- 出演者
- 藤森祥平 マツコ・デラックス
オープニング映像。今回は焼きそばスペシャル。
- キーワード
- 焼きそば
世界の焼きそばを食べ歩いた塩崎省吾さんが、スタジオに登場。塩崎さんが、麺を焼いていれば焼きそばだと語った。ソース焼きそばは大正初期に誕生し、戦後の闇市で広まった。世界の焼きそばを紹介。
日本の国民食とも言われる焼きそばだが、タイ・ブラジル・インド・スペインにも。焼きそばは鉄板で簡単に作れる麺料理として国ごとに独自の進化を遂げて世界中に存在するという。今、エスニック料理のブームと共にスパイス香る世界の焼きそば人気が拡大。日本でも多くの種類が食べられるように。案内人は世界中の焼きそばを食べ歩いてきた塩崎省吾さん。法律や戦争がきっかけで生まれた意外なルーツを持つ焼きそばまで一挙紹介。
塩崎さんが衝撃を受けた世界の焼きそばをルーツとともに紹介。人口約140万人、移民の多いハワイはサイミンと呼ばれる中華麺を使ったソウルフードがあり、これは日本・中国・フィリピンなどから移住してきた人たちの間でそれぞれの国の食文化が融合し誕生したもの。汁なしで炒めたものはフライドサイミンと呼ばれ、こちらもソウルフードとなっている。日本でも食べられる場所が。石川町駅から車で9分の「MOONCafe」。店内は60年代のアメリカのコーヒーショップ風。こちらで食べられるのが「ホノルルチャウメン(1650円)」。中国の中華麺、日本のなると、ハワイのスパムなど多国籍な食材を炒めた一品。
米・マサチューセッツ州フォールリバーには独特すぎる進化を遂げた焼きそばパンが。それが「チョウメンサンドイッチ」。平打麺をカリカリに揚げ短めに砕いたものにダークソイソースと鶏スープを使った餡をかけたフォールリバーのご当地グルメ。19世紀後半、中国からサンフランシスコに移民が。サンフランシスコなど西海岸を中心に中華系移民に対する排斥運動が発生。その結果ニューヨークなど東海岸の都市への移民が増加した。そこで東海岸にあるフォールリバーにも流れ着き中華料理が広まった。当初は皿に残った餡を拭うためにパンは別々に提供。塩崎さんはマツコに食べてもらいたいと中野区野方のダイニングバル「SAND」の貝塚さんに再現してもらった。「本場のは分からないけど、貝塚さんのだと美味しい。ちょっと意味は分からない」とコメント。
人口約750万人のスペイン・カタルニア地方で古くから親しまれる焼きそばが「フィデワ」。日本で食べられるのは日本橋にある「ビキニ・ピカール」。専用のパスタ麺を炒め、ソフリットというイタリア料理で使われる香味野菜の万能調味料を加える。ソフリットは玉ねぎ・ピーマンなどをみじん切りにしてオリーブオイルでじっくり炒めたもの。そこにエビやアサリなどの海の幸を入れていく。「フィデワ~カタルニア地方の伝統的なパスタパエリア~(1950円)」を紹介。漁師がパエリアを作る際に米を忘れてしまい、代わりにパスタを入れたのが始まりと言われている。
歴史が生んだ奇跡の世界焼きそば2選を紹介。タイの国民食とも言える焼きそばが「パッタイ」。センレックと呼ばれる米粉でできた中細の平打ち麺を使用。1940年代ごろまでは小麦の麺が流行。小麦はタイにとっては輸入品で高価なため、政府が国内で手に入る米を使った焼きそばを食べてほしいと普及させたという。タイ語で炒めるは「パッ」、タイの炒め物で「パッタイ」。パッタイを広めようとしていた頃、1939年国名をシャム王国からタイ王国に変更。国民食にするためにとった国策が、老若男女食べられるよう辛くない味付けにした。
中国・山西省で誕生したのは、刀削麺を使った焼きそば。東新宿駅から徒歩2分のところにある「山西亭」では、山西省の郷土料理が楽しめる。刀削麺は、モンゴル族が漢民族に対し、武器没収令を出したことで、包丁の代表品として薄い金属で麺を削り始めたことが始まりだという。刀削麺焼きそばは、油通しをした豚ヒレ肉ときくらげなどを炒めた「過油肉」と刀削麺を合わせる。味付けは、山西省の名産品のひとつである黒酢と2種類の醤油。マツコがスタジオで試食し、お酢をかけた焼きそば、お酢にも火が通っているから、まろやかでおいしいなどと話した。
世界焼きそばの魅力は、クセになる謎のスパイス。謎のスパイスにはまる世界焼きそば3選を紹介。インドの焼きそば「シェズワン・チキンヌードル」。シェズワンは英語で四川という意味。日本語に訳すと四川風鶏焼きそば。インドにしか無いインディアンチャイニーズという文化で生まれた。中華系の移民がインドに出稼ぎにやってきた人たちが、自分たちの料理をインドで現地の調味料や食材を使って再現といった形で定着。コルカタという街が発祥と言われている。日本で食べられるのが、木場駅から徒歩4分の和印道 木場。シェズワンソースは、唐辛子ペーストにニンニク・生姜・セロリなどを入れたソース。トマトケチャップでコクを出している。
謎のスパイスにハマる世界焼きそば3選。インドネシアの「バリ風ミーゴレン」を紹介。そもそもミーゴレンは、インドネシアを中心にマレーシア、シンガポールなどでも食べられている焼きそばで国によって見た目や味が違う。バリ風ミーゴレンは、えびせんべいや目玉焼きと一緒に提供されることが多い。インドネシアでは、エビを調味料や食材として使うのがうまいという。日本で食べられる店が、新高円寺駅から徒歩3分の「カフェ バリチャンプル」。中華麺を使って、卵・キャベツ・もやし・赤ピーマンなどの野菜と炒める。スパイスは盛り付けのあと。ブンブバリというミックススパイスで、レモングラス、クローブ、ガランガルなど15種類が混ざった万能スパイス。サンバルテラシという唐辛子と発酵させたエビペーストを混ぜた伝統的なチリソースを添えて出す。同じインドネシアでも、バリ風は普通のしょうゆを使ったあっさり味、ジャワ風は甘い醤油を使ったこってり味。
香港の「星州炒米粉」を紹介。香港で独自に進化を遂げたカレー味の焼きそば。使うのはビーフン。カレー味・ターメリックに菜種油を混ぜることで香り立つカレー風味の焼きそばになる。星州はシンガポール風という意味だが、シンガポールには存在しない。イギリスが、香港・シンガポール・インドを領有していて、インドのカレー粉が入るときにシンガポールを経由するため、香港の人たちがカレー粉がシンガポールから来たと勘違いしてシンガポール風という名前が付いたという。日本でも飯田橋駅から徒歩1分のところにある香港贊記茶餐廳で食べられる。
ブラジル式しょうゆがしみる「Yakissoba」が誕生した理由は、第二次世界大戦。1908年に第一次ブラジル移民が笠戸丸という船でサントス港に入稿し、そこから歴史が始まる。日系移民が故郷の味として焼きそばを持ち込み、やがてブラジル独自の食材や趣向に合わせてアレンジされた焼きそばがソウルフードとして定着。しかし、もともと日本から醤油を取り寄せていたが、第二次世界大戦で醤油の輸入が困難になり、ブラジル日系移民は自分たちで醤油を作ることになり、高価な大豆の代わりとうもろこしが原料の醤油を開発。それがブラジルで独自発展。色が薄いため、カラメルで黒く着色したため甘めでまろやかな味。浅草にあるブラジル料理店に再現してもらう。
マツコは、Sakuraしょう油を味見し、たまり醤油に近いが、たまり醤油よりも甘くないなどと話した。岸波ルシアさんのレシピで作ったブラジル式しょう油焼きそばを試食。マツコは、しょう油の味が好き、あんかけ焼きそばみたい、あんかけよりはさっぱり、普通の焼きそばよりはしっかりした味だなどと話した。片栗粉でトロみをつけるのが、ブラジル焼きそばの特徴だという。
クレイジーケンバンド・小野瀬が登場。小野瀬のブログから抜粋した焼きそばの写真を紹介。マツコが注目したのは、愛知県名古屋市の老舗和菓子店「おやつ饅頭」の「デラックス焼きそば」。沖縄県石垣市の「石垣島の石垣さん家の石垣牛」の「島とうがらしにんにく焼きそば」は、ニンニクの葉を使うのが特徴だという。全国の焼きそばを食べ歩く小野瀬がマツコに食べてほしいノスタルジックな焼きそばを紹介する。
静岡・富士宮駅から徒歩10分の「前島」。かつては一般的だった駄菓子屋で焼きそばを食べるスタイルを貫いている全国的にも珍しい店。鉄板に、油ではなくラードを使うのが特徴。麺は、地元のマルモ食品工業のコシの強い半透明の麺。ラードで炒めることで、コクと旨み、麺の輝きが増すという。オリジナルのブレンドソースをかけたら完成。完成するまでは離れた席で待ち、焼き上がると、鉄板の前の席に呼ばれる。鉄板からそのまま食べる。生卵を落とし、半生のとろとろ状態で食べるのが1番人気。スタジオで試食し、マツコは、生卵がいい、ホットプレートでも、皿に盛らずにそのまま食べてみてほしい、ちょっとずつパリパリ感が出てくるなどと話した。マルモ食品工業は、戦後、ビーフンを目標に、当時少なかった焼きそば麺を開発したという。焼きそば麺は、スーパーで買えるほか公式HPからお取り寄せもできる。
青森県黒石市の黒石つゆやきそば、新潟県糸魚川市の糸魚川ブラック焼きそばなど、知られざるご当地焼きそばが全国にいっぱいある。全国の名店を旅するクレイジーケンバンドのギタリストの小野瀬雅生がご当地焼きそばを紹介する。
日本くらべてみたら、ニノなのに、水曜日のダウンタウンの番組宣伝。
「日曜劇場 GIFT」の番組宣伝。
栃木のポテト入り焼きそばは、当時じゃがいもはお腹をいっぱいにするとういことで採用したところがあり、戦後栃木ではそれが名物として残ったという。山陰・山陽地方は味噌味になる。岡山のひるぜん焼そばは、味噌味で鶏肉を使用。大阪の今里焼そばは、ソース後かけシステム。具材は牛肉と玉ねぎのみ。沖縄では、沖縄そばで焼きそばにするケチャップ焼きそばが定番。ソース・塩・醤油・ケチャップとお好みの味で作ってくれるお店が多い。
小野瀬さんイチオシのお取り寄せ可能な絶品焼きそばを紹介。宮城県の伊達焼そばは、長ネギとの相性がいいという。丹念に蒸し上げた麺に野菜と果物をふんだんに使用したソースに、さらにラードで旨みをプラス。
