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オープニング映像。本日は番組スタッフ厳選のお家でマネしたい冬の郷土めしSP。
島根県松江市は松江城と宍道湖が名所で、宍道湖ではシラウオ・ウナギ・シジミといった魚介類に恵まれている。また、シジミの漁獲量が全国1位である。今回ご飯調査を行うのは大熊英司。
大熊英司はシジミ漁師の樋原さんの家を訪れた。大熊英司は樋原さんにあなたのご飯見せて下さいとお願いし交渉成立。
樋原さんのご飯作りを拝見する。寒シジミを使った炊き込みご飯やかき揚げなどを作った。作った料理を試食し「炊けてますシジミの味がします」などと話した。ご厚意で試食させてもらった大熊英司は「シジミの味がダイレクトに来る」と話した。樋原さんのお酒の飲み過ぎを心配している妻は「シジミ漁に定年制はないけど体が一番なので」と話した。
今日は岩手県一関市でご飯調査。一関を代表する観光スポットといえば国の天然記念物に指定されている厳美渓。伊達政宗も絶賛した四季折々の風景が楽しめる。フォーリンラブのハジメさんが厳美渓の周辺でご飯調査開始。
かごの上にお金を乗せ、板を叩いて音を鳴らす。すると先にあるお店の二階に人が現れ、紐を手繰り寄せてかごを回収した。数分後、かごが戻ってきて中には団子とお茶が入っていた。厳美渓名物の「空飛ぶ団子」はお団子が渓流を渡り、運ばれてくるサービスで、観光客に人気となっている。
お邪魔したのは厳美渓の直ぐそばにある団子屋さん「郭公屋」。このお店は明治38年創業で、空飛ぶ団子は初代店主が考案した。そのひ孫の千葉晴夫さんが現在のご主人。そんなご主人にお昼ご飯を見せてもらえないかお願いした。家を見せるのは恥ずかしいと交渉失敗した。
一関を散策。気になる看板を発見した。”カニばっと”とはどんな料理なのか?とりあえずチャイムを押した。お邪魔したのは「農家レストラン ぬくもり」。もともと農家を営んでいた千葉さんが自宅の一部を改装したお店で、”カニばっと”と呼ばれる郷土料理を中心に地元の食材を使った料理を出している。カニばっと作りを見せていただいた。カニばっとの出汁に使われるモクズガニは9月~11月の期間に市内を流れる北上川で漁獲される。細かく潰したモクズガニを3時間煮込み出汁をとるという。地元で採れた野菜を投入し、醤油で味を整える。これにはっとを入れる。はっととは主に東北地方に伝わる郷土料理で、小麦粉に水を加えて練り、薄く伸ばして茹でたもの。手間ひまがかかるため作り手が減ってしまい、今ではめったにお目にかかれない貴重な味。ハジメさんはカニばっとをいただいた。ハジメさんは「味…カニの風味も濃いし、本当に純粋な香り」とコメントした。おいしい郷土料理を堪能したところで、お昼ご飯を見せてもらえないかお願いした。今度は無事交渉成立した。
まず用意したのはふかしたもち米。そこへモクズガニのスープ・醤油・砂糖を加える。よくかき混ぜたら蒸し器に移し、およそ3分蒸す。こうすることで味が染み込み、食感も良くなるという。ねっとりするまでかき混ぜたらモクズガニスープのおこわの完成。続いて、冷蔵庫からじゅうねを取り出した。じゅうねとは炒ったエゴマの実をすりおろし、水・砂糖・塩を加えて混ぜたもの。栄養価が高く、一関ではもちやはっとにつけて食べていた。千葉さんのお昼ご飯は「大根とニンジンの煮物」「切り干し大根」「ポテトサラダ」などが食卓に並んだ。千葉さんがお店を開いたのは20年前。ご主人の庄平さんがカニを獲り、千葉さんがそのカニを料理していた。
山梨県・市川三郷町は、甘々娘やレインボーレッドの栽培が盛ん。
山梨県・市川三郷町でご飯調査。町役場職員の塩島さんの元を訪れた。年間6種類の野菜を趣味で栽培している。大塚にんじんは大塚地域で栽培されており長さが1mを超えるものもある。
番組公式グッズを発売中。詳しくは番組ホームページへ。
山梨県・市川三郷町でご飯調査。塩島さんはこの時期は町の特産品大塚にんじんを主に栽培している。大塚にんじんは糖度や栄養価が高い。のっぷいと呼ばれる柔らかくきめ細かい火山灰土がにんじんの栽培に適しているという。あなたのご飯見せて下さいとお願いし交渉成立。
長女・るりさんの調理を拝見。ほうとうや大塚にんじんの一本揚げなどを作った。塩島さんは町役場に勤めながら野菜作りを始めて今年で14年。「いろんな人を大塚にんじんで繋げる動きをしたい」などと話した。
太平洋に面した静岡県御前崎市で昼めし旅。海の幸に恵まれたこの町の名物はカツオ。特にこの時期とれる戻りカツオはとっても脂が乗っておりとろけるようなおいしさだという。
静岡県御前崎市をバイきんぐの西村瑞樹がご飯調査。地元で評判の鮮魚店・福泉を訪れ、西村は”手火山式かつお節”を見つけた。手火山式とは職人が手で温度を測りながら作る高級カツオ節だという。お昼はまかないを食べるという鮮魚店の伊東さんに「あなたのご飯見せて下さい」とお願いし、交渉は成立した。
静岡県御前崎市をバイきんぐの西村瑞樹がご飯調査。鮮魚店「福泉」のまかないは黒はんぺんのフライに、継ぎ足しの煮汁で作ったキンメダイの煮付け、マグロの切り身の煮付け、手火山式の貴重な鰹節をかけたナスの煮浸し、さらにカツオや黒ムツの刺し身など、評判の魚屋さんならではの豪華な料理がそろった。
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