- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 林美桜 中野信子 水越祐一 仁科健吾 駒見直音 大泉洋
自民党の総裁選では派閥の裏金事件を受けた政治改革が大きな争点。実効性のある対策は打ち出せているのだろうか。決選投票にもつれ込むことが確実視される中最大派閥だった安倍派議員の支持を得る思惑もあり議論は停滞している。裏金事件への対応を巡っては政策活動費の廃止や国庫返納などを打ち出し改革姿勢をアピールしているが、いずれの候補も再調査には否定的。推薦人に裏金事件で処分を受けた議員が多く含まれる高市経済安全保障大臣は「決まった処分をひっくり返すのは独裁だ」としている。また、小泉元環境大臣は衆議院を解散することでみそぎとしたい考え。一方、裏金に関わった議員の公認問題について当初、非公認とする可能性も示唆した石破元幹事長も「新体制になって決めることだ」と後退。自民党内からは「蒸し返すとドツボにはまる」という声が出る一方で、公認については「いま明確にしておかないと選挙前に再燃して衆議院選挙に響く」との声もあり国民の理解を得られる方針を示せるかも問われている。
立憲民主党の代表選は野田元総理大臣と枝野前代表の決選投票にもつれ込むという見方が強まっている。現状では野田元総理が一歩リード枝野前代表が後を追っている。立憲議員136人のうち野田元総理は約40人の支持を固めている。枝野前代表は30人近くの支持を得ていて、立憲の創設者ということもあり地方議員や党員サポーターの票も多く獲得するとみられている。泉代表と吉田晴美衆院議員は、現時点で20人前後の支持にとどまっている。維新との連携にも前向きな野田元総理に対し、中道保守層を取り込めると期待が高まっている。ただ総理大臣時代に内閣改造を何度も行い、混乱を招いたことなどから「トップに君臨はできるが、統治はできない」と党運営を不安視する声も聞こえてくる。一方で、枝野陣営からは、勝った場合、「リベラル」と「保守」でバランスを取るため野田元総理を要職に起用する案が浮上。新代表は衆院選勝利に向けた人事が最初の課題となる。
日本銀行は金融政策決定会合で、追加の利上げを見送り現状の政策の維持を決めた。日銀は前回7月の決定会合で利上げを決めたが、直後に米国の景気減速への懸念や円高から株価が乱高下するなど金融市場は不安定な状況に陥った。市場関係者は今も不安定な要素が残るため、今回は現状維持で追加利上げは見送られるとの見方を強めていた。午後の会見で今後の利上げの道筋をどのように示すのかが焦点。
原発処理水を巡り、岸田総理大臣とIAEA・グロッシ事務局長は電話会談する予定。原発処理水の安全性を確認するためにIAEAの枠組みの下でモニタリングし中国側の担当者らが参加する形で拡充する方針。これにより中国は去年8月から禁止してきた日本産海産物の輸入を再開させる方向で調整。ただ政府関係者は慎重な見方を見せている。
ドジャース・大谷翔平が史上初の51HR51盗塁を達成。大谷翔平はきのうまで48本塁打、49盗塁だった。きょうのマーリンズ戦で第1打席は二塁打。第２打席もライト前ヒットで出塁すると盗塁した。
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大谷翔平は50-50を達成した。この試合、大谷は6打数6安打10打点3HR2盗塁という記録を打ち立てた。試合はドジャースが20−4で圧勝した。
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大谷が歴史的偉業を達成し快勝したドジャースはポストシーズン進出が決定。ロッカールームで祝杯をあげた。
ロサンゼルスから中継。力石さんは「リトル・トーキョーの地元のラーメン屋さんは今シーズン大谷選手がHR打った翌日は背番号にちなんで17杯限定で半額やっているが今日は51HR51盗塁、３HRで明日はどんなキャンペーンをすればいいか赤字だという」などと話した。ESPNはサイ・ヤングさんが打ち立てた通算500勝、ベーブ・ルースさんが１シーズンで出したHR60号と同じメジャーリーグの大事な歴史の１ページが作られたと伝えている。
きょうのマーリンズ戦。大谷翔平は、第1打席、二塁打を放ち、盗塁にも成功して、盗塁数を50とした。第2打席は、単打、盗塁数は51に伸ばした。第3打席に、二塁打を放った。第4打席に49号ホームラン、第5打席に50号ホームランを放って、50-50を達成した。第6打席には、51号ホームランを放った。自身初の3打席連続ホームランで、球団新記録となる1試合10打点をマークした。シーズン通算打点は120となり、日本人最多打点で歴代1位となった。試合後のインタビューで、大谷は、一生忘れられない日になる、これだけ打てたことは人生でもないから自分が一番びっくりしている、メジャーリーグに来てからずっと夢見ていたプレーオフ進出が決まり、チームとしてもいい勝ち方ができて素晴らしい日になったなどとした。残る試合は9試合。土曜日からは、ドジャー・スタジアムで、ロッキーズとの3連戦。水曜日からは、パドレス戦が始まり、日本人対決となる可能性もある。デーブは、次々と記録を更新するから、シーズン中はグッズを作れない、シーズン終了後に、一気に作られるなどとし、メジャー全体での記録だけでなく、ドジャースにおける記録も多く打ち出しているなどと話した。
ハリウッドスターのロブ・ロウは、ドジャースのファンで、ことし3月のキャンプでは、移籍してきた大谷翔平を見に行ったという。このとき、ロブ・ロウは、大谷について、素晴らしかった、とんでもなく速かったなどと話していた。ロブ・ロウは、ドジャー・スタジアムのロッカールームで、ひとりでいる大谷を発見し、写真撮影を頼んだ。大谷は、ユニフォームにわざわざ着替えて、撮影に応じたという。ロブ・ロウは、担当者から、大谷が撮影した写真をSNSにアップしていいか知りたがっていると確認されたという。ロブ・ロウは、SNSにツーショット写真とともに、彼のような選手は見たことがないなどと投稿した。48号のホームランボールをゲットした19歳の女子大学生は、野球のファンではなく、知っているのは大谷くらいだが、ボールは自分で保管するとしている。デーブは、スポーツの枠を超えて、その人のオーラやカリスマに惚れて好きになるなどと話した。
大谷翔平のここまでの51本のホームランを映像とともに振り返った。中野は、現地のアナウンサーが「ショウタニ」と呼んでいて、愛称がつくほどアイコニックな存在になってきているなどと話した。50-50を達成したスタジアムは、日本がWBCで優勝した場所でもある。デーブは、これからポストシーズンになり、別物の野球になる、同じ地区のチームも結構強いから、油断はできないなどと話した。
文化庁が17日に発表した国語に関する世論調査で、月に一冊も本を読まない人が6割を超えることが分かった。前回の調査から15ポイント以上増え、調査開始以降初めて5割を超えた。
深刻な読書離れが叫ばれる中、書店では「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」というタイトルの書籍が話題となっている。著者は就職をしたものの、本を読むことができなくなったため会社を辞め、現在は文芸評論家として活躍する三宅香帆氏。4月に発売され、累計発行部数17万部。「昔は本をあれだけ読んでいたのに、今はすっかり読めなくなった」という読者の心に刺さっている。街の人からは「本を読む時間がない」などの声が多く聞かれ、また一部の若者からは事前に本のストーリーや結末を調べてから読むという声も聞かれた。
書籍「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」の著者である三宅香帆さんは、社会人になって新しい本を読むことが全くできなくなったことに気付き、その体験から執筆に至ったという。月に本を1冊も読まない人が6割を超える調査結果については、「ショート動画など短いコンテンツに人々が慣れている。本も昔よりかなり短い内容になっている」などと話した。日本では昭和の頃は社会の成長＝成功という考えがあり、社会の波に乗るための教養を得るべく読書が盛んに行われていた。しかし平成になると自分の成長を成功と捉える人が増え、そのために必要な情報を最短で得られるインターネットが普及し、読書の文化は衰退していっているとのこと。三宅氏は「共働き世代が増えている中で最適な労働時間の議論がなされていない。その一環で読書や趣味の時間がとれないという現象が起きていると思う」と述べた。また「今は個人個人が好きな物を選んで同じ好きを持つ人同士で共有する時代になっている。だから本は疎遠になるのではないか」などとも述べた。デーブ氏は「音楽など色々なものがアナログに戻ろうとしている流れがある。読書もその流れでまた流行るのではないか」などと述べた。
ベストセラー作品の各年代ごとの傾向について。三宅氏は「1990年代までは人間の内面に関するベストセラーが多かったが、2001年以降は行動にフォーカスした本がベストセラーとなっている」などと話した。また若者の読書の仕方に関しては、読む前にあらすじを事前に調べたり、読んだ後にネットなどで識者の感想・解説を見て答え合わせするという方法があるとのこと。働きながら本を読む方法について三宅氏は「読書は筋トレのようなもの。最初は短い時間で始めて慣れてきたら時間を伸ばしていくと良いのではないか」などと話した。
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エンディングトーク。出演者が挨拶した。
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