程で始めた。グレーゾーン事態をめぐっては沖縄・尖閣諸島周辺で中国海警局の船が領海に侵入したりヨーロッパで海底ケーブルの損傷事案が相次いでいる。研修にはフィリピンやベトナムなどの海上保安当局者が参加しEUの法律顧問や、日本の海上保安大学校の教授などが講義を行った。講義では国際法を順守することや領海に侵入した船に対しては事態の緊迫化を防ぐため軍ではなく、海上保安当局が法律に基づいて対応することの重要性が説明された。EUとしてはこうした研修会を開くことで、中国を念頭に国際的なルールの尊重を東南アジア地域で広く訴えるとともに、この地域への関与を強める狙いがあるとみられている。
中国当局が2年にわたって拘束していたアメリカの企業調査会社の中国人スタッフ5人が解放されたことが分かった。中国としては海外からの投資が減少する中、投資を呼び込みたい狙いがあるとみられる。
あすは揺れる中国人”走線者”たち。
油井秀樹キャスターらがエンディングの挨拶。
「みんなのベスト紅白」の番組宣伝。
「MLB2025 タイガース対ドジャース」、「にっぽん縦断こころ旅」、「連続テレビ小説 あんぱん」の番組宣伝。