- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 陣内貴美子 森圭介 斎藤佑樹 菅原薫 山崎誠 刈川くるみ
会期末まで1週間となった国会。野田元首相が、政治資金規正法の自民党の改正案について「不十分だ」と批判。「岸田首相が裏金事件を矮小化させようとしたのではないか」と追及した。自民党はあすの参議院の委員会で自民党案を採決する考えを野党側に伝えた。政府与党はそのうえであさっての本会議での成立を目指す考えだが、立憲民主党は水曜に行われる党首討論終了後、すみやかに内閣不信任決議案を提出する方向で最終調整に入ったという。泉代表は周辺に対し「岸田総理の政治姿勢をただし、解散を迫りたい」と意気込んでいるという。政府与党内には政権の低迷が長期化するなかいまの国会内で岸田首相が解散の判断をするのは難しいとの見方が広がっている。一方、ある立憲民主党幹部は「不信任案を提出すれば追い込まれた岸田首相が解散を判断する可能性はある」と述べている。
サッカー元日本代表・岡崎慎司選手が引退会見を行った。岡崎選手は滝川第二高校時代、全国高校サッカー選手権でチームのベスト4入りに貢献。2008年に日本代表に選出されると、ワールドカップには3大会連続で出場した。2015年にはイングランドプレミアリーグのレスターに加入。移籍後1年目のシーズンでクラブ史上初のリーグ制覇に貢献した。その後2か国を渡りベルギー1部リーグで現役生活最後の試合を終えた。今後は指導者として新たな一歩を踏み出す。
ロシアのプーチン大統領が今週にも24年ぶりに北朝鮮を訪問する。ことし4月、北朝鮮の観光ツアーに参加したロシア人YouTuberアレクサンドラさん。最初は恐る恐るカメラを回し始めた物の、比較的自由な撮影を許されたという。凱旋門や展望台を観光した後、北朝鮮の金日成主席と金正日総書記の銅像の前へ。ここでも自由な撮影が許可され、北朝鮮当局からお辞儀を強制される事は無かったという。さらに一般市民と同じ地下鉄に乗ったり、楽器や踊りを練習する子供達を見学し、北朝鮮グルメを満喫。ガイドが監視するも長い自撮り棒を持ちながら街を自由に散歩している。去年、ロシア極東で会談したプーチン大統領とキムジョンウン総書記。経済や科学技術などの分野で協力を拡大することで合意した。その一環として今年2月には新型コロナ後としては初の外国からの団体旅行客をロシアから受け入れた。ただ、受け入れ当初のことし2月の段階ではそれほど自由はなかったよう。2月のツアー第1号に参加したロシア人YouTuber、ボスクレセンスキーさん。アレクサンドラさんのときとは違い、2月の段階では献花やおじぎの強制に加え細かい注意事項があったという。厳しい規制によりその後の観光ツアーへの参加者が減少したという報道も。それから2か月後のツアーに参加したアレクサンドラさん。厳しい規制は若干緩和されたのではないかと話す。キム総書記の招待に応じて今週にも24年ぶりに北朝鮮を訪れるプーチン大統領。両国の急接近を各国も注視している。
米国ニューヨークで行われた相撲イベント。集まったおよそ800人の観客が目と耳、そして舌で日本の伝統を堪能した。このイベントを主催したのはハワイ出身の元大関・小錦八十吉。日本を世界にもっと発信するため企画した。
ことしで39回目を迎える人気投票イベント、サンリオキャラクター大賞が発表された。90のキャラクターの中から1位に輝いたのはシナモロール。2位に100万票以上の差をつけ、見事5連覇を達成した。2002年にデビューしたシナモロールは遠いお空の雲の上で生まれた白いこいぬの男のコ。特技は大きな耳をパタパタさせ空を飛ぶことだそう。きょう、東京・新宿にある「シナモロールカフェ 新宿店」には1位のお祝いに駆けつけたというファンも。ファンを魅了するのはどういったところか?街のインタビューで「元気づけてくれるところ。どんなにつらい時も一緒に頑張ろうねってメッセージをくれる」などの声が聞かれた。シナモロールのSNSには普段から「いつだってきみのそばにいるよ」「気をつけていってらっしゃい!」などファンに寄り添う言葉が。
メジャーリーグドジャースの大谷翔平が圧巻のバッティングを見せた。現地米国では父の日だったきょう、移籍後初めてとなる2打席連続でのホームランを放った。
現地16日はファーザーズデイ。父の日にちなみMLB公式SNSでは大谷少年の写真が公開された。ドジャース3−0ロイヤルズ。父の日に2本のホームランを放った大谷。圧倒的な活躍にロバーツ監督も大絶賛。
実は今、日本の魚介類の消費量が過去最低となっている。カルビが看板の東京・小平市の焼き肉店「ワンカルビ花小金井店」ではランチタイムから肉を食べるパワフルな70代。先週公表された水産白書によると1人当たり魚介類の年間消費量は2001年度のおよそ40キロをピークに下がり続け、2011年度に肉類の消費量が逆転。2022年度はピーク時の半分ほどの22キロにまで減少し、調査を始めた1960年以来、過去最低となった。ランチタイムはつじ半日本橋本店ではすぐに満席となるが、客の8割から9割がインバウンド。外国人に魚が人気な一方、日本人に進む魚離れ。農林水産省の調査によると魚介類をあまり購入しない理由は肉類を家族が求めるからが45.9%で最も多く、ほかに価格が高い、調理が面倒など。
FISH A WEEK週一魚四谷店のメニューはサバを使ったアジアンテーストなカレーや、カツオだしを効かせた和風なのにスパイシーなサワラの西京焼きなど、週1回は魚を食べてほしいと調理法や味付けも工夫している。農水省は魚の消費を増やすには健康面など魚介類のプラス面を情報発信することが必要だとしている。
家族で守る東京100年食堂。千代田区神田、天保元年創業、アンコウ料理専門店のいせ源。店は東京都の歴史的建造物にも選ばれる趣のあるたたずまい。玄関横にあるショーケースには本物のあんこうが飾られ、客を出迎える。暖簾をくぐると下足札を手渡され、上がった座敷はまるで過去にタイムスリップしたかのよう。ランチどきには外国人観光客や家族連れでにぎわう。
あんこうをさばくのは7代目で店主の立川博之さん。接客を担当するのは博之さんの母で女将の康子さん。店の看板メニューがあんこう鍋。身や肝など7種類の部位と椎茸やうどなどの野菜と一緒に割下いただくのはいせ源流。いせ源ではあんこうを1匹まるの状態で仕入れる。この日は北海道・寿都産。それを吊るし切りにして7つの部位に切り分ける。部位ごとに下茹で。汚れを落とし大きな骨を外し、丁寧に下ごしらえする。割下は利尻昆布と3種類の削り節を琥珀色になるまで煮出す。そこに代々当主だけに伝えられる伝統のかえしを合わせる。おいしいあんこう鍋をいただいたあとの楽しみはおじや。ほとんどの人が頼むという。この味を求めて池波正太郎や小津安二郎もよく訪れた。千代田区神田、荒川静香の映像。写真:毎日新聞社/アフロ。東京マラソンに言及。
この味を求めて池波正太郎さんや小津安二郎さんもよく訪れたという。小津安二郎さんは窓際の席にいつも座って甘味処の竹むらを眺めながら食べるのがお気に入りだったという。
いせ源の創業はいまから194年前。七代目の博之さんは当時のことを「最初は京橋でどじょう屋だった。席数も100はゆうに超える大きな店だった」など言い伝えられてきたという。2代目からは神田でいまのいせ源としてあんこう鍋の他にも様々な鍋料理と定食をだしていた。4代目の政蔵さんのときにあんこう鍋がヒットしあんこう料理専門店になったのだそう。鍋とともに人気なのがきも刺し。まずあん肝を姿のまま蒸し上げる。きも刺はその中心部のいいところだけを使い端っこは鍋などに使う。もみじおろしをのせてポン酢につけていただけば旨味が広がる。昭和57年、店主の7代目博之さんが誕生。店はあんこう鍋といえばいせ源と言われるほど順風満帆だった。しかしトリノ五輪で荒川静香さんが金メダルに輝いた平成18年。いせ源氏に最大のピンチが。博之さんの祖父で5代目の源次郎さんががんで入院。さらに時を同じくして父の6代目修一郎さんも入院。大黒柱2人を欠いた店のピンチに当時店の銀行員として働いていた息子の博之さんを店に呼び戻した。博之さんは「自分1人では自身がないという母からのひと言があった時には決心がついた」などコメント。康子さんはいずれ店に入る博之さんのために内緒でフロッピーにレシピを落としてプリントアウトしたものといっしょに自宅の金庫に入れていたという。そして、初めて東京マラソンが開催された平成19年。5代目源次郎さんが亡くなり6代目と博之さんで店を守っていくことに。そんな店でいつの時代も人気なのはあんこうの唐揚げ。2日ほど寝かせ旨味を引き出した切り身を片栗粉にまぶし、白絞油で揚げた一品。からっとあがった切り身は山椒塩につけていただく。京橋と神田で194年、店を息子と守る康子さんは「皆さんに愛されて。まだまだ未熟なのでご指導いただいき大きくしてもらいたい」などコメント。7代目の博之さんは「女将を尊敬する姿というのは店に入ってからしれた部分もあるので。先代にも従業員にも感謝」などコメント。
台東区浅草橋、安政元年創業の江戸蕎麦手打處あさだ。昼どきには行列も出来る人気店。近所で働く人や問屋の多い浅草橋に買い物に来たついでに利用する人も多いという。そば打ちの担当は8代目の粕谷育功さん。そばをゆでるのは育功さんの父で7代目の安孝さん。接客担当は8代目、育功さんの妻、洋子さん。店の人気メニューは穴子天せいろ。店で使われるのは群馬県産のそばが中心で新そばの時期に真空パックした物を使用している。その日に使用する分だけ店で石臼を使い製粉。風味と喉越しに拘り毎日手打ちしている。あさだのつゆ出汁は本枯節とそ宗田節を使用。温かいそば用のつゆは少し甘めにし、冷たいそばは少し辛めにしている。アナゴは毎朝、豊洲で仕入れた新鮮なものを使い、ごま油でからっと揚げる。そばちょこに描かれているエビの絵は7代目の安孝さんが書いたものだという。店の歴史が始まったのは今から170年前の安政元年。初代・浅田甚右衛門がそば店を開き、8代目・粕谷育功は「おそば屋さん自体は江戸の庶民の食事処として人気があった」と話している。
昭和43年に7代目の粕谷安孝さんが三知子さんと結婚。昭和45年の大阪万博が開催された年に8代目の粕谷育功が誕生した。育功さんは大学を卒業後、料理の鉄人で有名な道場六三郎さんの店を始め、日本料理と手打ちそばの名店で腕を磨いていた。7年の修業を終え、江戸蕎麦手打處あさだに戻ったという。修行時代の技を活かした「あさだ味噌杉板焼」、そばの実や季節の根野菜などを西京味噌と練り合わせ杉板の上に伸ばして焼いた香り高い一品となっている。愛・地球博が開かれた2005年、そば店が一番忙しくなる大晦日に8代目の育功さんは7代目の父に機械との併用から手打ちだけにすると宣言した。その日以来、そばは全て手打ちに。育功さんが打ったそばと相性が良いのが「鴨南ばん」で、こちらも人気メニューだという。他にも「そば茶プリン」は牛乳と卵を使用し、そば茶で作ったプリンの上には干しイチジクと自家製のいちごのコンポートを乗せていて、黒蜜が入っているという。
「有吉ゼミ」の番組宣伝。
昼時のオフィス街に停まってあるキッチンカー。その支払方法に注目すると。あるお店では約7割が二次元コード決済だという。その便利さから使う人も多い。しかし、いま二次元コードが悪用され金をだまし取られる新たな詐欺が。今年3月21万円を超える被害にあったという人は。誰もがひっかかる可能性があるという巧妙な手口とは。
国民生活センターが注意喚起するなどいま相次いでいる二次元コード詐欺。どんな詐欺の手口があるのか!?まず取材に応えてくれたのは埼玉県に住む男性。先月半ば国税庁を名乗る詐欺メールが届いたという。男性は普段からPayPayで納税していたため、お支払いへというリンクをクリック。すると4万9678円を支払うための二次元コードが。しかし、メールの文字をもう一度見てみると所得税の税や債権の債の漢字に違和感が。さらに納付日があまりに急だったなどのことから詐欺だと気づき支払いはしなかった。国税庁によると二次元コード付きメールで納税を求めることはないという。
様々な支払いに使われている二次元コード。詐欺の手口も多岐に渡るという。続いては買い物をきっかけに21万円超だまし取られたケース。被害を訴えるのはお笑い芸人遠藤章造さんの妻。きっかけは今年3月ネットで買い物をしたこと。誕生日プレゼントにポケモンのカードを注文。学習用のプリントと合わせて約5200円を振り込んだという。すると数日後業者から連絡が。ネットで注文した商品の在庫がないとして業者からPayPayで返金したいとメールが来たという。LINEでやり取りを始めると業者から返金するため二次元コードを送ってほしいと指示されエンドウさんの妻が送ると「あなたのPayPayのアカウントが制限されている」と写真が送られてきたという。アカウントの制限を解除するといってある二次元コードを読み取るよう言ってきたという。業者がパスコードと言ってある番号を入力させた214890という数字。実は相手に送金する金額だった。騙されたと気付き電話をしたが、連絡はつかず。買い物したサイトもすでにアクセス不可だったため、警察とPayPayに相談中だという。国民生活センターは〇〇ペイで返金しますは詐欺を疑うよう呼びかけている。支払う前に二次元コードで読み込んだページの確認が大切だという。