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オープニング映像。
本日の昼めし旅は東京都大田区で調査。大田区といえば江戸前の穴子。区内には東京23区で最多となる約150の商店街があり、連日買い物客で賑わっている。そんな大田区でご飯調査するのはチャンカワイさん。
チャンカワイが大田区の糀谷商店街でご飯調査。「男玩女玩 0才から」と書かれた貼り紙を発見し、小さなお子さんがいるチャンカワイが「青い鳥」というお店に入店。店内にはカルタやぬりえ、最近のおもちゃなどが幅広く置かれている。店内には動揺がかけられており、チャンカワイは「むちゃくちゃステキ」などと話した。「野球盤」6600円や「ドラえもんドンジャラロイヤル50」5280円などを発見したチャンカワイさんは「ちっちゃいころあった」などと懐かしんだ。また「障子やぶり<平成版>」という商品は色あせているほど古いものらしく、2100円が半額の1050円で販売されていた。チャンカワイはこのおもちゃを購入した。
引き続き商店街を散策。野菜などを販売している「日の出屋本店」を訪れたチャンカワイ。お店の方は青果場で値切った分をお客さんに還元し安く提供しているとのこと。次に訪れた鮮魚店では、焼魚や煮魚などがあり、自家製の味噌漬けされた魚も販売されていた。歩いていると行列を発見「肉の太田屋」という精肉店らしく、人気商品は「メンチカツ」100円だという。チャンカワイは「メンチカツ」を試食、「ジューシー」「うまっ」などと感想をのべた。
きのうオープンしたばかりだという服屋「Palette」にお邪魔したチャンカワイさん。店内にいた2人は親子だそうで、「前にここで店をやっていた方がいらっしゃって、お年になられたので引退されるっていうことで、ちょうどよかったので引き継ぎました」とのこと。水嶋さん親子はもともと洋服を作る工場を経営しており、接客は初めてなので戸惑うことも多いそうだが家族で力を合わせて頑張っている。チャンカワイさんが「お昼はどうするんですか?」と聞くと、「後ろで食べます。お弁当を持っていているので」と答えた。ここでチャンカワイさんが「ちょうどいい。あなたのご飯を見せてください」と言うと、「良いですよ」と快諾いただけた。
ブティック「Palette」を営む水嶋さん親子のお弁当を見せてもらった。母親の得意料理で家族の人気No.1は麻婆豆腐。朝5時に起きてお弁当用に煮込んだカボチャの煮物、箸休めには自家製のキュウリのぬか漬けが並ぶ。夕紀さんは「カメラの前で食べることなんて無い。私が辛いのが好きなので、ちょっと辛め。カボチャは激甘ですよ。お父さんが甘いのが好きなので」と言った。
引き続き91軒の店が軒を連ねる糀谷商店街でご飯調査。「えぇニオイで手招きしてくれてる。美味しそうやな…」と言いながらチャンカワイさんが立ち寄ったのは練り物屋「愛川屋蒲鉾店」。「揚げポール」をいただくと「プリふわ。めちゃくちゃ美味い」などと感想を言った。この店のこだわりはなんと言っても新鮮な魚。地元の人に大人気だという揚げボールは、店でさばいたスケソウダラやマグロのすり身にネギ・ニンジンなどを練り込み、この道35年のご主人が1つずつボール状に丸めていく。最後は菜種油を生成した白絞油で表面をカリッと揚げれば出来上がり。創業当時から続く店の看板商品だそう。ここで長男の日向太さんがやってきて、「お父さんから連絡をもらって。チャンカワイさんが好きなんで来ました」と言うので一緒に写真撮影した。チャンカワイさんは「あなたのご飯を見せてください」と言うと、奥様が「いいですよ」と快諾いただけた。
店の仕事が一段落するのは午後2時過ぎ。奥様が一度自宅に帰ってご飯を作り、1人ずつ順番に帰って食べるのが決まりだそう。冷凍のかき揚げはレンジで温めてからトースターでさらに火を通すとカリッとする。仕事ではお客さんのために揚げ物をしているが、自身は冷凍のかき揚げ。サラダにかかっているのはドライオニオン。宮下家の定番料理であるほうれん草のゴマ和えも並んだ。大根おろしも事前にすって用意してあるそう。チャンカワイさんは「いつ休んでいるんですか?」と聞くと、奥様は「日曜日が休みなので。ガッと遊びます」とのこと。日曜日は家でじっとしておらず、ご主人と共通の趣味である登山を楽しむという奥様。去年は日本で二番目に高い北岳に登頂した。「将来はどうするんですか?」と聞くと、「私達の代で終わりだと思う。大変だし。息子は楽して…っていうタイプだし」などと答えた。お礼にお箸とステッカーを渡すと奥様は「お箸ちょうど無いんです。割り箸で食べてるんです」などと言った。
東京都と千葉県に隣接する埼玉県三郷市でご飯調査する。この街で収穫が盛んなのは小松菜で三郷市は一大産地。冬の小松菜は栄養が高いものが出荷される。さっそくご飯調査スタート。
三郷市にやってきた。「三郷せんべい」ののぼりがたくさん立っている。お邪魔した三郷煎餅で話をきいてみる。店には30種類ほどの三郷せんべいが置いてあるという。名物は小松菜がはいっているものだという。焼く前の生地をみせてもらったら薄緑色で、焼いた後はおせんべいになる。小松菜が入っている商品「小松菜揚げ棒(1袋640円)を紹介してもらった。揚げ煎餅。ご厚意で頂いてみる。細長くて食べやすいサイズ。甘しょっぱくて後入引く味。食感は柔らかめ。番組からあなたのご飯をみせてくださいとお願いしてみる。交渉成立!お店の奥へ入ると、お煎餅を袋詰しているところだった。煎餅は、湿気ないので、いまでは貴重な茶箱にいれている。奥のキッチンでご家族でお食事をされているという。
埼玉県三郷市でご飯調査。煎餅専門店のお昼御飯を調査する。親戚が明日葉を送ってくれた明日葉を使った呂入り。明日束を鍋で3分ほど茹でて、そのあと水にさらす。水をきったら、黒ごま、砂糖をボウルに入れ、醤油を加えて混ぜて明日葉の胡麻和えの完成。生姜やニンニクの塊を隠し味で入れる得意のぬか漬けは、食べやすい大きさに切ったら準備完了。梅田さん家のお昼ご飯は、明日葉の黒胡麻和え。茹でた明日葉の茎。自家製ぬか漬け。手羽元と大根の煮物。小松菜の味噌汁が並んだ。明日葉は苦味が少しあって、栄養価が高い。朝昼晩食べている自慢のぬか漬けも食べる。皆で助け合って店をやっているという。これからも名物の煎餅を守り続けて下さい。
埼玉県三郷市でご飯調査。ハウスが立ち並んでおり、作業している男性に声をかけた。小松菜をちょうど作っており、きょうは肥料の散布が終わったそう。真ん中が温かいので生育が早く、端は収穫せずに残っているそう。ここであなたのご飯を見せて下さいと頼み、許可を得た。ご飯を見せてくれるのは農家の石井さん。正面がご自宅でお邪魔した。ご主人の両親、ご主人夫婦、息子と娘の6人暮らしだそう。
埼玉県三郷市でご飯調査。小松菜農家の石井さん宅でお昼ごはんを見せてもらう。使った小松菜20本、名産たっぷりの絶品汁と混ぜご飯を見せてもらう。自家製小松菜を20本ほど切り、水で洗ってお湯の中へ。かつお節と醤油で味付けして溶き卵を散らせば小松菜の卵とじ汁の完成。米にすし酢を加え、たっぷりのカツオのなまり節と人参、しいたけ、ちくわ、アスパラなどを加えた混ぜご飯のもとを混ぜたら混ぜご飯の完成。鶏肉の揚げ焼きなどを足してお昼ごはんの完成。81歳のお父さんも今でも畑に出ており、270年続く地主さんとのこと。お父さんとお母さんは50年以上前に19歳でお見合いし、親が勝手に決めて結婚したが、間違いなかったそう。お孫さんは小さいときに自分で苗をきちんと植えていたり、幼稚園では将来の夢に百姓と書いていたそう。