- 出演者
- 松下奈緒 山里亮太 斎藤真美
CHEF-1グランプリ2024が開催。優勝賞金は1000万円。国民代表審査員はGACKT、上沼恵美子。
審査員の神田裕行、関谷健一朗、中村栄利、GACKT、上沼恵美子を紹介した。歌手だけでなく俳優としての活躍するGACKTは美食家としても知られている。上沼は料理番組「おしゃべりクッキング」のMCを27年務めた。今大会は6つのジャンルに分かれてエントリーがスタート。応募総数506名からレシピ審査を通ったシェフ103名が実技を披露。激闘の末、ファイナリスト4名が出揃った。
決勝戦はトーナメント方式で、第一試合のテーマは「インスタントラーメンに革命を起こせ！」。4大会連続で決勝に進出した山下さん対大会初出場のフレンチ吉岡さん。審査員は誰の料理かわからないまま試食する。調理時間は20分、仕上げは10分。山下さんは佐藤養悦本舗の「稲庭中華そば」を使う。エシャロット、パプリカ、仔羊肉、ハマグリなどを調理。吉岡さんは藤原製麺「しじみラーメン しお味」を使う。へしこ、ギリシャヨーグルトなど発酵食品を使って調理した。
第一試合試食審査。吉岡さんはCHEF-1の挑戦中に結婚、父の他界と人生が大きく動いた。人生の岐路に立つ吉岡さんが作ったのは「糠ヨーグルト ナッツ香るラーメン」。発酵食品の旨味を掛け合わせた。鶏だし、へしこのぬか、ギリシャヨーグルトを加えたスープに、具材にはバターとオリーブオイルで厚揚げにした豆腐、熟成酢とエシャロットを和えた絹さや、ナッツ。試食の結果、合計は74点だった。対する山下さんが作った「ハマグリと羊のラーメン」は86点で、山下さんが優勝決定戦進出決定。
第二試合は中華料理の花田さん対日本料理の木村さん。テーマは「肉じゃがに革命を起こせ」。
第二試合のテーマは「肉じゃがに革命を起こせ」。ことし独立し「atelier HANADA by 森本」をオープンした中華料理の花田さん対「東山緒方」で二番手を任されている日本料理の木村さん。木村さんはかつお出汁と醤油で煮込んだ熟成メークインを裏ごしし、桂剥きした男爵芋を油で揚げた。花田さんはラム肉を中華スープとスパイスで煮込んだ。
第ニ試合試食審査。花田さんが作ったのは「ラムじゃが」。2種類のラム肉を肉じゃがに使用した。炭火で焼いたラムチョップとダイス状にして炒めたラムの肩ロースを使用。じゃがいもはメークインと男爵芋。肩ロース、スパイスと煮込み片栗粉でとろみをつけた。パートフィロの上に餡、ラムチョップをのせて巻き、油で揚げた。味変ソースは上白糖、ウイスキー、ハーブオイル。試食の結果、合計は67点だった。
CHEF-1出場者のオリジナル餃子が食べられるフードイベント「CHEF-1フェス」が9月21日～23日に大阪・万博記念公園で開催決定。
第ニ試合試食審査。花田さんの得点は67点だった。木村さんが作ったのは「じゃが肉」。砂糖・みりんを使用しない肉じゃが。かつお出汁に熟成メークインを入れて醤油で煮詰めた。炊きあがったじゃがいもはペースト状にこし、男爵芋と玉ねぎをのせた。桂剥きした男爵芋は油で揚げた。しょうが醤油に漬け込んだ牛すじ肉は七輪で焼いた。味変ソースはかつお出汁、柚子胡椒、くず粉を煮込んでトマトを加えた。試食の結果、合計は75点だった。木村さんが優勝決定戦進出決定。
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木村さん対山下さんとなった優勝決定戦のテーマは「ハンバーグに革命を起こせ！」。先攻は木村さんで調理時間は40分。木村さんが作ったのは「とろたく」。バラの脂、牛すじ、タマネギを炒めてミンチにした3種の馬肉と合わせた。刻んだたくあんとハンバーグにして焼き色をつけた。ごま油の香りをつけて麩焼き煎餅で挟んだ。ソースはかつお出汁に甘い醤油を加えた。付け合せの大葉、わさびの醤油漬けをトッピングして海苔に巻く。
優勝決定戦のテーマは「ハンバーグに革命を起こせ！」。後攻の山下さんが作ったのは「王様」。魚と肉の合い挽きがポイント。シャトーブリアン、ヒレ肉、クエを粗挽きミンチにしてタマネギ、玉子、コニャックなどと練り込んだ。焼いたシャトーブリアンをダイス状にカットし、タネの中に入れた。表面に焼き目をつけてからオーブンで火を入れた。ソースはコンソメとクエの出汁が入ったスープに刻んだモロヘイヤを加えた。
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優勝決定戦のテーマは「ハンバーグに革命を起こせ！」。審査員が中村さんのハンバーグ「王様」を審査した。
木村さんは合計78点、山下さんは合計77点。CHEF-1グランプリ2024の優勝は木村さんに決定した。トロフィー、賞金1000万円、特製コックコートが授与された。副賞はザ・プレミアム・モルツ1年分。
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