- 出演者
- 小田切千 宮崎慶太 片山千恵子 田中美都
今日のラインナップ。男児児童給食詰まらせ死亡「丸くてつるつる」注意などを伝える。
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- 福岡県福島第一原子力発電所
関東や東北にかけて、低気圧が発達した影響で各地で強風が吹き荒れた。最大瞬間風速は栃木の那須高原で30.7m/sとなり、明日にかけて太平洋側にかけて強風が吹くと予想されている。気象庁は高波や強風に注意・警戒を呼びかけている。
日本郵便は地震の影響で石川県の珠洲市・輪島市・穴水町・能登町で郵便物・荷物の配達を休止していたが、きょうから珠洲市の4分の3ほどと能登町全域で各家庭や事業所への配達を再開した。今後、道路の復旧状況を見ながら配達を再開する地域を拡大するとしている。配達を再開していない地域では、引き続き郵便局の窓口で郵便物などの受け取りが可能。石川県七尾市の11の避難所には大阪・泉大津市の人々から泉州タオル3000枚が届けられた。
ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナのコルスンスキー駐日大使は、スウェーデンが最後となるハンガリー議会の承認を受けNATO加盟に向かうことについて、ウクライナがNATOへ加盟することについて意欲を示し「そうすればヨーロッパはもっと安全になる」と言及している。ゼレンスキー大統領は加盟を申請して対抗していく姿勢を見せているが、コルスンスキー駐日大使は戦後・災害復興を経験した日本の役割に期待を示している。
大リーグのオープン戦が始まっている。ブルージェイズの菊池雄星投手はパイレーツ戦に出場し、ストレートとチェンジアップを織り交ぜて2回を3奪三振無失点に抑えている。
カブスの鈴木誠也選手は積極性がテーマだといい、ロイヤルズ戦でも2打数1安打と結果を残した。
ドジャースの大谷翔平選手はあすのホワイトソックス戦に出場する。ロバーツ監督は2~3打席立たせると言及している。この試合はBSであす午前5時から放送される。
千葉・南房総の映像が流れた。
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- 南房総(千葉)
千葉県南房総市からの中継。菜の花の一大産地として知られ、食用としても使われ、近くの直売所では菜の花入りのソフトクリームなども販売されている。菜の花の調理には様々な使われ方があり、キャベツ代わりに使われるお好み焼きや、天ぷら、ちらし寿司などがあるという。塩、ガーリック、酒などで焼き上げる菜葉のステーキもあり、栄養価も高く様々な食べ方が出来るという。
現在沖縄の近海ではザトウクジラが多く見られている。夏はロシアなどの冷たい海に生息しているが、繁殖のために沖縄の方まで降りてくるという。沖縄ではホエールウォッチングなども行われており3月いっぱいまで楽しめるとのこと。
全国の気象情報を伝えた。
消費者物価指数は2020年の平均を100として前年同月比で2.0%増となっている。宿泊料が26.9%、フライドチキンは19.2%の上昇となっていて、上昇率は食料やエネルギーなどを含めた「財」が1.9%、外食や運輸などの「サービス」は2.2%でサービスが財を上回るのは2年10ヶ月ぶりのこととなっている。総務省によると賃上げの動きから上昇傾向にあるという。総務省は輸送力不足が懸念される「物流の2024年問題」の影響を受ける運送料での人件費の価格転嫁が広がっていることもあるという。
政府は経済安全保障の一環として「「セキュリティークリアランス」制度」法案を決定している。サイバー攻撃や物資供給網の脆弱性など日本の安全保障に影響のある情報を「重要経済安保情報」と指定し、これらにアクセスできるのは民間企業の従業員も含め国が信頼性を確認した人に限定する。本人や家族・同居人の氏名・国籍や、犯罪歴などが調査される。漏えいが発生した場合5年以下の拘禁刑や500万円以下の罰金が課せられる。政府は今国会での成立を目指していて、経済界から企業の情報管理に対する信頼性の向上につながると期待する声とともに、プライバシーへの十分な配慮が必要と懸念する声も聞かれる。
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- セキュリティークリアランス制度
今年9月頃の再稼働を目指す宮城県の女川原子力発電所2号機。東北電力・青木宏昭原子力部長が県庁を訪れ、”使用済み核燃料の保管プールが逼迫する可能性があるとして新たな貯蔵施設を敷地内に設ける方針”を伝えた。放射線を遮る金属容器の中で核燃料を空気で冷やす「乾式貯蔵」と呼ばれる方式で2028年の運用開始を目指すとしている。青木原子力部長は「丁寧に分かりやすく説明したい」と話した。
道の駅などで売っている手作り漬物がピンチになっている。食品衛生法改正で漬物を作って売る場合には営業許可が必要に。この3年は経過措置期間だったが、今年6月から完全施行となる。秋田を代表する漬物といえばいぶりがっこ。大根を囲炉裏に吊るして燻、米ぬかで漬け込んだ郷土料理。地元の道の駅では月3000本も売れる看板商品。実はここで売っているいぶりがっこのほとんどが個人の家で作られたもの。生産者自らが納品に来ている。生産者は「いぶりがっこ作りは趣味だし生きがい。商品がなくなっていると嬉しくて」と話した。しかし、今回の法改正は生産者たちに今後も作り続けるかどうかの決断を迫るものだった。いぶりがっこの販売を断念したという高橋一郎さん。実は今回の法改正では国際基準に沿った衛生管理ができる作業場が必要になる。例えば自宅と作業場は別、床や壁は指定の素材、手のひらが直接触れない蛇口の完備など。年齢を考えるといつまで続けられるのか悩んでいた高橋さん。改修費用が高額なこともあって辞めることにした。「体力的にも大変になってきたので潮時かな」と話した。今回の法改正に伴って秋田県が生産者に調査を行ったところ、「営業許可は取得しない」と答えた人が約4割に上る事態に。そこで県や市では法改正の対応に必要な設備改修の費用を最大1000万円まで補助することにした。担当者は「いぶりがっこは食文化という一面と生産者の生きがいという一面もある。ずっと続いていけるように行政も少しでも力になれたらいい」と話した。補助金を活用して実際に作業場を改修した野中さん夫婦。むき出しだった天井や壁を全て改修した。水回りも新たに設置。手のひらが直接触れないレバー式の蛇口も完備した。「自己資金だけではなかなかそこまではやれなかった。これで安心して出荷できる」と話した。
秋田県では共同作業場を新設するなどの動きがある。鉄道の駅に併設されたスペース。補助金にクラウドファンディングで集めた資金を上乗せして整備したもの。施設の改修が難しい生産者にも使ってもらおうというアイデア。秋田県以外にも漬物の生産者を支援する動きがある。静岡県では水かけ菜の生産を維持するために共同加工場を整備した。調べただけでも多くの自治体が補助金制度を利用している。出演者は「なんとか食文化を守っていただきたい」等とコメント。
東京・中央区の映像が流れた。
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- 中央区(東京)
スーパーマーケットの達人・森井ユカが地域で愛されている食を紹介するこのコーナーは、きょうが最終回。東京で、江戸時代から続く伝統の味を紹介する。新宿区にある創業75年のスーパーマーケットを訪れた。佐藤店長がおすすめするのが、つくだ煮だ。ここでは、約30種類のつくだ煮を販売している。あさりなど魚介類のほか、ふきなどのつくだ煮がある。つくだ煮は、江戸の発祥と言われ、徳川家康が大阪の漁師を東京の佃島に移住させたことが始まりとされる。スーパーにつくだ煮を出荷しているメーカーは、創業77年。創業以来のたれを継ぎ足しで作っている。昔ながらの手作業で仕上げ、深みのある味を出している。森井おすすめは、ほうじ茶のお茶漬けだ。バイヤーおすすめは、築地の玉子焼きだ。多いときは、1日50個売れるという。作っているのは、創業100年の玉子焼き専門店。職人が手作業で4層に焼き上げることから、弾力が生まれ、その独特な食感が人気の理由のひとつだ。卵の層に、かつおや昆布などが入った出汁が染み渡る。森井イチオシのレシピは、さいの目に切った玉子焼きと刺し身などをご飯に乗せたたまさし丼だ。このスーパーには、各地の美味しい情報を生かして開発したオリジナルの天ぷらがある。岡山産の鶏と九州玄界灘の茎わかめを合わせた天ぷらだ。全国のスーパーから集まった800を超える天ぷらの中から、ことしの最優秀賞に選ばれた。水産担当のバイヤーから、茎わかめの地元での食べ方を聞き、ひらめいたメニューだという。森井は、スーパーの魅力について、そこに行かないと出会えないものがあるなどと話した。
各地の現在の様子を伝えた。富山は、日中、弱い雨が降る時間帯があったが、あすは平年並みの10度近くまで上がる予想だ。千葉県南房総市は、きょうは、北寄りのやや強い風が吹いたが、あすは、ほぼ平年並みの気温になりそうだ。