- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 金子恵美 橋下徹
VTRで紹介した「阿波晩茶」を、スタジオで試飲。味はあっさりとしていて、飲みやすい。生命科学博士・早野元詞は「普通のお茶でもオートファジーはある程度活性化する。阿波晩茶はさらにすごいということ」などとコメントした。
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大阪大学の吉森保名誉教授によると、阿波晩茶のほかにもオートファジーを活性化させる食品があるという。主なものに赤ワイン、納豆、ザクロ、チーズ、シイタケ、エビなどがある。生命科学博士・早野元詞は「発酵すると色んなものが生産されて、体に良いといわれている。食品以外では睡眠、運動がオートファジーを活性化する。最近ではテニスとバドミントンがいいといわれている」などとコメントした。
近年、海外セレブの間で流行しているのが「水風呂」。ジャスティン・ビーバーの妻でモデルのヘイリー・ビーバーも水風呂に入り、世界の歌姫・レディー・ガガは氷水に浸かっている。今年2月、カナダの論文で水風呂が細胞の若返り機能「オートファジー」を活性化させると発表された。数々の老化予防法を実践してきたナグモクリニックの南雲吉則医師は、水風呂代わりの冷水シャワーを14年間続けているという。
東京大学医科学研究所の中西真教授が研究を進めているのは、老化細胞除去薬。老化細胞の中は酸性でそのままでは死滅するのだが、「GLS1」という酵素によって細胞内が中和され生き長らえてしまう。そのGLS1を阻害する薬によって老化細胞の破壊を促進し、死滅させることが可能になるという。さらに東北大学医学系研究科の宮田敏男教授が開発した「PAIー1阻害薬」はがんの免疫療法を補助する薬だったが、老化細胞を除去する効果もあるという。
生命科学博士・早野元詞は「水風呂がオートファジーを活性化させるというのは、最近知られてきた。短い時間でも、体がストレスを感じて活性化する。老化細胞除去薬については世界的に臨床試験が始まっている」などとコメントした。2022年の健康寿命ランキング(厚労省「健康寿命の令和4年度値について」より)では、男女ともに1位が静岡県。
小泉農水相が備蓄米を販売していた大手量販店のドン・キホーテを視察。この店では1800袋を販売。大手スーパーのイオンも視察。イオンでは6200袋を用意。開店前のイオンでは午前7時時点で500人以上の行列が。大手4社の早売り競争が激化。イオンとドン・キホーテは1日の販売を発表すると、アイリスオーヤマとイトーヨーカ堂は5月31日に販売する展開に。アイリスオーヤマが用意したのは備蓄米160袋、イトーヨーカ堂は500袋を用意。各社のスピード競争について、小泉農水相は、国民の皆さんに備蓄米をお届けすることができたこと、感謝の気持ちでいっぱいですとコメント。流通経済研究所の折笠主席研究員は、一生懸命駆けずり回ってるような状況とコメント。
2024年産、古米、古古米、古古古米の味を食べ比べしてみると、思わぬ結果も。
古米、古古米、古古古米を独自捜索。古古米を持つコメ農家を発見。低温の倉庫で保存していた古米、古古米を入手。古古古米は長野県のコメ農家から譲ってもらう。2024年産と比較すると色が濃くなっている。隅田屋商店の片山真一監修のもと2024年産、古米、古古米、古古古米の味を20人で食べ比べ検証。同じ条件で炊き上げたものを検証。味、香り、食感などを評価してもらったが、その差に悩む人も。一番おいしいのは2024年産と答えた人は13人、古米は5人、古古米、古古古米を選んだ人は1人だった。古古米について、ちょっとかためという意見も。古米、古古古米の意見で最も多かったのはかたい、かためだった。
隅田屋商店の片山真一監修によると、おいしく食べるには3つのポイントを押さえればうまくいく。洗い方、水につける時間、炊き方とコメント。コメは古くなるほど表面にぬかの成分が染み出す。長く水につけるとぬかのにおいが増す。最初はさっと洗い流すのが良い。表面をしっかり研ぎ落とすのがポイント。すすぎは3回ほど。浸水は冷たい水で2時間しっかり冷たい水を吸わせる。みりんを小1を加える、さらにはちみつ小1を加えると色つやが良くなる。炭と一緒に炊くと古米臭を抑え、香りよく仕上がるという。
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金子恵美は炊き方は変わらない、時間が経つと違いは出てくるかもしれない。水を浸すのはポイント。橋下徹は、備蓄米はこれまで飼料用に回されていた。備蓄米のコストは下がるとコメント。
経済財政運営の指針「骨太方針」の原案が判明。備蓄米の流通円滑化や丁寧な情報発信でコメの安定供給確保「上昇したコメ価格を落ち着かせる」と明記。「スマート事業」の推進で収益力、所得の向上を図る。水田政策見直しの具体化。今月13日の閣議決定を目指すとしている(共同通信より)。
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経済財政運営の指針「骨太方針」の原案が判明。金子恵美は、誰にどういった支援するのか整理したほうが良いと思う。機械の支援をもっと入れてよいとコメント。橋下徹は自民党が覚悟を決めるかどうか。輸入を踏み切るかどうか、与野党を含めて輸入は言わない。日本はありとあらゆるものを輸入している、国民としての安全保障につながるとコメント。
令和の米騒動に列島が揺れる中、“絶対王者”コシヒカリの牙城を崩し、日本一に輝いた奇跡のコメが「ゆうだい21」だ。偶然見つけた名もなきコメに人生をかけた者たちの開発物語。コメが主役の和食店「米福」の小堀雄二料理長は「衝撃的なおいしさ」などと話した。
ゆうだい21の生みの親である宇都宮大学の前田忠信名誉教授は本来、いかにコメの収穫量を増やすかを研究する栽培学の学者だった。田んぼでの土いじりが好きな農家肌で、前田は「私は風来坊」などと話した。前田が准教授だった1990年の秋、試験用の水田を見回っていると穂が25cm以上ある大きな稲と出会った。どの稲と稲が交配したのかはわからない、両親不明の珍しい品種だった。籾の数はコシヒカリの倍。8年後、食味試験ができるほど収穫が増えると、コシヒカリとのブラインドテストを行った。学生はコシヒカリよりおいしいと評価したが、前田はコシヒカリに挑戦する気はなかった。コシヒカリは長年のノウハウで農家にとっては育てやすく、問屋や小売店にとっては絶対的ブランドだったからだ。研究開始から20年、品種登録が認められると、稲の雄大な姿と宇都宮大学発祥の米が21世紀に輝いてほしいという願いを込めて、ゆうだい21と命名した。味や粘りはコシヒカリ以上。(朝日新聞より)
コシヒカリを超えるかもしれないコメ「ゆうだい21」の品種登録にこぎつけた前田。ところが、本当の困難はその育て方にあった。秋になると稲が倒れてしまい、太陽光が十分に届かないことから、くず米ばかりになってしまう。原因は田んぼの奥深くに溜まったコシヒカリ用の肥料だった。コシヒカリに比べて深く垂直方向にも根を伸ばすゆうだい21は、前の年に栽培していたコシヒカリが吸い残した肥料を取り込み、必要以上に背丈を伸ばしてしまう。「ゆうだい21」生産農家の赤羽啓一は「本当にくずが多かった」などと話した。くず米の販売価格は通常の1/3。農家が次々と生産を止めていく状況に悔しさを感じていたのが森島規仁。前田名誉教授の一番弟子を自認する森島は卒業後も職員として大学に残り、ゆうだい21の普及に尽力。実家の田んぼで肥料の与え方などを研究してきた。前田もすでに大学を退職し、森島は「自分が諦めたら、ゆうだい21っていう品種の火が消えちゃうかなと思った」と話す。倒さないで作る技術を持っている農家では、稲の葉が硬くなっていた。そんな農家こそが赤羽だった。茎を丈夫にする肥料「ケイ酸加里」を与えると茎が丈夫になったという。ほぼ全ての稲で丸々太ったコメの収穫に成功した。
森島は農家に配布する栽培マニュアルを完成させた。ゆうだい21の普及事業が軌道に乗りかけた2016年、森島規仁は父を亡くし、実家の農業を継がねばならなくなった。大学に残りゆうだい21の仕事を続けるか、実家の農業を継ぐか。生前、父は「農家を継ぐな」と言い、父への弔問で前田は「お前は家を継げよ」と言った。森島は「どっちも本心ではなかったんじゃないか」などと話した。ゆうだいも諦めず、家の農園も諦めないでやり遂げようと思ったという。学会で言われた「どこの馬の骨かも分からないコメが本当にものになるのか」という言葉も原動力になった。米・食味分析鑑定コンクール国際大会で金賞の獲得は、これまでほぼコシヒカリと決まっていた。2023年、ゆうだい21は10個の金賞を獲得、大会史上初めてコシヒカリを上回った。宇都宮大学の前田忠信名誉教授は「ゆうだい21は実におおらか」などと話した。猛暑が続くとコシヒカリは成長に障害が出るが、ゆうだい21は異常な暑さにも強い。
コメ品種「ゆうだい21」についてスタジオトーク。橋下徹弁護士は「改善とか前進とか努力を日本全体でやっていってもらいたい」などと述べた。そのためには海外からコメが入ってきても、それに打ち勝つようなコメを日本の農家に作ってもらいたいと話した。コシヒカリの一大産地である新潟出身の金子恵美元衆院議員は「科学者たちの研究開発、たゆまぬ努力というものがあると思う」などとコメントした。ゆうだい21は暑さに強い。
全国の週間天気予報を伝えた。
3日、韓国大統領選投開票。橋下徹弁護士は「保守系が候補者一本化したので一騎打ちになるから面白い選挙になるじゃないか」などと分析した。4日、5日、戦後80年「異例の旅」愛子さま、沖縄を初訪問。8日、秋葉原無差別殺傷事件から17年。
「ワンピース」の番組宣伝。